火曜以降、ずーっと飲んでいるので、昨日あたりから胃痛持ちになってい
ます。飲み方回数も大概にしとかにゃ、内臓やられそうです。
春分の日の今日、もちろん当社は休業日でしたが、湿式鍍金課と乾式鍍
金課では数人が出社していました。湿式鍍金課は大物の剥離処理。平日
では他業務の妨げとなる為、日祝日を狙って作業を行なう第一回目です。
乾式鍍金課では受注量過多からのボトルネック現象解消を目的とした休
日出勤。2台目のイオンプレーティング装置を購入して作業者増員すれば
ボトルネックが解消するのはわかっていますが、資金と人材の調達こそ最
も難しい課題です。中々簡単にはコトは運びません。
そうした中、外国人技能実習生受入機関「公益財団法人国際人材育成機
構(アイム・ジャパン)」からの斡旋で、10月よりベトナム人技能実習生を4
名受け入れることにしました。湿式鍍金各種作業とバフ研磨作業を覚えて
もらうことになります。2月末にハノイ-ホーチミン市と訪問した際、ハノイに
ある「アイム・ジャパン」の予備研修施設を訪問し、日本で技能実習する予
定者たちが予備研修に真剣に取り組む様子に感銘を受け、当社にも実習
生を受け入れることとしました。実習期間は、現状3年間がMAXなのです
が、法制度改正により近々5年間となるはずです。実際、3年程度で当社の
技術を全て覚えるのはほぼ無理。きちんと教え、がんがん覚えたとしても5
年はかかります。当社だけでなく、技能実習生を受け入れている他社も同
様にお感じになっている所が多いはずです。
「アイム・ジャパン」は東南アジア各国から日本向け実習生を招き入れる機
関です。ベトナム以外にもタイ・インドネシアの技能実習生を日本国内の中
小企業に送り込んでいますが、今回、当社がベトナム人実習生を受け入れ
ることにした理由は、
①仏教国であること
②箸文化の国であること
③(僕が聞いている範囲では)勤勉な国民性であること
④ハングリーな若者が多いらしいこと
これら勘案しベトナム人複数を技能実習生として受け入れることにしました。
10月以降、彼らには湿式鍍金課を中心に技能実習に就いてもらいますが、
事前に実習内容を可能な限り最大限マニュアル化し、普通に入社してくる
日本人新人たちにも適合できるように、入職時研修を整備していきたいと
思っています。今の処、まだまだ整っていないので、これを良い機会とした
く思います。
2月末にハノイ訪問した際に縁故が出来た
「HANOI SOUTHERN SUPPORTING INDUSTRIAL PARK(HANSSIP)」
関係者と「在福岡ベトナム総領事館」の総領事と副領事合わせて7名が、
今朝、当社を訪問なさいました。休業日なので、僕のpptでの業務説明を
聴いた後は止まっている機械類を見ていただくだけでしたが、当社業務に
たいそう興味を持っていただけたようです。本来ならば、「HANSSIP」の皆
さん、昨日の午後、当社を訪問なさるはずだったのですが、事前に、大阪
からの無理っぽい移動予定を言ってきていたので、おそらく予定崩れるじゃ
ろーと予想していた処、案の定、昨日夕刻近くになって予定変更の連絡が
副領事から入ってきました。やれやれ致し方なし、と休日の今日、お迎えす
ることに。
アバウトな見学者と言えば、来週の25日から28日までの間の1~2日、イル
クーツクのエネルプレーデ社のスタッフ数名が当社見学においでになるは
ずです。この会社とは昨年7月に僕が訪問したことによってご縁が出来ま
した。当社業務にかなり興味を持っている模様なのですが、しかし、予定日
が迫る今日になっても、何日の何時頃から何時頃まで久留米に滞在し、当
社を何時間程度見学したいのか、いまだ詳細を言ってきません。ロシア人
の常、「どうせアバウトに流れるんだから、時間はテキトーでいいじゃろ。予
定は未定、決定じゃない」との感覚のようです。奴らロシア人、いつだってこ
んな風にこちらを振り回すので、たいそう疲れます。26日の午前中には、
セントルイスの工作機械メーカーと商社の担当者複数が当社来訪すること
になっており、バッティングすると面倒臭いことになるかも。
やはり、僕ら日本人って、綿密に予定策定すること・時間をきっちり守ること
について、世界水準を遥かに凌駕しているようです。
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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● シリンダーの分解・組立・油圧チェック作業が出来るようになりました。
お客様での分解組立作業の必要がなくなり、大変便利にご利用いた
だけます。
● 窒化クロム・窒化クロムアルミ・窒化チタンアルミ・酸化クロム・
窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を
アークイオンプレーティングで生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する、最も付加価値の高い
窒化クロムアルミ膜の厚付成膜可能です。
● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
ダイヤモンドライクカーボン)膜の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
膜の再生加工も開始。
● 内径18mm・深さ2000mmの細孔内への厚付硬質クロム鍍金が可能に
なりました。細孔内の耐摩耗性向上を図れます。
● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与に
ご利用下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行ないます。
● 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
での寸法・形状・機能の復元加工。
● 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げが可能です。
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