いわゆる「中国的な部分」にやられ放題やられています

スモッグで高曇りな毎日が続く上海です。


上海市東郊にある、米国の工作機械メーカーの上海分公司に、ついさっ
きまでいました。

その会社が製造している工作機械が、購入するに足るものなのかどうか
を判定する為に当社にて製作したテストピース（巨大×２本）が、未だ、
通関できていない為に、デモ機に載せてのテスト加工ができずにいます。

数週間前に日本を出たはずの当社製テストピースなのですが、上海税関
の嫌がらせか、、このメーカーの上海スタッフのやる気が無いのか、は
たまたイージーな連絡ミスなのか、明日、テストピースが１０時以前に
このメーカーへ入荷しないか、または、１４時までにテスト加工に目鼻
が付かないならば、ゴールデンウィーク明けに仕切り直しせねばならな
くなります。

何で通関ごときでそんなにてこずっているのかはっきりとはしませんが、
一つだけ痛切に思うのは、「ここは中国だ」という厳然たる事実。日本
の様に、気配り・先回り・段取り充分、などという言葉が普通に通用す
る社会では無いということ。

しかしね、高額売り上げとなる可能性が非常に高い客がテスト加工依頼
をし、その作業を見学に来るのですから、もう少しよりマシな下準備を
しておいてもらいたかった。

この会社、本社は合衆国、主工場はスイスにあります。今回は、上海の
分工場での見学＆打合せとなりましたが、この国にて作った機械を久留
米に持ってくる、とは間違ってもしたくないな～、との気持ちが極度に
増しております。勿論、購入するとして、その際にはスイス工場で製作
したものを持ってくることとするつもりです。

僕は決してあからさまな民族差別をしている訳ではないのですが、こう
歴然とここの人達のネガティブな部分を見せ付けられるとね～


今日はかなり非建設的な１日でしたが、いつも営業同行させてもらって
いる上海市内の日系企業から、ちょうど見積依頼をもらったこともあっ
て、午後早い時間帯に、外高橋保税区のそのお客様へ挨拶＆打合せに行っ
たりしていました。

ジリジリイライラしているより、なんぼかなりと建設的な活動をしてい
る方がマシですので。


疲労困憊の一日でした。



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