朝方まで小雨だった昨日、スタートの時刻を少し後ろに倒し8時30分から、
くじゅう連山最東端に位置する黒岳に登る為、北東側の白水登山路に取り
付きました。
10年ほど前に一度だけ登った事のある黒岳です。その時は、西側の男池
→風穴登山路(黒岳へのメインルート)を採りましたが、登り始めが遅すぎ
たのと想像以上にタフな山だったのとで、下山途中でとっぷりと陽が暮れ
落ち、森の深い山中で進退極まりかけたこと、一昨日の記事にしました。
あの事例を勝負事に例えるならば、限りなく敗北に近い引き分けといった
処か。
紅葉シーズンに木々の紅を愛でに出向く、との今回の主目的に勝るとも劣
らぬのが、今回のトライで前回の借りを返してきっちりやっつけ倒してやる、
との部分。
車を男池園地に駐車し、小雨が上がったばかりで路面が湿った県道を、徒
にて標高730㍍の白水登山口へ。
(黒岳の東斜面です。標高7~800㍍付近が紅葉の盛りの様です)
朝方までの小雨で湿ったままの落ち葉と岩石を踏みながら登山開始しました。
くじゅうの主要峰それぞれに数多ある登山路の中でも、大船山米窪登山路と
双璧をなすものと思われる、難易度高い黒岳白水登山路です。
胸突く急勾配の岩登りを繰り返し、標高差300㍍/時間の遅いペースにて
高度を上げていきました。
湿気高い天候の下、岩に生えた苔が滑ることと言ったら...
(標高1000㍍付近から東側の由布市庄内町方面が望めました。前回下山時
には、日没後で既に真っ暗だった地点)
(溶岩が冷えた際に出来た亀裂が広がり、そこを登山路としています。通称
「仙人岩」というらしいです)
(標高1200㍍付近で、紅葉の山腹の向こうに幾つかある黒岳のピークの
うちの一つ(おそらく荒神森)と、お隣の大船山が見えました)
(標高差600㍍を2時間20分のスローペースで登り、黒岳ピークの一つ
前岳に到着しました。湿気のある冷たい風で身体が冷えます)
さてここから、大きな山体のあちこちにぽつぽつ盛り上がっているピークの
うちの2~3個をやっつけ倒す所存。
前岳山頂を後にし、次のピーク上台に向かっている時、あろうことか滑りや
すい大岩上で苔に足を取られ、顎から岩に叩きつけられてしまいました。
身体を起すと、血液が岩にタラタラ流れ、ザックやシャツに赤い斑点が。
アチャー、やっちゃった。
その時点でちょうどすれ違おうとしていた下山途中の方に傷口を見て貰うと、
パックリサックリ開いているので、おそらく数針は縫わにゃなるまい、との
ご意見。とりあえずタオルで顎を押さえ、やっとこさ登ってきた登山路を引
き返す羽目になりました。
そのまま、最高峰の高塚から風穴に下り、ソババッケ→隠し水→男池園地
と、傷をタオルで押さえつつ歩を進めようか、とも考えましたが、傷を見て下
さった方から、白水への下山の方が歩行時間短いので傷には宜しかろうと
のお言葉をいただき、後ろ髪大いに引かれつつ、顎からドクドクと出血しつつ
Uターン。
ま、舌を噛んで口腔内大出血しなかっただけメッケものです。
下山に1時間半ほどかかりましたが、途中すれ違った方から特大の傷保護
テープやハンカチなど頂戴し、感謝と残念な思い双方を持って下りきりました。
下山した白水鉱泉には、怪我した際に傷を見て下さり、先に下りていた方
が何と車を回していただいていたので、男池園地駐車場まで徒で行かずに
済みました。
ご親切にして下さった大分のTさんと長崎のKさん、本当にありがとうござい
ました。
(自車に乗った段階で、顎傷発生記念撮影。ガーゼが血糊で真っ赤っ赤)
夕刻、久留米市内の休日当番医にてザクザクと4~5針縫われてきました。
大口開けると傷が引きつって痛いので、暫くの間、飯どきに難儀しそうです。
で、黒岳白水登山路との今回の勝負は返り討ちに遭って無残にも敗退。
あまり時期を置かずに再度出向くつもりなので待っとれよ~、との心持ち。
最近、医者絡みのエピソードが不本意ながらあまりに多いので、新たに
「医者ネタ」とのカテゴリーでも作ろうかしらん、と考え始めましたが、そんな
もン作るとロクなことにならなかろー、と今の処、思い留まっています。
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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
しました。
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くじゅう連山最東端に位置する黒岳に登る為、北東側の白水登山路に取り
付きました。
10年ほど前に一度だけ登った事のある黒岳です。その時は、西側の男池
→風穴登山路(黒岳へのメインルート)を採りましたが、登り始めが遅すぎ
たのと想像以上にタフな山だったのとで、下山途中でとっぷりと陽が暮れ
落ち、森の深い山中で進退極まりかけたこと、一昨日の記事にしました。
あの事例を勝負事に例えるならば、限りなく敗北に近い引き分けといった
処か。
紅葉シーズンに木々の紅を愛でに出向く、との今回の主目的に勝るとも劣
らぬのが、今回のトライで前回の借りを返してきっちりやっつけ倒してやる、
との部分。
車を男池園地に駐車し、小雨が上がったばかりで路面が湿った県道を、徒
にて標高730㍍の白水登山口へ。
(黒岳の東斜面です。標高7~800㍍付近が紅葉の盛りの様です)
朝方までの小雨で湿ったままの落ち葉と岩石を踏みながら登山開始しました。
くじゅうの主要峰それぞれに数多ある登山路の中でも、大船山米窪登山路と
双璧をなすものと思われる、難易度高い黒岳白水登山路です。
胸突く急勾配の岩登りを繰り返し、標高差300㍍/時間の遅いペースにて
高度を上げていきました。
湿気高い天候の下、岩に生えた苔が滑ることと言ったら...
(標高1000㍍付近から東側の由布市庄内町方面が望めました。前回下山時
には、日没後で既に真っ暗だった地点)
(溶岩が冷えた際に出来た亀裂が広がり、そこを登山路としています。通称
「仙人岩」というらしいです)
(標高1200㍍付近で、紅葉の山腹の向こうに幾つかある黒岳のピークの
うちの一つ(おそらく荒神森)と、お隣の大船山が見えました)
(標高差600㍍を2時間20分のスローペースで登り、黒岳ピークの一つ
前岳に到着しました。湿気のある冷たい風で身体が冷えます)
さてここから、大きな山体のあちこちにぽつぽつ盛り上がっているピークの
うちの2~3個をやっつけ倒す所存。
前岳山頂を後にし、次のピーク上台に向かっている時、あろうことか滑りや
すい大岩上で苔に足を取られ、顎から岩に叩きつけられてしまいました。
身体を起すと、血液が岩にタラタラ流れ、ザックやシャツに赤い斑点が。
アチャー、やっちゃった。
その時点でちょうどすれ違おうとしていた下山途中の方に傷口を見て貰うと、
パックリサックリ開いているので、おそらく数針は縫わにゃなるまい、との
ご意見。とりあえずタオルで顎を押さえ、やっとこさ登ってきた登山路を引
き返す羽目になりました。
そのまま、最高峰の高塚から風穴に下り、ソババッケ→隠し水→男池園地
と、傷をタオルで押さえつつ歩を進めようか、とも考えましたが、傷を見て下
さった方から、白水への下山の方が歩行時間短いので傷には宜しかろうと
のお言葉をいただき、後ろ髪大いに引かれつつ、顎からドクドクと出血しつつ
Uターン。
ま、舌を噛んで口腔内大出血しなかっただけメッケものです。
下山に1時間半ほどかかりましたが、途中すれ違った方から特大の傷保護
テープやハンカチなど頂戴し、感謝と残念な思い双方を持って下りきりました。
下山した白水鉱泉には、怪我した際に傷を見て下さり、先に下りていた方
が何と車を回していただいていたので、男池園地駐車場まで徒で行かずに
済みました。
ご親切にして下さった大分のTさんと長崎のKさん、本当にありがとうござい
ました。
(自車に乗った段階で、顎傷発生記念撮影。ガーゼが血糊で真っ赤っ赤)
夕刻、久留米市内の休日当番医にてザクザクと4~5針縫われてきました。
大口開けると傷が引きつって痛いので、暫くの間、飯どきに難儀しそうです。
で、黒岳白水登山路との今回の勝負は返り討ちに遭って無残にも敗退。
あまり時期を置かずに再度出向くつもりなので待っとれよ~、との心持ち。
最近、医者絡みのエピソードが不本意ながらあまりに多いので、新たに
「医者ネタ」とのカテゴリーでも作ろうかしらん、と考え始めましたが、そんな
もン作るとロクなことにならなかろー、と今の処、思い留まっています。
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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
しました。
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