激しい天気です。
今日はとりたてて何か発生した訳でもなく、無難な一日でした。
こういう日のブログは、ちょっと前の外廻りを書きつつお茶濁し。
４月１４日（土曜）
１３日に福岡市内に宿泊し、そのまま北九州市に車で走りました
が、催しのある門司港地区へは１４時に到着すればよかったので、
のんびりと道草していました。
１１時頃から大脇道に逸れて志賀島へ。
陸繋島の典型事例です。
（志賀島なんて何十年ぶりやろか）
（海の中道の途中から、博多湾越しにシーサイド百道が見えました。
福岡ドームが鈍く輝いています）
島を時計廻りに一周し始めますと、ほどなく島一番の観光スポット
「金印公園」です。
（西暦１７８４年に「漢委奴国王」と凹版に彫られた金印が農夫に
よって見つけられた場所が公園になっています。この碑自体は、
１９２２年に建立されたものなんだとか）
（南向きの緩傾斜を整地して、金印の巨大なレプリカ（コンクリー
ト製）が設置されていました。ちょうど金印とその入れ物が見つかっ
たあたりなんだと思われますが）
さらに島周回道路を走ること数分。西隣の玄海島が見えてきました。
２年前の地震で壊滅的被害を受けた島です。
（島の西側が集落のある一帯です）
ズームしてみました。
（崩壊した集落を再建するべく、土木工事真っ盛りの様です）
ここ、志賀島ではさほどでもなかった地震被害ですが、数㌔西の
玄海島ではご存知の通りの大被害。直下型地震の揺れは夕立の様
に、馬の背を分ける、と表現できるのかもしれません。
志賀島一周し、和白から北九州方向へ裏道をぼちぼち走っている
と、いつの間にか西鉄宮地岳線の新宮駅脇に出ました。
４月１日にこの駅から北側の、終点津屋崎駅までが廃止された
ばかり。
（新しく終点となった新宮駅の線路行き止まり部分。この電車は、
天神大牟田線からのお下がりの６００形。３０年ほど前の高校通学
の時分、大牟田線の急行用電車として走っていたやつです。その
節は大変御世話になりました。おそらく今後数十年間、宮地岳線
改め貝塚線をトロトロと走ることになるのかと思われます）
（新宮駅の北側は線路が部分的に撤去され、代行バスが待機して
いました）
もともと、この駅以北は、乗合バス程度で充分なぐらいの交通流動
しかなかったわけで、時節柄、廃止するのが順当だったとはいえ、
もう少しマシな結論が見出せなかったのか、との疑問も残ります。
福岡都市圏の一部を走り、沿線は人口増加しているのに、後ろ向き
な経営をしていたとしか思えないリキの入らなさぶりに、西鉄っ
ちゃーやっぱり鉄道会社じゃなくてバス会社なんやなー、とのいつ
もの慨嘆に行き着きます。
３大都市圏ほどの交通流動が見込めないやや大きめの地方都市圏域
をエリアとしている西鉄としては、軌道交通よりフレキシブルな
バス交通を主な営業手段とするのは真っ当と言えば真っ当なのです
が。
そんなことを考えながら北九州まで走っていました。
４月１５日（日曜）
前夜のアルコールなど問題とせずにバリバリと朝飯を喰ったつもり
でしたが、やはり、過ぎたるは及ばざるがごとし、やや重たくなっ
た胃袋をだましだまししつつ宿をでました。
（門司港レトロ地区の象徴、ＪＲ門司港駅駅舎です。今だ現役）
趣き充分な駅舎の道路挟んだ反対側に、門司港名物「焼きカレー」
の店が。
（胃袋が重たくさえなければ、話の種として喰ってみたはずな
のですが、この場面ではリスク回避の為にスルーとしました。
このあたりの行動様式、既に老獪の域に達しつつあるかも）
高速道路をとばして家に帰り着いたとしても、どうせ昼寝ぐら
いしかすることもありませんので、日豊線沿いに南下し、中津
から山国川を遡って日田経由で帰ることにしました。
途中、新北九州空港に寄り道し、山国川沿いでも枝道に入って
裏耶馬渓方面に。
（九重などよりさらに古い時代の火山である犬ヶ岳や英彦山など
の噴火による溶岩や噴出物の侵食され残り）
（裏耶馬渓あたりは、とにかく人気がまばらなのが良いです。
大して険しい山岳地帯でもありませんが、鄙びて寂しい処が
グッド）
こんな感じで、無目的にウロウロと時間を浪費しておりました。
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