地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

「世界の民族衣装展」に行ってきました

2007年02月25日 12時41分18秒 | 帽子ネタ


今日は、このブログ記事をやっつけた後、見込み客データベース作り、散髪、
車のエンジンオイル交換、庭木の剪定、と突っ走り続けます。

えらく忙しい日曜日の午後となりそうです。


昨日午後、家族で福岡市博物館へ行ってまいりました。

目的は、4月1日まで開催されている、市田ひろみコレクション「世界の民
族衣装展」の見学でした。

ちっとも行きたくないと申す家族どもを、車に放り込んで高速をすっ飛ばし、
15時前ぐらいから2時間弱、薄暗がりの展示スペースをあっちにうろうろ
こっちにうろうろしていました。


(福岡市博物館はシーサイド百道にあります。僕の出身高校のすぐ近所)


(えらく大層な入口です。ここは知識とアカデミズムの宝庫なんだよ!
わかったかっ!てな感じの印象)

予想していましたし当たり前のことなのですが、念の為に聞いてみました。

「写真撮影してもいいですか?」 もちろん駄目でした。

首にカメラをぶら下げて、シャッター押したくてうずうずしながら展示さ
れている民族衣装とエスニック帽を見て廻りました。

出口の関連グッズ売り場で、3990円の本を買いました。


(服飾研究家市田ひろみ著作の「世界の衣装をたずねて」です)

帽子ネタの次回以降は、この中からの紹介を行なうことになる線が濃厚


(常設の書籍・小物販売コーナーでも買い物しました。オーギュスト・
ラシネの「LE COSTUME NATIONAL 民族衣装」です。古いハードカバー
の改定文庫版です。今の時代としては物凄い安価。何と291円也。
即、買いっ!でした)


(小さいケーナも売ってました。南米の楽器です。田中健が岩戸山古墳
で演奏するやつです)


(「世界の衣装をたずねて」をレジに持っていくと、市田先生の直筆サ
イン入り本がありますので、そちらにしましょうか?、と尋ねられました。
とりたてて市田ひろみのファンというわけでもないのですが、サインが
入っていて困るものでもなし、万々が一プレミアムでも付いたら大ラッキー
なので、サイン入りに変えていただきました)

写真に撮って読者の皆さん方に大自慢しようと思ったのですが、その
あたりの邪念が腕の震えにつながったのか、ご覧の通りぼやけてしまっ
ています。

ピントのあった市田ひろみサインをご覧になりたい向きは、ご面倒でも
コメント欄に御記入下さい。

再度撮影の上、ブログアップ致すこと、吝かではございません。


「世界の衣装をたずねて」をじっと見ていますと、横から娘が、「その
あたり、どこに面白みがあるのかよくわからな~い」とか、浅学なこと
をしきりに申しておりました。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
    または、TEL:0942-34-1387 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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「木星接近・スイングバイ」って、もはやありふれたことなんだろうか?

2007年02月25日 00時04分31秒 | 大気圏外ネタ
数時間前の時点で、「ニューホライズンズ」の木星までの距離は、665万㌔
でした。

地球⇔月 間距離の17倍ぐらいの位置まで近づきました。


(速度は19.96km/秒です。数週間前より500㍍/秒ほどスピードが上がりました。
木星の引力のおかげです。まだまだ速くなっていきます)

木星最接近時のガリレオ衛星との位置関係はどんなもんでしょうか?

良好な角度で撮影・観測できれば良いのですが。

ちなみに、木星⇔イオ 間距離は約42万㌔、木星⇔ユーロパ 間距離は約67万㌔、
木星⇔ガニメデ 間距離は約107万㌔、木星⇔カリスト 間距離は約188万㌔です。

「ニューホライズンズ」は、カリストの軌道のさらに外側を通過しますので、
木星接近とは言っても、かなり遠い所を通過していくわけなのですが。


過去、木星に接近・スイングバイ・周回した探査機は以下の6機です。


①1973年12月に木星まで約13万キロメートルまで最接近したパイオニア10号

②1974年12月4日に木星に最接近し、3万4千㌔まで近づいたパイオニア11号

③1979年3月5日に木星に34万9千㌔まで近づき、スイングバイしたボイジャー1号

④1979年7月9日に木星に最接近し、スイングバイしたボイジャー2号

⑤1995年7月から2003年9月まで、木星を周回しつつ観測を続けたガリレオ

⑥2000年12月30日に木星をスイングバイし土星へ向かったカッシーニ
 その際、木星を周回していたガリレオと木星の磁気圏を共同観測する
 「ジョイント・ミッション」を行ないました。


で、今回の「ニューホライズンズ」の木星接近は、史上7回目となるわけです。


はっきり言って、エポックメイクな意義はもはやあまりありません。天文学・
惑星学的意義も、冥王星探査の途中にスイングバイの為に立ち寄ったものです
ので、長期間周回したガリレオほどには見込めません。

だもんで、最接近を数日後に控えたこの時期でさえ、報道機関は大きくとり上げ
ておりません。

もはや、無人探査機の木星接近程度では、マスコミへのアピール度は高くはなら
ないのか?


ここである種の感慨。

子供の頃(1970年前後)には夢想の中にしかなかった木星系の光景も、ロボット
探査体の度重なる訪問により、当たり前の、あまりびっくりすることでもない
現実として、世間一般に認識される様になってしまっている2007年。これからは、
この傾向が一段と強まっていくことでしょう。


数日後に「最速の探査機が木星系を通過」と小さく地味に報道されるはずですの
で、各報道機関がどの様にアナウンスするのか注視しておこうと思っています。



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