まい・すぺーす

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豊橋市二川宿本陣資料館

2009-08-19 23:00:00 | 放浪見聞録
豊橋市二川宿本陣資料館で企画展「鉄道開通」を見学した後、資料館の常設展示及び二川宿本陣・旅籠屋「清明屋」の建物を見学しました。

▼本陣入口



▼本陣内の大名が利用した部屋(上段の間)



建物の一番奥にあり、床も他の部屋より一段高くなっています。
大床・付書院・御簾が付けられていました。
この部屋は立ち入り禁止です。

▼上段の間の隣にある上湯殿

大名が使用するお風呂です。
他のお風呂よりも広々としていました。
お殿様は自分で体を洗わず、御付の方が体を流していたのでしょう。

▼雪隠(上段の間のトイレ)



大用・小用の二つに分かれていました。
床は畳敷きになっていますが、汚した場合大変そうです。
陶器の便器しか見た事がないので、木製便器が新鮮でした。

▼大名(殿様)が乗った籠



漆塗りの概観・内部の織物など、さすがお殿様が乗るだけあって豪華です。
でもこの狭い空間で揺さ振られる事を想像すると、酔ってしまいそうです。

本陣・旅籠屋「清明屋」の建物にいると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
一部で復元工事が施された箇所はありますが、「よくぞこの建物を現代まで残してくれた」と言いたくなるほど、素晴らしいものでした。
鉄道開通の展示見学に時間を割いてしまったので、建物・常設展示見学はやや駆け足でしたが、それでも十分に江戸時代の雰囲気を感じることが出来ました。

資料館では絶えず企画展を開催しており、何度も訪問したくなる資料館でした。


※二川宿について詳しくはこちら
※本陣について詳しくはこちら
※旅籠屋「清明屋」について詳しくはこちら


PS,資料館のすぐ裏には、現代の東海道の輸送を担う東海道本線と新幹線が通っていました。江戸時代の雰囲気を伝える建物に聞こえる最新鋭の移動手段の音というギャップに、不思議な感覚を覚えました。(^^ゞ
あと本陣・旅籠屋「清明屋」の建物ともに梁の高さが低かったです。
私は普通に通れましたが、身長180センチ以上の人は確実に頭をぶつけます。



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