白熱電球の製造中止表明へ 温暖化対策で蛍光灯に切り替え CHUNICHI Web
政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった。白熱電球に比べ消費電力が少なく、長持ちする電球形蛍光灯への切り替えを促す狙いがある。年明けにもまとめる新たな対策に盛り込む方向。メーカーに協力を要請するとともに、海外にも同様の取り組みを呼び掛ける考えだ。政府筋が19日明らかにした。
切り替えの期間は今後詰めるが、「3年以内」とする案も出ている。温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書の約束期間が来年から始まるのを控え、排出量が急増する家庭・オフィス部門の対策を強化。全世帯が電球形蛍光灯に切り替えた場合のガス削減効果は、家庭からの排出量の1・3%に当たる約200万トンとみている。
ただ、家庭で使う電球形蛍光灯の価格は白熱電球に比べ10倍以上と高いため、消費者の反発を招く可能性もある。
白熱電球の製造・販売を止めさせて、電球型蛍光灯へ切替えを促すらしいです。
なんともまぁ、世間知らずなお役人の短絡的な発想なんでしょう
我家では、風呂場の電球は電球型蛍光灯を使っていますが、トイレ・玄関などは白熱電球を使っています。
白熱電球を使用する理由は、一日に何回も点灯・消灯を繰り返すからです。
電球型蛍光灯は長時間点けっ放しにする場合は経済的ですが、繁雑に点灯・消灯を繰り返す場合は、逆に寿命が短くなります。
つまり繁雑に点灯・消灯する箇所は、白熱電球のほうが経済的です。
また温室等で白熱電球を使用している例もよく見かけます。
植物に光を当てて成長を促進させるという目的もありますが、電球の発熱を利用して温室内の温度を上げるという目的もあります。
それぞれの製品の特徴を理解せず、国の権限で一律に強制して電球型蛍光灯へ切替えさせるのは、全く理解できません。
電球をを製造しているメーカーも素直に指導に応じるとは思えませんが、お役所が許認可などの権限で兵糧攻めにして、嫌でも応じさせるように追い込む事も考えられます。
霞ヶ関の人間のアタマの中は、理解できねぇよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます