まい・すぺーす

更新放置中(-_-;)

天地人ついに最終回

2009-11-22 23:30:35 | テレビ・ラジオ
大河ドラマ「天地人」が本日最終回を迎えました(^-^)v
最終回はいつもの45分を75分に拡大(龍馬伝・坂の上の雲番宣のため実際は70分)しての放送でしたが、それは拷問に近いものがありました( TДT)
最終回の細かい内容は他に詳しく丁寧に書かれているブログがあるのでここでは省くけど、回想シーン無くせばいつもの45分で済んだような気が…( ̄- ̄=)…

そして11ヶ月見続けた感想は

「よくぞ最終回まで見続けた。よく耐えた。自分で自分を褒めてやりたい。」

1回目か2回目、まだ兼続が子ども店長で与六だった頃「北斗の七星が…」と出てきた時に (゜Д゜ )ハァ? と思ったのだけど、「どんな大河ドラマでも最初の頃はつまらない、次第に面白くなってくるはず」と思って見続けた。兼続が必要以上に持ち上げられたり兼続に都合の良い展開で話が進んでも「ドラマには多少強引だったり、滅茶苦茶な展開は付き物」として見続けた。(今思えばそれが不幸の始まりだった)
だが結局最後まで見ても、主人公の兼続を始め登場人物誰一人にも感情移入できなかった。
また期待した兼続の関ヶ原以降の苦労・功績が全く描かれず、何をしたのか分からない口先だけの人物としての印象になってしまった。・゜・(つД`)・゜・

そして元々嫌いだった妻武器(あえて誤字)がもっと嫌いになった。
天地人の脚本が悪いのが根本にあるけど、妻武器の演技も「もう少し何とかならないのか」と思えるほど酷かった。妻武器には二度と大河に出るなと言いたい。
でも逆に嫌いだった小栗旬の事は、石田三成役を見て好感をもてるようになった。
いつか小栗主役で「大河ドラマ 石田三成」をやって欲しいとさえ思ってる。

来週からの「坂の上の雲」来年の大河「龍馬伝」が良い作品である事を期待したい(天地人より酷いドラマなんて、よほどの事が無い限りありえないと思うが)



|∀・)・・・・・天地人の悪口ばかり書いたけど、良かったと思える所も僅かだけどあった。
一つ目は秀吉臨終のシーン。
秀吉が三成に何度も「茶をくれ」と頼んで「秀吉ボケたのか」と思ったが、あれは秀吉と三成が最初に出会った時のエピソードを描いていると知り、奥が深いなと感じた。
二つ目は関ヶ原で小早川秀秋が西軍を裏切るシーン。
三成が「戦い勝利の後は秀秋殿に関白になってもらう所存である」と伝えた時、秀秋が「たとえ関白になっても秀頼成人後は秀次と同じように捨てられる」と悟ったシーンは、「徳川の脅しにびびったのではなく、自分の立場を悟って東軍についた」という新たな描き方には感心した。
だが一年近く続いたドラマで、二つしか良いと思える場面が無かったのは悲しい。