
(2014.5.31再訪)
妻と小諸でいちご狩りを楽しんだ後、旧軽銀座経由で草津温泉に立寄りました
草津温泉ではどこに寄ろうか思案しましたが、妻が行ったことがなく気になっていたという御座之湯に立寄ることに決定
御座之湯近辺(湯畑周辺)ではいまだに工事が続いていて、木造の建物が新しく建てられていました。公園のようになるのでしょうか、完成が楽しみです
浴室に入ると、浴槽は木製でした。ここには木之湯と石之湯があって男女入替制となっています。前回は石之湯だったので、今回木之湯に入れたのはラッキーでした
木之湯も石之湯同様、浴槽が二つありそれぞれに湯畑源泉、万代(鉱)源泉が注がれています。前回掲示されていなかった分析表が今回は脱衣所に掲示されていて、双方共に源泉100%かけ流し。本来より少し大人しめの湯になっているので加水しているのかと思っていましたが、そうではないようです。
まず始めに湯畑源泉に浸かりました。湯は微白濁で、香りは油(檜)臭が混ざった硫黄臭といった感じ。時々草津の湯でこの香り(油臭)を感じることがあります。酸味はそれほど強烈でなく、滑り感も中程度。入浴客が多かったからでしょう、だいぶ劣化している感じでしたが、それでも喉のかぶれがヒリヒリしたので、強烈な湯であることに変わりはありません。
続いて万代(鉱)源泉の浴槽へ。万代源泉には珍しく微濁していました。こちらも少々劣化気味ということでしょうね
ただし酸味、滑り感は湯畑源泉より圧倒的に強く、草津最強の湯であることがよく分かります。ただ見た目はやはり湯畑源泉と変わらないので、源泉が違うことに気付く人はそれほどいないでしょう。
前回入浴時に比べると、お客の入りはそこそこで、だいぶこの施設の存在が知れ渡ってきたのではないでしょうか。湯畑にある足湯や共同浴場の白旗の湯は、無料ですがかなりの混雑なので、500円を支払ってでもこちらに入った方がゆっくりできるし、草津の湯を楽しむことができると思います

(2013.6.22)
先日、親戚と草津温泉 大滝乃湯に行った際、湯畑の近くに見慣れない大きな木造の建物ができていて気になっていたのですが、調べてみるとそれは「御座之湯」という日帰り温泉施設で、今年(2013年)の4月25日にオープンしたとのこと
これは是非行かなければと思い立ち、大滝乃湯に入湯した2週間後に御座之湯を訪れました
江戸・明治初期にかけて、湯畑周辺には「御座之湯、綿の湯、かっけの湯、滝の湯、鷲の湯」という5つの湯屋があり、その中で源頼朝にゆかりがあるとされる「御座之湯」をこの度再建したということです
木造で巨大なこの施設は湯畑周辺では異彩を放っており、見た目は高級旅館のよう
すぐ近くにある共同浴場の白旗の湯は、以前は目立つ存在でしたが、この施設が建ったことであまり目立たなくなったような気がします
ちなみに白旗源泉の湯畑は御座之湯の目の前で、綺麗に整備されています
建物に入ってすぐ左側に受付があり、料金500円を支払います
草津温泉の日帰り入浴料金は800円が相場だからかなりお得ですね
ただし駐車場がないので、有料駐車場に車を停めて歩いてくるとなると、どっこいどっこいな気もします。
浴室は木造の巨大な湯屋造りで、その広さにビックリ
梁には結構太い木材を使用しているので建設費がかなりかかっているような気がします。そしてさすがに建てられたばかりなので木の香りが心地よく香ってきます
広い浴室は随分とシンプルなレイアウトで、二つに仕切られた広い浴槽が一つと、かけ湯が一つ、そして洗い場が4つだけです。客の人数を考えると洗い場が少ないような気がしますが、かけ湯の所に入浴指南として「入浴後、肌に残る温泉を洗い流さないことで、草津の湯が持つ最良の効能を保つことができます」と掲示されていることから、あえて洗い場を少なくしているのかもしれません。温泉ソムリエでも、草津温泉のように刺激が強い温泉に入る際に、体をゴシゴシ洗うと皮膚を傷めてしまうと教わっているので、入浴前と入浴後にかけ湯(もちろんこちらも温泉)するくらいで十分なのです
二つに仕切られた石造りの浴槽(石之湯と木之湯があり、この日は男性側が石之湯。毎日男女入替制)には、手前側に万代(鉱)源泉、奥側に湯畑源泉の湯が注がれています。一つの施設で二つの源泉を楽しめるのは嬉しい限りですね
どうせなら施設の目の前にある白旗源泉を味わいたい所ですが、湯の権利などいろいろあるのでしょう。

まずは手前の万代源泉の湯に浸かります。湯は無色澄明で、湯の香はあまりないものの、味は強烈な酸味があり、肌が溶けるようなヌルヌル感があります。そして、さすがpH1.5の湯だけあってピリピリくる湯です
となりの湯畑源泉の湯と入り比べてみると、草津最強の酸性度であることがよく分かりますね
一方、湯畑源泉の湯は若干白濁していて、ほのかに硫黄臭が香る湯です。万代源泉の湯より酸味、ヌルヌル感は弱く、マイルドな感じ。それでもpH2.0の湯は強烈なことに変わりありません
この施設において、2つの源泉はそれぞれの特徴を見せてはいましたが、見た目、浴感共に注意深く観察しないと分からない程度の違いしかなく、湯温もほとんど同じ(43℃)だったので、違う源泉が使われていることに気がつかない人も多いのではないでしょうか(もちろん源泉名の表示はされています)。湯畑源泉がもっと白濁していれば色違いの湯で面白い光景になるのですけど、こればかりは自然の物なのでいかんともし難いですね
この後に入湯した共同浴場の湯と比較すると、湯船が広い分お湯の新鮮さでは劣っているものの、広々とした浴槽で気軽に草津の2源泉を楽しめ、それほどお湯の熱さと闘わなくてよいというのは魅力ですね
まだオープンしたばかりで知名度が低く、大滝乃湯と比べるとまだまだお客は少ない感じですけど、徐々に湯畑近辺の名物施設として人気が出てくるでしょう
妻と小諸でいちご狩りを楽しんだ後、旧軽銀座経由で草津温泉に立寄りました

草津温泉ではどこに寄ろうか思案しましたが、妻が行ったことがなく気になっていたという御座之湯に立寄ることに決定

御座之湯近辺(湯畑周辺)ではいまだに工事が続いていて、木造の建物が新しく建てられていました。公園のようになるのでしょうか、完成が楽しみです


浴室に入ると、浴槽は木製でした。ここには木之湯と石之湯があって男女入替制となっています。前回は石之湯だったので、今回木之湯に入れたのはラッキーでした

木之湯も石之湯同様、浴槽が二つありそれぞれに湯畑源泉、万代(鉱)源泉が注がれています。前回掲示されていなかった分析表が今回は脱衣所に掲示されていて、双方共に源泉100%かけ流し。本来より少し大人しめの湯になっているので加水しているのかと思っていましたが、そうではないようです。
まず始めに湯畑源泉に浸かりました。湯は微白濁で、香りは油(檜)臭が混ざった硫黄臭といった感じ。時々草津の湯でこの香り(油臭)を感じることがあります。酸味はそれほど強烈でなく、滑り感も中程度。入浴客が多かったからでしょう、だいぶ劣化している感じでしたが、それでも喉のかぶれがヒリヒリしたので、強烈な湯であることに変わりはありません。
続いて万代(鉱)源泉の浴槽へ。万代源泉には珍しく微濁していました。こちらも少々劣化気味ということでしょうね

前回入浴時に比べると、お客の入りはそこそこで、だいぶこの施設の存在が知れ渡ってきたのではないでしょうか。湯畑にある足湯や共同浴場の白旗の湯は、無料ですがかなりの混雑なので、500円を支払ってでもこちらに入った方がゆっくりできるし、草津の湯を楽しむことができると思います



(2013.6.22)
先日、親戚と草津温泉 大滝乃湯に行った際、湯畑の近くに見慣れない大きな木造の建物ができていて気になっていたのですが、調べてみるとそれは「御座之湯」という日帰り温泉施設で、今年(2013年)の4月25日にオープンしたとのこと


江戸・明治初期にかけて、湯畑周辺には「御座之湯、綿の湯、かっけの湯、滝の湯、鷲の湯」という5つの湯屋があり、その中で源頼朝にゆかりがあるとされる「御座之湯」をこの度再建したということです




建物に入ってすぐ左側に受付があり、料金500円を支払います


浴室は木造の巨大な湯屋造りで、その広さにビックリ



広い浴室は随分とシンプルなレイアウトで、二つに仕切られた広い浴槽が一つと、かけ湯が一つ、そして洗い場が4つだけです。客の人数を考えると洗い場が少ないような気がしますが、かけ湯の所に入浴指南として「入浴後、肌に残る温泉を洗い流さないことで、草津の湯が持つ最良の効能を保つことができます」と掲示されていることから、あえて洗い場を少なくしているのかもしれません。温泉ソムリエでも、草津温泉のように刺激が強い温泉に入る際に、体をゴシゴシ洗うと皮膚を傷めてしまうと教わっているので、入浴前と入浴後にかけ湯(もちろんこちらも温泉)するくらいで十分なのです

二つに仕切られた石造りの浴槽(石之湯と木之湯があり、この日は男性側が石之湯。毎日男女入替制)には、手前側に万代(鉱)源泉、奥側に湯畑源泉の湯が注がれています。一つの施設で二つの源泉を楽しめるのは嬉しい限りですね


まずは手前の万代源泉の湯に浸かります。湯は無色澄明で、湯の香はあまりないものの、味は強烈な酸味があり、肌が溶けるようなヌルヌル感があります。そして、さすがpH1.5の湯だけあってピリピリくる湯です


一方、湯畑源泉の湯は若干白濁していて、ほのかに硫黄臭が香る湯です。万代源泉の湯より酸味、ヌルヌル感は弱く、マイルドな感じ。それでもpH2.0の湯は強烈なことに変わりありません

この施設において、2つの源泉はそれぞれの特徴を見せてはいましたが、見た目、浴感共に注意深く観察しないと分からない程度の違いしかなく、湯温もほとんど同じ(43℃)だったので、違う源泉が使われていることに気がつかない人も多いのではないでしょうか(もちろん源泉名の表示はされています)。湯畑源泉がもっと白濁していれば色違いの湯で面白い光景になるのですけど、こればかりは自然の物なのでいかんともし難いですね

この後に入湯した共同浴場の湯と比較すると、湯船が広い分お湯の新鮮さでは劣っているものの、広々とした浴槽で気軽に草津の2源泉を楽しめ、それほどお湯の熱さと闘わなくてよいというのは魅力ですね




初めて知る情報、ありがとうございました☆
とても感じの良い造りの温泉施設ですね♪
一週間くらい草津温泉でのんびりしたいですね☆
御座之湯は本当にいつの間に建てたんだ?って感じです。今は綺麗過ぎに思えるほどですが、そのうち味が出てくるでしょう