
ぽかぽかランド美麻は、小川の湯からオリンピック道路を白馬方面に10分ほど行った所にある、道の駅としても登録されている温泉宿泊施設です
実はこの温泉、16~17年前の学生時代に訪れたことがあるのですが、私にとっては曰く付きの温泉です。何故かと言うと、この温泉を訪れた後、帰りに近くのトンネルの凍結路面でスピン、事故ってしまったのです
車は動けなくなり、美麻まで親に来てもらって牽引、何とか車屋まで辿り着くという、散々な目に遭いました
温泉には全く罪はないですが、ただただ嫌な思い出だけが残っています(温泉の記憶はほとんど残っていません・・・)。
施設に到着すると、駐車場には多くの車が停まっていました。さすがは道の駅でもあるだけのことはあります。私の記憶の中では普通の日帰り入浴専門の施設だったはずなのに、雰囲気が変わっていて少し戸惑いました
後で調べてみたら2014年11月の神城断層地震で大きな被害を受けたため休業し、今年8月にリニューアルオープンしたばかりだそうです。
フロント横に券売機があるので、600円(以前は700円)で購入しフロントへ提出。売店を通り抜け、長い廊下の先に浴室があります。入浴施設は新装となっているので昔の面影はなく、ピカピカで綺麗
脱衣所なんかは入浴法などの張り紙が2枚あるだけで、普通はたくさん張り紙が張ってあるイメージの脱衣所としては何か違和感が。まあ他の施設が余計な張り紙をしているだけかも知れないですけど。

浴室には寝湯併設の大浴槽とジェットが出ているマッサージ風呂、そしてサウナがあります。寝湯はボタンを押すと強力なバイブラバスとなり、普段はこういう泡系が嫌いな私ですが体が浮くような強力なバイブラで面白かったですね
基本お湯を劣化させるのでジェット、バイブラは温泉にはいらないと思うのですけど、元々特徴がない湯なのでこういうのもありかなと思いました。

お湯はほぼ無色透明ですが、若干ささ濁りしているようにも見え、無味無臭で、弱いツルスベ感のみ感じられます。湯の使用法は循環式で、加水、加温、殺菌剤(塩素栄薬剤)添加ありのフルマーク
ただその割には殺菌剤の存在がほとんど感じられず、塩素臭&薬品味がしませんでした(マッサージ風呂はわずかに塩素臭あり)。
湯の投入方法は浴槽内への注入のみで、オーバーフローもないから浴槽の温泉情緒は全くありません。お湯も浴槽も温泉らしさなしで、マッサージ風呂や寝湯(バイブラバス)がある様はほぼスーパー銭湯ですね

内湯浴室のすぐ隣には露天風呂があります。露天風呂は一応岩風呂になっていますが、こちらも湯の投入は浴槽内注入のみ。景色も塀に囲まれていてあまりよくないので、やはり情緒に欠けます。それに屋根がないので、この日は雨でしたがそのまま雨に濡れることになります。冬は結構雪が多い地域なはずですけど、これで大丈夫でしょうか?お湯の浴感は内湯とほぼ同じ。薬品臭&味が強いのは、露天なのである程度仕方ないでしょう。

さて、この施設で使用している源泉は、以前は白糸の湯という独自源泉で、25.1℃の単純温泉という温泉になれるギリギリの源泉でした。しかし、この日廊下で見つけた温泉分析書には、くろよんロイヤルホテルで使用されていたのと同じ葛温泉の源泉が載せられていました。白糸の湯源泉は地震の影響で使えなくなってしまったのでしょうか?それに葛温泉はかなり遠いので当然ローリー湯(タンクローリーによる輸送)と考えられます。元々あまり個性が強くない葛温泉がローリー湯で循環となれば、ただの白湯に近くなるのは当たり前。白糸の湯源泉は苦労して掘削した源泉らしいので、是非復活してもらいたいものです。
あまり記憶にないとは言っても、リニューアル前の方が露天風呂など温泉らしさがあったような気がします。正直リニューアルによって現代風というか、スタイリッシュになり過ぎたと思いますが、被災した施設の復興ということで仕方ない部分もあったのでしょう。温泉施設が減っていく昨今で、とにもかくにも、大地震の被害から復活したというのは喜ばしいことですね


実はこの温泉、16~17年前の学生時代に訪れたことがあるのですが、私にとっては曰く付きの温泉です。何故かと言うと、この温泉を訪れた後、帰りに近くのトンネルの凍結路面でスピン、事故ってしまったのです


施設に到着すると、駐車場には多くの車が停まっていました。さすがは道の駅でもあるだけのことはあります。私の記憶の中では普通の日帰り入浴専門の施設だったはずなのに、雰囲気が変わっていて少し戸惑いました

フロント横に券売機があるので、600円(以前は700円)で購入しフロントへ提出。売店を通り抜け、長い廊下の先に浴室があります。入浴施設は新装となっているので昔の面影はなく、ピカピカで綺麗


浴室には寝湯併設の大浴槽とジェットが出ているマッサージ風呂、そしてサウナがあります。寝湯はボタンを押すと強力なバイブラバスとなり、普段はこういう泡系が嫌いな私ですが体が浮くような強力なバイブラで面白かったですね


お湯はほぼ無色透明ですが、若干ささ濁りしているようにも見え、無味無臭で、弱いツルスベ感のみ感じられます。湯の使用法は循環式で、加水、加温、殺菌剤(塩素栄薬剤)添加ありのフルマーク

湯の投入方法は浴槽内への注入のみで、オーバーフローもないから浴槽の温泉情緒は全くありません。お湯も浴槽も温泉らしさなしで、マッサージ風呂や寝湯(バイブラバス)がある様はほぼスーパー銭湯ですね


内湯浴室のすぐ隣には露天風呂があります。露天風呂は一応岩風呂になっていますが、こちらも湯の投入は浴槽内注入のみ。景色も塀に囲まれていてあまりよくないので、やはり情緒に欠けます。それに屋根がないので、この日は雨でしたがそのまま雨に濡れることになります。冬は結構雪が多い地域なはずですけど、これで大丈夫でしょうか?お湯の浴感は内湯とほぼ同じ。薬品臭&味が強いのは、露天なのである程度仕方ないでしょう。

さて、この施設で使用している源泉は、以前は白糸の湯という独自源泉で、25.1℃の単純温泉という温泉になれるギリギリの源泉でした。しかし、この日廊下で見つけた温泉分析書には、くろよんロイヤルホテルで使用されていたのと同じ葛温泉の源泉が載せられていました。白糸の湯源泉は地震の影響で使えなくなってしまったのでしょうか?それに葛温泉はかなり遠いので当然ローリー湯(タンクローリーによる輸送)と考えられます。元々あまり個性が強くない葛温泉がローリー湯で循環となれば、ただの白湯に近くなるのは当たり前。白糸の湯源泉は苦労して掘削した源泉らしいので、是非復活してもらいたいものです。
あまり記憶にないとは言っても、リニューアル前の方が露天風呂など温泉らしさがあったような気がします。正直リニューアルによって現代風というか、スタイリッシュになり過ぎたと思いますが、被災した施設の復興ということで仕方ない部分もあったのでしょう。温泉施設が減っていく昨今で、とにもかくにも、大地震の被害から復活したというのは喜ばしいことですね



私もリニューアルした直後に偶然訪れました。以前は脱衣場が狭かったことしか覚えていないのですが、確かに温泉らしさはあまり感じられなかったですね。葛温泉を使っていたとは気がつきませんでした。
あの地域の知り合いの方に聞くと、温泉そのものよりも、お年寄りの寄り合い処というか、社交場的な役割も大きいようです。それはそれでアリかなぁと思います。
今回もまた良い記事をありがとうございました。
何より、地域の寄り合い処が復活したということが、一番でしょうね