トーネードの無職生活

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西方電撃戦を読む

2015-10-13 07:10:43 | 日記
 西方電撃戦フランス侵攻1940という本を読みました。著者はジャン・ポール・パリュという方でして、前に出版されたバルジの戦いでもとられていた手法なのですが、戦いの時に撮られた写真と同じ場所の現在の写真と二枚の写真が並べられているのが特徴です。

 バルジの戦いだと戦闘のあった地域が限られているのですが、ドイツとフランス、イギリス、ベルギー、オランダが戦った西部の戦いでは戦った範囲がものすごく広いという点で違いがあります。

 それに加えて、日本で出版されている西部の戦いの本は、ドイツ軍がアルデンヌを突破してダンケルクから連合軍が撤退するところまでで、それ以降の戦いについてはざっくりと書かれた本を読んだことがある程度で、詳しい状態について書かれた本を読んだことがありません。この本では、ダンケルクの撤退以降のフランス中央部での戦いやマジノ線での戦い、フランスとイタリアとの戦いなどが書かれており初めて読みました。

 戦闘時の写真と現在との写真の比較ですが、戦闘時の写真はほとんどがドイツ軍側が撮影した写真のようで、中にはロンメル将軍の撮影した写真もありました。本に取り上げられている写真はごく一部の写真だろうと思うのですが、撮影した人はある師団や軍団にくっついて行って撮影したと思われますので、だいたいのルートは想定できるのだと思いますが、撮影された場所を特定するのは大変な作業だろうなあと思います。

 写真を見ると、やはり町の中だと建物、特に教会の塔とか目立つ建物があると場所が特定しやすいみたいで街中の写真が多いです。西部の戦いでは町を爆撃して破壊したのはロッテルダムが有名ですが、その他はあまりないようで、戦時中の建物がそのまま残っているところが多いようです。でも、なかには野原みたいなところで、どうやって場所を特定したのかと思うところもあります。

 ということで、このように比較された写真をみることができることと、ダンケルク以降の戦いについて知るには良い本だと思うのですが、ちと価格が高いのが難点ですな。私の場合まだお金があった時に購入したので、今の状態ではとても買えません。


 話は変わりますが、昨日、古いXPのパソコンにXPじやないと起動しないと思われるゲームのインストールをしました。ローマトータルウォーも無事起動できました。ちと遊ぶには時間がなかったのですが、これで一安心という感じです。




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