7月5日のNHKスペシャル「生命大躍進」では、知性の誕生が取り上げられました。
現存する人類は、人種に関わりなく生物の分類上は、ホモ・サピエンスであり、
近似種のネアンデルタール人は、存在期間中、作り出した石器は単純であり、進化が見られなかったのに比して、
ホモ・サピエンスの石器は、段々、複雑化、多様化して、様々な文明の利器を作り出せるに至った。
その背景に、言語能力の発達の差が、理由として考えられる、とのこと。
ホモ・サピエンスは親から子へ、言葉で伝承できたことから、代々工夫して発展させることができた。
単純な言葉しか持てなかったであろうネアンデルタール人は、
豊富な言葉を操るホモ・サピエンスと同時期に存在していましたが、
生存競争に負けて、絶滅します。
TVでは、ホモ・サピエンスが更にどのように枝分かれしたか、
男性のY遺伝子の変異から人種の系統を探る、最新の遺伝子解析の手法を用いた分子人類学も紹介していました。
系統図を見て、ふと、気が付いたことですが・・・・・
古い系統の人種は、近代まで狩猟生活をして、文字を持たない民族が該当し、
現代社会では「先住民」と呼ばれ、
例えば、南北米ネイティヴ・アメリカン、オーストラリア先住民、アフリカ系ネグロイド、日本ではアイヌ民族。
後から入植した民族から、辺鄙な土地に追いやられ、差別や迫害を受けている・・・・
新しい系統に属する民族は、農耕文明と共に、文字を発明し利用している。
言葉を持ったホモ・サピエンスは、
まず、言葉の乏しいネアンデルタール人を滅ぼし、
次に、文字を発明し、書物という文明の利器で、英知を後世に伝承できた民族が、
文書化する力を持たなかった民族を迫害し、「少数民族」と呼ばれるほどに人口を減らしめ、
そうして、勢力を広げてきた。
これが、ホモ・サピエンスの歴史、宿命なのでしょうか・・・・・
現存する人類は、人種に関わりなく生物の分類上は、ホモ・サピエンスであり、
近似種のネアンデルタール人は、存在期間中、作り出した石器は単純であり、進化が見られなかったのに比して、
ホモ・サピエンスの石器は、段々、複雑化、多様化して、様々な文明の利器を作り出せるに至った。
その背景に、言語能力の発達の差が、理由として考えられる、とのこと。
ホモ・サピエンスは親から子へ、言葉で伝承できたことから、代々工夫して発展させることができた。
単純な言葉しか持てなかったであろうネアンデルタール人は、
豊富な言葉を操るホモ・サピエンスと同時期に存在していましたが、
生存競争に負けて、絶滅します。
TVでは、ホモ・サピエンスが更にどのように枝分かれしたか、
男性のY遺伝子の変異から人種の系統を探る、最新の遺伝子解析の手法を用いた分子人類学も紹介していました。
系統図を見て、ふと、気が付いたことですが・・・・・
古い系統の人種は、近代まで狩猟生活をして、文字を持たない民族が該当し、
現代社会では「先住民」と呼ばれ、
例えば、南北米ネイティヴ・アメリカン、オーストラリア先住民、アフリカ系ネグロイド、日本ではアイヌ民族。
後から入植した民族から、辺鄙な土地に追いやられ、差別や迫害を受けている・・・・
新しい系統に属する民族は、農耕文明と共に、文字を発明し利用している。
言葉を持ったホモ・サピエンスは、
まず、言葉の乏しいネアンデルタール人を滅ぼし、
次に、文字を発明し、書物という文明の利器で、英知を後世に伝承できた民族が、
文書化する力を持たなかった民族を迫害し、「少数民族」と呼ばれるほどに人口を減らしめ、
そうして、勢力を広げてきた。
これが、ホモ・サピエンスの歴史、宿命なのでしょうか・・・・・