【赤穂四十六士論】 田原 嗣郎 吉川弘文館 2007年11月24日 | 2007 読後の独語 師走の雪降る江戸両国橋。俳人の基角はこの橋で弟子の子葉と行き交う。 「年の瀬や水の流れと人の身は」と基角が発句を詠むと、浪人から笹売りに身をやつした子葉は「明日またるるその宝船」と脇句をつけて立ち去る。 . . . 本文を読む