9月になって朝晩は肌寒くなりました。先週は夜に客室で暖房をお使いになるお客様もいらっしゃる程でした。
宿の庭の山栗の木にも小さな毬栗が生っています。栗といえば、栗きんとんです。そこで、中津川の「すや」に電話して製造が始まったか伺ったところ、9月から販売しているとのことでした。
平日は暇になったので早速、ドライブとウォーキングを兼ねて木曽路に出かけました。
9時に宿を出発して諏訪南ICから中央道に入りました。途中の休憩も含めて2時間ほどで中津川IC経由で「すや」に着きました。
旧中仙道にある「すや」、趣がある佇まいです。
店の奥の囲炉裏端で食べることもできます。栗きんとんと栗蒸し羊羹を早速に頂きました。自宅用のお土産にもいくつか買い求めました。
すやの栗きんとんは東京や横浜のデパートで売っていますが、お店で作りたてを食べるのは格別に美味しいです。賞味期間が大変短いので、贈り物にする場合は注意が必要です。
すやの本店の帰りには国道19号線沿いの甘味処・すや西木に立ち寄りました。栗という文字は、西の木と書きてという「奥の細道」の一節にちなみ、すべて栗の木で建てた店を「西木」と名付けたそうです。
すや西木、榧
9月限定商品は栗白玉です。
栗白玉、栗だけで作った冷たいおしるこです。栗の香りと程よい甘さで大変おいしいです。
本店も西木も地元の方らしきお客様が多く、栗きんとんと栗白玉を秋の初物として味わっている様でした。
蕎麦がき、こし餡が添えられてスィートに変身。
あんみつ、ここのあんこは美味しいです。
このあと馬篭と妻籠に向かいました。