八ヶ岳の麓 ログハウスの宿 Tombouctou 徒然記

八ヶ岳の麓、標高1,300mの富士見高原にあるログハウスの宿のオーナー雑記帳
地域情報、ガーデニング、グルメ、お出かけ

40年前の青春の思いでの旅 シルクロード、 アフガニスタン・ヘラート~カンダハル~カブール

2013-06-23 19:55:15 | 旅行

 ヘラートの金曜モスク(マズジェデ・ジャーメェ)は外観の色からブルーモスクとも呼ばれます。

 

 ヘラートの金曜モスク(マズジェデ・ジャーメェ)。、多彩な青色のタイルが綺麗です。

 

 金曜モスクの中では礼拝が行われていました。1万人以上の人が礼拝できるようです。

 モスクの中庭の人は、靴を脱いで裸足です。

 

 

 ヘラートのバザールで購入したアフガン風ターバンを早速に頭に巻いている私。

ターバンの生地は日本製とのことで、日本製が一番良い品とのことでした。この時代は繊維や家電はメイド・イン・ジャパンが世界を席巻していました。イスラム教の人々はコーランや音楽を聴くためにラジカセをよく持っています。そのラジカセも殆どが日本製でした。

 

したがって、日本という国の名前はよく知っていいますが、日本の国や人のことはあまり知りません。日本はアジアではなく、ヨーロッパにあると思っている人もいました。また、日本人は欧米人の様な顔をしていて、私の様なモンゴル系の顔の人種だと思っていない人もいました。アフガニスタンにはモンゴル系の人種でハザラと呼ばれている人々がいます。モンゴルがアフガンを侵略した時の末裔です。ハザラは比較的下層な人々が多く、その様なモンゴル系の人種が高品質な生地やラジカセを作れる訳がないと思い込んでいるのです。アフガニスタンではヨーロッパ系の顔立ちのパシュトゥーン族が支配階級で、以前の国王や現在のカイザル大統領もパシュトゥーンです。

 

 さて、 ヘラートから南部のカンダハルを経由して首都のカブールに向けて出発です。アフガンは真ん中にヒンズークシ山脈があるため、西部のヘラートから東部のカブールにバスで行くのに砂漠地帯の南部を迂回していきます。山岳部を通って、マザリシャリフ経由でカブールに行くルートも有ったようですが、カンダハル経由の方が普通のようでした。

 

 

 出発準備を進めるバス、出発時刻になっても人や荷物が一杯になるまで出発しません。

 

 

 バスの切符は文字が読めない人が多いので、それぞれの都市のシンボルを書いてあります。左からヘラート、カンダハル、カブールです。

 

 出発したと思ったら、エンストです。皆が降りて、押してエンジをかけます。

 

 バスは礫の砂漠の中の道を進んでいきます。

道脇のキャラバンサライらしき建物 

 

 

ラクダがのんびりと草を食べています。遊牧民が放牧しているのでしょうか? 

 

 

 遊牧民のテントも所々にあります。

 

 

 

 カンダハル近郊の町の商店

 

 

カンダハルのバス停留所付近、カンダハルの崩れた城壁が見えます。カンダハルはアフガニスタンで2番目に人口が多い町です。カンダハルには停車・休憩しただけでした。

カンダハルは後にタリバンの本拠地になったところです。タリバンの主要構成人種であるパシュトゥーン人が多く住んでします。 

 

カンダハル近郊

 

砂漠の中を通って首都のカブールに到着しました。

西瓜は字の如く西域から伝わった果物です。西瓜はペルシャ語でヘンダワネです。すぐに覚えました。イランやアフガニスタンの旅行中、安全な水分は果物とお茶です。但し、果物はカットしたものでなく、ホールのものです。バスなどで移動中には、このヘンダワネを丸ごと抱えてナイフで切り取って水分補給します。

 


バラの花が続々と開花

2013-06-23 18:55:40 | ガーデニング

蓼科のバラクラではフラワーショーが開催中です。バラクラでもバラの見頃を迎えたようです。昨年より1週間ほど早い感じです。

宿のバラも続々と開花しています。

 

テラスの鉢植えのイングリッシュローズがピークを迎えました。入口のアーチではクレマチス・モンタナとポールズ・ヒマラヤン・ムスクとボビージェイムスで太陽の光を奪い合っています。モンタナの花はピークを過ぎ、ポールズ・ヒマラヤンが咲き始めました。

 

入口のアーチのクレマチス・モンタナはピークを過ぎました。

 

アーチのポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラー、植えて6年目でかなりの大きさになりました。モンタナの反対側からアーチを占領し始めました。

 

 

イングリッシュローズのクィーン・オブ・スエーデン

 

イングリッシュローズのレディー・エマ・ハミルトン。ネルソン提督の愛人に相応しい妖艶な色です。香りも良いです。

 

 

 

イングリッシュローズのグラハム・トーマスも開花、ティー系の香りがします。

 

 

大きな花弁のムンステッド・ウッド、良く返り咲きます。

 

ムンステッド・ウッドは満開状態です。

 

  

イングリッシュローズのウイリアム・シェークスピア2000、オールドローズの香りです。

 

 

 

1日経過して花弁が開ききったウイリアム・ シェークスピア2000、随分雰囲気が変わります。

 

 

 

満開のイングリッシュローズのハーローカー、良く咲き続けてくれて香りも良いので鉢植えには最適です。

 

 

 

イングリッシュローズでは珍しいルゴサ系のワイルド・エドリック、葉はルゴサ系らしくマットな色合いです。

 

 

 

原種系のロサ・ニティーダの花、秋には葉が紅葉します。

 

 

 

マニントン モーヴ ランブラー、可愛い紫の花です。

 

 

 

 イングリッシュローズのテス・オブ・ザ・ダーバヴィル、日陰ぎみの庭でも良く咲きます。

 

 

 

 ヴァイオレットの紫色も綺麗です。日陰でも良く咲きます。

 

 

 ヴァイオレットとクレマチス

 

 

 オールドローズのレダ、絞りが特徴です。