女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

銀鏡神楽 6

2012-12-16 | 宮崎

「銀鏡神楽」(弘文堂出版)の著者、銀鏡神社権禰宜、浜砂武昭どんも、

写真家の須藤どんも、直会(なおらい)に誘ってくださったのだけれど、

夕方の飛行機で帰る。今回タイムスケジュールが全くつかめていなかった。

ここでは時間の流れ方が違う。今年は雨のせいも有り、全てが押した。

そして最後の最後まで、皆さんで舞台をバラし、片付け。

それを見ているだけで、胸が痛くなる。

彼らは一睡もせず、一晩中あの素晴らしい神楽を、踊り舞い演奏し、

今こうしてその舞台を畳んでいる。

このあとやっと、温かい食べ物と、酒(芋焼酎)で体を癒すのだろう。

その時をご一緒出来たらどんなに良いだろう。美味い酒だろう。

次回来るときはもっと余裕を持って、遅い飛行機にしよう。

名残惜しいけれど、米良の山を後にする。

 

銀鏡の大祭。銀鏡神楽。行って良かった。

そこに行かねばわからないことがいっぱいあった。

伝統を守ること。伝えること。残すこと。それを続けること。

銀鏡の人々の努力とご苦労には頭が下がる。

 

銀鏡のひと達総出で、昔ながらの祭を成功させる、このパワーに圧倒される。

一晩中、社務所、厨房、出店で、世話を焼いてくれるおばちゃん達、世話役さん達。

祝子どん達も、長老から若い衆、また山村留学生の小学生まで、皆素晴らしかった。

舞台の表でも裏でも、神楽に携わった全てのひと達に、拝みたい気持ちだ。

本当にありがとう。お疲れさまでした。

 

人間が人間らしく生活するということ。

神を、自然を、畏れ敬い、ともに生きるということ。

私の祖先、浜砂のルーツがこの郷にあるという前に、

人間としての基本のきを、問いただされた思いだ。

神様ありがとう。銀鏡の皆さんありがとう。

猪よありがとう。山よ、川よ、ありがとう。

出逢いとご縁に心から感謝。

また来ます。

 

 


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