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特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

Speed(公開コメント版)

2022-02-01 08:05:52 | 腐乱死体
それにしても、速かった!
オミクロン株の拡大スピードは。
先月初頭、にわかに感染者が増え始めたかと思うと、すぐに倍々、いや、もっとはやいスピードで感染者は増えていった。
全体的にみると重症化する確率は従来株より低いらしいが、それは、自分が重症化しない根拠にはならないうえ、「軽症」に類されても、実際の症状はけっこうな重症ときく。
また、医療従事者の感染、幼稚園・保育園や学校の閉鎖、自宅待機者や自宅療養者の急増など、今までにない問題が勃発。
従来通りの動きができない人が増えすぎて、社会インフラが麻痺し始めている。

色々考えると、心配は尽きない。
ワクチンを二回接種していても、まったく油断できず。


ぼっち(公開コメント版)

2022-01-17 08:04:21 | 腐乱死体
まだまだ春は遠いところ、間もなく、マスク生活も二年になろうとしている。
そして、多分、今年も、一年を通してマスクは手放せないだろう。
「新薬と三回目のワクチン次第」と、ある専門家は言っているが、今回のオミクロン株は、その感染力の強さをみると、いよいよ他人事にはできない感じがしている。
もちろん、私は、これまでも決して“他人事”にはせず、できるかぎりの感染対策をしながら生活してきた。
しかし、もう、それだけでは防ぎきれないようなイヤな予感がしている。
特に、「老齢の両親が感染してしまったら・・・」と思うとスゴく心配になる。


そのせいでもないが、まったく気分が上向かない。
寝ても覚めても、常に、精神が緊張している感じ。
とりわけ、一日が始まる朝が深刻。
倦怠感、疲労感、嫌悪感、不安感、恐怖心・・・


誤算(公開コメント版)

2022-01-11 12:34:15 | 腐乱死体
1月6日(木)PM、首都圏南部は大雪に見舞われた。
そして、ニュースで流れたとおり、大混乱となった。
ただ、もともと東京や千葉には雪の予報がでていた。
が、それは、「降雪量は少ない」というもの。
道路事情に影響することなので、私は、当日の朝も天気予報を確認。
しかし、このときもまだ「芝生のうえに薄っすらと積もる程度」とのこと。
で、「気にするほどのことにはならないな・・・」と、曇空の下、曇ったままの心を引きずって仕事にでたのだった。

雪は、予報よりやや早く、予報通りの少量で、昼前から降り始めた。
予報が狂っていったのはそれから。
「少量」と言われていた雪は、次第に大粒に。
「芝生に薄っすら積もる程度」どころか、樹々の葉にも積りはじめ、そのうち、人通りや車通りのない部分も白くなり始めた。

空模様は、予報に反して、刻一刻と変化。
あれよあれよという間に


今の俺 俺の今(公開コメント版)

2021-08-13 08:52:40 | 腐乱死体
無理矢理に開催されたオリンピックも、先日、“やっと”終わった。
“やっと”という言葉を使ってしまうのは、「早く終わってほしい」と思っていたから。
特に、今回のオリンピックは、「やるべきではない」と思っていたから尚更。
もともと 私は、オリンピックにかぎらず、他のスポーツイベントにも、あまり興味を覚えない人間。
当然、TV中継された開会式も閉会式もまったく観なかったし、何かの競技を能動的に観ることもなかった。
しかし、開催期間中、TVはどこも、競技中継(録画放映)やオリンピック関係のニュースばかり。
「もう、いい加減にしてほしいな・・・」と、あまりに目障りで、イラついたこともあった(だったら、TVをつけなきゃいいんだけど)。
おまけに、首都高速が¥1,000も値上げ。
車で仕事をする者にとっては大迷惑な話。
しかも、あまりに一方的で、何だか、いわれのない差別を受けているような気がして不愉快だった。

開催前の世論は「中止」が大半だった。
しかし、実際に開かれてみると、そんな意見はほとんどマスコミから消えた。
「開催された以上は楽しまなければ損」「水を差すようなことを言っても野暮なだけ」といった感覚だろうか。
それとも、ビジネス優先で、御上に取り込まれてひっくり返った世論に迎合したのか。
その時々の時勢に合わせて立ち位置を変えていくことはスマートな生き方なのかもしれないけど、手の平を返したようなお祭り騒ぎには不気味な違和感を覚えた。
また、国なのか、東京都なのか、IОCなのか、JОCなのか、組織委員会なのかわからないけど


雨風(公開コメント版)

2021-06-15 08:38:17 | 腐乱死体
水無月も半ばになり、真夏への助走が始まっている。
待ち望んでいたわけではないが、昨日、やっと関東の梅雨入りが発表された。
ま、梅雨に入っていようといまいと、もう充分にムシムシしているから関係はないが。
しかし、不快な時節も、移ろう季節の一幕だと思えば趣があるというもの。
幸いにも、この時季ならではの紫陽花が、去年と同じ場所にきれいに咲いている。
生まれたばかりの可愛いカタツムリも、踏んでしまわないよう気をつけないと。

ただ、そんな趣とは裏腹に、この心身は疲れ気味。
夏が大好きだった10代の頃は、とっくに幻。
これからやってくる酷暑を思うと、更に気分はゲンナリ。
生来の怠け心が、にわか仕立ての勤勉さを易々と押しのける。
とにかく、今年もまた、避暑地にでも行かないかぎり避けて通れない夏は、充分な休養とこまめな水分補給を心掛け、どうにかこうにか乗り切るしかない。

昨夏に続いて今夏もコロナウイルスがいる。
しかも、「変異種」といわれる強力な奴が。


母(公開コメント版)

2021-03-16 08:56:38 | 腐乱死体
私には、もうじき79歳になる母親がいる。
50代半ばで糖尿病を発症し、60代半ばで肺癌を罹患、最近では、白内障で眼科にかかっている。
もう13年近く前になるが、癌研有明病院で片方の灰を切除した。
今現在、癌は再発しているものの、その進行スピードは極めて遅く、特段の治療はせず定期健診のみでしのいでいる。
糖尿病も、キチンと自己管理しているおかげで重症化することもなく、以前はインシュリンの注射が必要だったところ、今は、飲み薬だけで血糖値を管理できている。
高齢のうえ二つの大病を患っているにも関わらず、頭も身体もシッカリしており、誰の手を借りることもなく日常生活を送っている。
介護保険のお世話になったこともないし、今のところ、その必要もなさそう。
本当に、ありがたいことである。

そんな母と私は、子供の頃から衝突することが多かった。
性格が似ているのか、真逆なのか、そのせいなのか、これまでやらかしてきた大ゲンカは数知れず。
そのときも私が母を激高させたのだろう、四歳の頃には、脚の骨にヒビが入るくらいの暴行を受けたこともある。
何せ身体が小さいものだから、抵抗らしい抵抗ができず やられっぱなし。
グッタリ動かなくなった私を見て我に返った母は、慌てて私を病院に担ぎ込んだ。
そして、負傷した脚はギプスで固められ、しばらく松葉杖生活を送ったのだった。
しかし、これが今の時代だったら、立派な児童虐待。
で、母は警察に捕まってしまうところだ。



底んところ(公開コメント版)

2020-06-06 08:48:32 | 腐乱死体
緊急事態宣言が解除され安堵の一息をついたのも束の間、「微増」とはいえ感染者数が増えてきている。
所々では、小さなクラスターも発生。
東京では独自の「東京アラート」なるものが発動されている。
それでも、もう我慢ならないのか、街や観光地には多くの人々が繰り出している。
感染者数が爆発的に増えなければ(?)、今月19日には(?)、一部地域から(?)、越境規制も緩和される(?)。
そうなると、人の行き来は、ますます増えていくはず。
慎重派の私は、解除の前後でほとんど生活スタイルを変えていないけど、人々のストレスと経済を考えると、無策でなければ、それはそれで悪いことではないだろう。
ただ、あれから二週間近くたつから“そろそろ大きな第二波がくるのでは?”と、不安に思っている。


隣人愛(公開コメント版)

2020-05-18 08:59:06 | 腐乱死体
「いや~・・・まいった!夜も眠れなくてね・・・」
時は真夏の昼下がり、場所はマンションの共用通路。
私の傍に立つ男性は、深い溜息とともに葉巻タバコの煙を吐き出した。


現場は街中に建つマンション。
ほとんどの間取りが1Rまたは1DK、ありがちな“投資用マンション”。
部屋ごとにオーナーがおり、住人のほとんどが独居の賃借人だった。

その一室で、住人が孤独死。
暑い季節も手伝って、遺体はヒドく腐敗。
ベランダから玄関から、隙間という隙間から異臭は漏洩し、どこからどう出たのか ウジやハエまで室外に進出しているような始末だった。

「まいった!眠れない!」


隣人哀(公開コメント版)

2020-05-12 08:57:18 | 腐乱死体
「誠意をみせろ!誠意を!!」
男性は、私に向かって大声をあげた。

ことの発端はこう・・・
とあるアパートの一室で、高齢の住人男性がひっそりと孤独死。
放置された日数は少なくはなかったが、冬の寒冷の中で腐敗速度は低速。
遺体は、膨張溶解ではなく乾燥収縮。
異臭は発生してはいたものの、それは「腐乱死体臭」というより、高齢者宅にありがちの“尿臭”にちかいもの。
私からすれば“ライト級”・・・いや、“ストロー級”、ホッとできるくらいの現場だった。

故人の部屋は独立した角部屋。
アパートの構造上、隣室との間には、共用階段が挟まれていた。
つまり、壁一枚で隔てられた隣室はないということ。
しかも、室内の異臭は軽度で外部漏洩はなく、近隣に迷惑がかかっているというようなことはなし。
それは、不動産管理会社の担当者も現場に来て確認していた。


ヤバい奴(公開コメント版)

2020-04-24 09:12:45 | 腐乱死体
4月も終盤に入ってきているというのに、なかなか暖かさが安定しない。
例年なら、暖かい日はもちろん、暑い日も少なくないはず。
なのに、今年はこんな感じ、いわば“令春”。
何かの摂理が働いてのことか・・・
この寒気が何かに影響しているのかどうか、逆に、何かが影響して寒気がきているのかどうか知る由もないけど、多くの人が曝されているように 肌で感じる気温だけではなく、世の中の空気まで寒々しくなっていることは言うまでもない。

こういう事態になってくると、平穏な日常のありがたみをヒシヒシと感じる。
飽き飽きするほどかわり映えしない毎日、平凡でありきたりの日常、不平不満ばかり吐いていた味気ない日々を・・・
ついこの前のことなのに、そんな日常を懐かしく思ってしまうのは、それほど、このコロナ災難が重大かつ深刻であるということか。

休業や外出自粛で、街の活気も失われている。
“活気”だけでなく、“生気”まで失っている人もいるだろう。
ただ、この期に及んでも、一部には“三密回避”“外出自粛”を無視し、人の迷惑も顧みない輩もいるよう。 
“自由”というものの成り立ちや根源を知らず、自制できないことを“自由な生き方”と勘違いし、「経済を回すため」等と自制心の欠落を他人への偽善にすり替え、無責任なクセに困ったことが起こると他人からの支援を当然のように貪るヤバい奴だ。
「越境飲み!?」「越境パチンコ!?」
もう、呆れるし、不愉快だし・・・強い憤りを覚える。