特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

小休止(公開コメント版)

2010-05-27 18:15:24 | Weblog
春と夏の境目にきて、現場作業でかく汗の量が増えてきた。
これから、作業服が塩をふく季節。
身体を甘やかさないことと身体を壊さないことに注意を要する季節だ。

身体を悪くしては、もともこもない。
かと言って、保身ばかりに傾倒していると仕事にならない。
その辺のバランスが難しい。

現場においては、昼食もとらすに作業を続けることは日常茶飯事。
昼食をとるタイミングが計りにくいうえに、休憩をとることが無駄な時間を浪費することのように思えて、どうしても作業を優先してしまうから。
“肉体は休みたがっても、精神が休みたがらない”といったところだ。


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ナマケモノ(公開コメント版)

2010-05-17 08:10:34 | Weblog
春真っ盛り。
天候不順だった4月が過ぎ、“遅い春”といったところか。
青い空と白い雲を従えて、太陽が温度を増している。

このゴールデンウィークも晴天に恵まれた。
私は、例によって無休だったけど、それももう慣れたもの。
反対車線に徐行する行楽渋滞を横目に、快適走行。
心地よい風を受けながら、レジャーを空想しながら各地の現場へと車を走らせた。

そんな春は、人々に優しい。
暑からず・寒からず、過ごしやすい時間を与えてくれる。
そしてまた、生気漲る自然が、気力をも与えてくれる。
そんな季節が一年を覆ってくれればどんなに楽だろう・・・
春夏秋冬の趣を喜びつつも、ついついそんな風に思ってしまう。

「私にとって、冬は精神的にキツイ季節である」




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特殊清掃プロセンター
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やる? やらされる? ~能動編~(公開コメント版)

2010-05-07 09:54:46 | Weblog
「死後一週間」
「もの凄い数のハエが湧いている!」
「とても中に入れない」

ある涼しい季節、若い女性の声で、そんな電話が入った。
私は、その口から発せられる一つ一つの言葉にもとづいて、頭の中で現場の状況を映像化。女性の説明を幾重にも重ねながら、その画を鮮明にしていった。

現場は、郊外に建つ高層の公営アパート。
その上階の一室だった。
現れたのは、20代に見える若い男女。
女性の方は幼児を抱いており、二人が夫婦であることは一目瞭然だった。





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