特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

RISK ~後編~(公開コメント版)

2010-06-28 16:54:29 | Weblog
“人の不幸で飯を食う・・・”
私の仕事には、 “人の足元を見る”と揶揄されても仕方がない一面がある。
“困りごとをケアする”と言えば聞こえはいいけど、それと上は表裏一体。
偽善者ぶりを晒すようだが、ハイエナやウジ虫と自分が重なり、気持ちが“グレー”になるときもある。
(こういうときは、“グレー”ではなく“ブルー”と言うのかもしれないけど、自分的には“ブルー”じゃなく“グレー”といった感じなのだ。)

しかし、あくまで、自分のため・金のためにやっている仕事。
世のため・人のためのボランティアではない。
また、仕事として、ある程度のクオリティーを継続・維持する必要もある。
だから、少しでも高い売上・収益を得るべく努力する。

依頼者から「高い!」と言われてしまうこともあれば、「安い!」と言ってもらえることもある。
ただ、“高いor安い”は、依頼者側が決めること。
当方は、仕事の価値や必要性が、代価に見合うように・・・いや、代価を上回るように努めるのみ。


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RISK ~前編~(公開コメント版)

2010-06-19 18:42:20 | Weblog
関東は、もう梅雨に入ったのだろうか。
やけに蒸し暑い。
日(陽)によっては、ちょっと動いただけで・・・いや、動かなくても汗が流れてくる。
それでも、この気温はまだ序の口か。
今はまだ、朝晩に涼しさがあるけど、近いうちに、朝だろうが夜だろうが汗をかかないでは済まされない真夏がくる。

私は、汗水たらさなくても生活できる境遇にある人を羨ましく思うことが多い。
資産(不動産)の運用益で生活が成り立つような人は、その最たるもの。
資産を形成するにあたって費やした金銭や時間・努力などを棚に上げ、表面上のことだけで判断し、楽な生活をしているように見てしまうのだ。

しかし、実際は、楽に暮らしているように見える人でも、人それぞれに見合った労苦や苦悩があるだろうと思う。
身体に汗をかかなくて生活できているように思われる人でも、心には相応の汗をかいて奮闘しているはず・・・
ただ単に、私とは、抱える労苦と苦悩の種類が違うだけで・・・


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小さな親切、大きな・・・(公開コメント版)

2010-06-06 07:59:51 | Weblog
先日、ちょっと嬉しいことがあった。
それは、現地調査のため、とある街に出向いたときのこと。
コインパーキングでの出来事だった。

目的の現場は、駅前の商店街エリア。
決して広くない道に、通る車や歩く人は多数。
路上に車をとめるなんてことはもちろん、一時停止することさえ難しい場所だった。

私は、路上駐車を諦め、周辺にコインパーキングを探すことに。
右左折を繰り返しながら、二台分のみの小さな駐車場を見つけた。
そして、そのひとつに車をねじ込んだ。

現地調査を終えた、私は、再び車のもとへ。
とめたときには空いていた隣のスペースには、どこかの会社の社用車らしき車が駐車。
そして、その運転席には、スーツ姿の男性が座り、携帯電話を操作していた。



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