せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

オオシマザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノ

2014-04-07 | 日記
4月に入って一気にサクラが満開になった。風の強い日もあったが受粉前のサクラはそう簡単に散りはしない。オオシマザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノが満開を過ぎても多くのサトザクラが次々に咲いていく。どうして人は花を愛するのだろう?美しいと感じるのだろう?

昆虫や鳥が花を求める欲求は、これが生存に有利に働いてきたために遺伝的に受け継がれてきている可能性はあるだろう。中生代の昆虫や恐竜の頃に花への思いを寄せる遺伝子が出来上がったとしたら、もしかしたらその痕跡は人のDNA上にもまだ残っているかもしれない。そうなると花を愛する気持ちというのは下等動物から高等動物まで抱く共通した感情ということになり、そう考えると不思議な親近感、連帯感が湧いてくる。


オオシマザクラ

昨日スーパーで買い物をしていてつい桜餅に目がいって買ってしまった。塩漬けにしたオオシマザクラの葉を使っているはずだなどと思いながら。先週の早朝に通勤途中、団地の公園横に車を止めてほぼ満開のオオシマザクラを観察。






葉が展開初めているので白い花と緑の葉のコントラストが美しい。甘いいい香りが一面漂う。


葉の展開とほぼ同時に花は咲く。白く大型で香りがあり、花柄と萼は無毛で、萼片に鋸歯があるのが特徴。



ヤマザクラ





オオシマザクラの葉が緑なのに対してヤマザクラの葉は赤褐色なので遠目にもすぐわかる。職場近くの公園。






葉の展開とほぼ同時に花は咲く。萼と花柄は無毛。萼片に鋸歯はない。





ソメイヨシノ

以前の職場の近くの公園にはエドヒガンも植えられていたが、この辺の公園ではエドヒガンは見かけない。その代わりどこに行ってもソメイヨシノは植えられている。成長が早いのだろう、広い公園では15m以上の高木があちこちにある。




早朝に近くの公園を散歩してみた。人影まばらで犬の散歩している人たちが立ち話している。








葉が出る前に、淡紅色の花が枝全体につく。


萼筒は壺形で下部はふくらんでいる。花柄は有毛。萼片は披針形でふちには鋸歯があり有毛。

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