せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ヤマアイ トウダイグサ科

2014-04-01 | 日記

林床の日の当たりにくいところに丈が膝下くらいの草が群生していた。はじめはオドリコソウの仲間かな?と思ったが花も葉も全く違う。枝先の葉腋から花柄が伸びて小型の花を長い穂状につけている。葉は濃い緑色で光沢があり、質は柔らかく疎らに毛が生える。ネット検索しようにも科名すらわからない。ツユクサ科があやしいと検索したがどうも違う。花の色で検索しようにも花弁がないので色がわからない。これは一体何?あなたは一体何者?




仕方がないので最後の手段で植物の名前の質問サイトで尋ねてみた。なんと写真を送った4分後に早くも回答をが来てすぐに正体が判明した。やはり知っている人に聞くのが一番早い。トウダイグサ科ヤマアイだった。藍が入るまで古代染めに使われてていて、根は白だが一晩置くと青になるという。


雌雄異株。トウダイグサ科はこの花では思い浮かばない。トウダイグサ科の花はハツユキソウやナツトウダイの杯状花序や、ヒマのようなグロテスクな花を思い浮かべてしまう。


花弁はなく、顎片が3つに裂ける。たくさんの雄しべが線香花火のように飛び出しているのが可愛い。

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