せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

キリラとアメリカリョウブ

2011-07-26 | 日記
先週台風が過ぎてから随分涼しい。昨夜は小さな会合がありそのために準備したことはいい勉強になった。世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つ事だと福沢諭吉も述べている。山あり谷ありの仕事や人生にあって一つのことをやり続け自分なりに極めていくことは素晴らしいこと。北島康介も100mではメダルを取れなかったし、イチローも今年は3割打てていない。絶えずピークの力を持続していくことが何と困難なことか。諦めずに少し休んで力を蓄えてから大きくジャンプすればいい。タイガーウッズも復活してほしい。足踏みするスーパースターたちに少しだけ自分を重ね合わせてみたくなる。



キリラ・ラセミフローラ  キリラ科キリラ属

ヤナギを思わせるような細い葉で、リョウブのように穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)が垂れていていったいこれは何者か?と名札をみるとキリラと書いてあった。


北アメリカ南東部~南アメリカ北部に自生する。キリラ科キリラ属は一種しかないそうだ。




アメリカリョウブ  リョウブ科リョウブ属

キリラと同じく穂状の総状花序を出し淡いピンクの小さな花をたくさんつける。


花冠は深く5裂。花には仄かな香りがある。



リョウブ   リョウブ科リョウブ属

リョウブはアメリカリョウブが落葉低木なのに対して落葉の高木。


花冠は深く5裂。雄しべは10。雌しべの柱頭は3裂。この花はもう終わりに近い。




セイヨウニンジンボク  クマツヅラ科(シソ科)ハッカ属

ニンジンボクか?とも思ったが、セイヨウニンジンボクの葉は全縁で5~7の小葉からなる掌状複葉、ニンジンボクの葉は鋸歯があって小葉は3~5枚の違いがあるらしい。


円錐花序。確かにハッカの花序と似ている。




トウフジウツギ  フジウツギ科

フジウツギと似ていて楕円形の葉が対生しているが枝には翼はない。本年枝の先に穂状花序(無柄で花序軸にほぼ均等につく)をだして紅紫色の小さな花を咲かせている。園芸上「ブッドレア」と呼ばれているフサフジウツギはもっと花が密につく。


長く伸びたラッパ状の花弁の中には毛が見える。

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