せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

オモトとヤブラン

2012-02-11 | 日記
ユリ科 オモト

雑木林の中を歩いていると足元に真っ赤な果実が見えた。一瞬ウラシマソウのあのトウモロコシ状の果実かな?と思ったが、よく見ると全然違った。幅4㎝位の葉があってその根元から別に総状の果実をつけた茎が出ている。各果実の先端にはぽっちがあり、これは雌しべの特に花柱の残骸らしい。


ネットで調べてこれはユリ科オモトであることが判明。



ユリ科 ヤブラン

オモトのすぐ横には葉幅が大体1㎝くらいの同じくユリ科と思われる植物と果実を見つけた。


しかしこちらの果実は真っ黒で先端にはぽっちがない。すなわちこれは果実ではなくて種子そのものであるらしい。ヤブラン属(ヤブラン、ヒメヤブラン)やジャノヒゲ属(ノシラン、オオバジャノヒゲ)では、果皮(子房)は成熟の過程で破れてしまい種子は露出したまま成熟するそうだ。




オモトの果実とヤブランの種子をつぶすと中に種子と杯乳?がでてくる。左はオモトの果実。右はヤブランの種子。

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