せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ハゼノキ、ヤマハゼ、ヤマウルシ

2013-10-24 | 日記
昨夜なかなか寝付けなくて夜のテレビ番組「NHKスペシャル 病の起源 第3集 うつ病~防衛本能がもたらす宿命~」と「アスリートの魂 最強であるために 車いすテニス 国枝慎吾」を見た。

ゼブラフィッシュも天敵である強い魚と一緒の水槽に飼っておくと恐怖が続いてうつ病になる。扁桃体に過剰な刺激が働くとストレスホルモンが増えて脳の異常を引き起こすメカニズムは人間でも同じらしい。ストレスホルモンにより神経細胞に栄養が行き渡らなくなってしまい脳は萎縮し情報伝達がうまくいかなくなるという。平等な共同生活の時代から競争社会に変わった時から人間はストレスが多くなった。ストレスホルモンというのは交感神経刺激により分泌されるステロイドホルモンやカテコールアミンのことだろう。よく言われるセロトニンはどこで不足しているのだろう?

車いすテニスの国枝慎吾選手(29歳)は史上初のグランドスラムを達成、パラリンピックも連覇し世界ランク1位に君臨する。最強であり続けるため闘う世界王者の努力する姿を追ったドキュメンタリーだった。目標を失うと勝てなくなるものらしい。


先週はTBSの番組で世界の天才頭脳を紹介していた。超記憶脳を持つ盲目の天才ピアニスト礒村靖幸さんはラジオで曲を聴いて記憶している。一度聴けばすぐにピアノで再現できる。複雑な計算を一瞬で計算できる特殊能力のあるドイツ人のルディガー・ガムさんは「87の20乗」の計算を1分56秒で39桁の答えを出した。数字を色や形として認識するようになって特殊能力を得たという。


ハゼノキ ウルシ科

湿地帯の周りに植栽されたハゼノキ。落葉高木。まだ4-5mの高さしかないがもっと大きくなる。近づいてみると果実がたくさんついている。






果実の表面は無毛。ハゼノキは触るとかぶれることもあるから注意。特に枝を折った時に出る汁は触らない方がいい。以前手首がかぶれて一月くらい痛痒かったことがある。


冬芽は芽麟に包まれ無毛。


葉は長さ20-30cmの奇数羽状複葉で互生。全縁で無毛。


葉の小葉。



ハゼノキと似ているヤマハゼとヤマウルシを思い出してみよう。

ヤマハゼ ウルシ科

以前、同じ時期に山の中でみつけたヤマハゼ。こちらは落葉小高木。




葉は長さ20-40cmの奇数羽状複葉で互生。両面とも毛が散生。葉を見ただけでハゼノキとヤマハゼの区別くらいはなんとかできるようになりたい。


冬芽は裸芽。赤褐色の長毛が密生。



ヤマウルシ ウルシ科

これは以前貝塚の公園で見つけたヤマウルシ。落葉低木。紅葉が美しいけど触れるとかぶれやすいから庭にはなかなか植えられていない。




冬芽は裸芽で濃い褐色の短くねた軟毛におおわれる。


これは霊園のヤマウルシ。


葉は長さ20-40cmの奇数羽状複葉で互生。表面は毛が散生し裏面脈上には軟毛が密生する。ハゼノキやヤマハゼよりも小葉が丸っこい感じ。

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