せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

スカシダワラ(クスサンの繭)

2010-01-03 | 日記
記憶には時間的な経過から記銘、保持、想起の過程があるらしい。もともと記憶力全体が弱いのに最近特に記銘力に自信なくなってきている。忘れないうちに記述しておこう。先週藪のなかでムクノキ?の枝に見つけたこの奇妙な物体。クスサン(クスノキまでも食べる蚕という意味からきている)の繭でスカシダワラという。越冬した卵から4月中旬頃幼虫が孵化、幼虫は7月上旬編目の繭を作って蛹化、8月下旬から10月上旬にかけて羽化するらしい。ということは網の中にみえる蛹はぬけがらというわけか?しかし移動マジックなのか出口が見当たらない。網が丈夫で中を取りだそうとしても簡単に破れない。周りのスカシダワラには上部が破けて空になったものもあるから、この蛹は羽化できずにミイラ化したのかもしれない。記銘力低下のこの脳がミイラ化しなければいいのだが。

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