せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

フユザクラ ?

2014-01-03 | 日記
人間の精神活動はとても複雑だと考えられているけれども、原始的な情念に関する部分では意外と単純なのかもしれない。メダカの「恋ごころスイッチ」を東大研究グループが解明というニュースが入ってきた。東京大学の竹内秀明助教らが行った実験で、メダカのメスは、目で見ていた「そばにいたオス」を識別し性的パートナーとして選択することが判明した。目で見ることによりメスの脳内で大型の神経細胞の電気的活動が活性化することが確認され。研究チームではこの働きを「恋ごころスイッチ」と命名した。人間にもきっと同様の細胞の同じ電気信号があるに違いない。



春の芽吹きを感じさせるものがないかと先週霊園を歩いた。あちこちでナンテンの真っ赤な果実が青空と見事なコントラストをなしていた。




少し歩くと白い花が咲いている樹木を見つけた。何とサクラだった。冬の桜だから春の本格的なものとは異なり力強さはないけれど、はかない美しさは十分にある。さすがにサクラだ。

フユザクラ バラ科



割と大きい一重の花。




冬に咲く一重のサクラはフユザクラとシキザクラがある。フユザクラはマメザクラとオオシマザクラの雑種で、シキザクラはマメザクラとエドヒガンの雑種と考えるとすっきりする。シキザクラは小型でガク筒に毛があるのに対してフユザクラの花はやや大型でガク筒は無毛。このサクラはシキザクラよりフユザクラのほうが近そうだなあ。

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