せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ツルバギア・ビオラケア、ヤマラッキョウ、ニラ

2012-10-30 | 日記
人間の命はロウソクの炎のようなもの。高齢のお婆さんはもう嚥下ができなくなってしまった。しかし話すことはできるしきちんと昔のことは覚えている。家族は胃瘻からの栄養を望んでいない。ベッドを起こして外を見えるようにした。明るい日の下で工事現場前の通りをバスが走っていく。また外を歩きたいですかと尋ねると、そうね歩きたいねと目を細めた。萎縮しつつある脳、筋力の衰えた四肢。壊れかけたテレビ、故障続きの車、誤動作しやすいパソコンなどと同様にもうとうに寿命が来ているのだろう。自分の体が蝕まれていくときまだ動いている脳は一体何を思うのだろう。遠い昔に飛び回った野原を再び駆けている自分を思い描いてその時の喜びをもう一度味わうことができるだろうか。



ツルバギア・ビオラケア

公園の片隅に咲いていた。葉にはニンニク臭があるからニラの仲間かな?と思った。


ユリ科ツルバギア属の多年草でツルバギア・ビオラケアというらしい。2012年10月撮影。



ヤマラッキョウ

ススキの陰で何やら赤い花が見えた。赤いニラの花?と思った。調べるとヤマラッキョウみたいだ。


ヤマラッキョウはユリ科ネギ属で地下には球根があるという。2012年10月撮影。



ニラ

これこそあちこちで野生化していてよく見かけるニラ。花は意外と美しい。


ニラはユリ科ネギ属の多年草。2012年7月撮影。今はもう果実ができている。

ユリ科は子房上位または中位、ヒガンバナ科は子房下位で果実の付く位置が違うので区別できる。

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