せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

センニンソウとダイオウショウ

2011-12-08 | 日記
浅間神社という名前の神社はあちこちにあるようだ。ウィキペディアによれば浅間神社(せんげんじんじゃ、あさまじんじゃ)は、富士信仰に基づいて富士山を神格化した浅間大神、あるいは木花咲耶姫命(コノハナノサクヤビメ)を祀る神社で富士山麓を始めとしてその山容が眺められる地に多く所在するらしい。確かにここからは天気がよければ富士山が望める。

センニンソウ キンポウゲ科

小学校の脇を通って浅間神社への道はお決まりの散歩コースのひとつ。道端の垣根にからんだセンニンソウ。髭だらけの果実が確かに仙人の髭を連想させる。


ダイオウショウ マツ科

この浅間神社は地元の人しか訪れないのではないかと思われるくらい小さくて狭い。しかしダイオウショウの大木があり大きなマツボックリを何度もここで拾ったことがある。見上げるとたくさんのマツボックリがつけてる。


クロマツが2葉、ゴヨウマツが5葉であるのに対しダイオウショウは3葉。この3葉に分かれた長い葉は下に植えられているモッコクの枝に長い間ひっかかっている。たぶんダイオウショウの葉が朽ちてバラバラになるまで落ちないだろうなあ。

サネカズラ

2011-12-08 | 日記
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな 
(逢坂山のさねかづらの蔓をたどるように人に知られないであなたが来る方法があるといいのに)

サネカズラ マツブサ科

百人一首の本を何気なく見ていたら三條右大臣のこの歌が出てきて先日散歩で見つけた藪の中のサネカズラの果実を思い出した。赤い果実はやっぱり目立つ。花後に花床が肥大し液果が球状に集まる形になる。ただ夏に咲く花はまだみたことがない。



サルトリイバラ サルトリイバラ科

サネカズラのすぐ横で放射状に赤い果実をつけていた。



ヒヨドリジョウゴ ナス科

近所の小学校は今改築中で仮設校舎が建ち、そのために狭くなった校庭で子供たちがサッカーをしていた。その脇の藪の中に一面ヒヨドリジョウゴがはびこって赤い果実をたくさんつけていた。