せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

フユノハナワラビとトキリマメ

2011-12-01 | 日記
フユノハナワラビ (ハナヤスリ科ハナワラビ属)

この前の日曜日11/27は小春日和の穏やかな朝だった。林の入り口付近の日当たりのいい場所ではあちこちに20cmほどの高さで立ち上がっているシダ植物を発見した。立っている部分は胞子葉で、基部には2回羽状複葉の栄養葉をつけているようだ。


フユノハナワラビは栄養葉の先(鋸葉)が鈍頭で、よく似ているオオハナワラビは尖っているらしいからこれは多分フユノハナワラビの方だろう。


胞子葉をそっとたたいてみると白い粉状の煙が立ち上った。スギの雄花をたたいた時に舞い上がる花粉のような感じ。



トキリマメ (マメ科タンキリマメ属)

藪の中に分けってみると赤い鞘に黒い種子をつけた豆がぶら下がっていた。タンキリマメによく似ているが小葉がやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる。小葉の幅はタンキリマメが中央より上が最も広いのにたいしてトキリマメは下半部が広い。


つるは右肩上がり。