せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

コマツヨイグサとビロードモウズイカ

2011-11-01 | 日記
コマツヨイグサ

海の見える丘の上に咲く黄色の花はコマツヨイグサだった。朝露にぬれてまだ咲いている。茎は砂の上を這って横にに広がり、葉は鋸歯があるのが特徴。


花のあとは赤くなる傾向がある。


強い浜風の吹きつけるこの丘の上で成長できる植物は限られている。


雌しべの柱頭は4裂。近くにコマツヨイグサのロゼットを見つけた。



ビロードモウズイカ

丘を下りてくると今度はアキグミの木の近くには人の背丈ほどのゴマノハグサ科ビロードモウズイカが果実をつけて枯れていた。


近くにはまだ花をつけているものも見られる。


花の雄しべには毛が生えている点は先日県立公園でみたブルビネ・フルテッセンス(ハナアロエ)と同じ。


ビロードのような大きな葉が見られる。これはこれから大きくなりそうな感じがする。これから花をつけるものもあるんだろうか。

アキグミとナワシログミ

2011-11-01 | 日記

早朝、港の見える丘に登った。夜があけるとあたりは急に明るくなった。快晴。風もまだ冷たくはないし丘を駆け上がると汗が出てきた。人工の丘にはコマツヨイグサの黄色い花やアレチハナガサの赤紫の小さな花が点々と見える。あちこちに低木が見られて近づいて見ると小さな赤い果実をたくさんつけていた。


アキグミだった。葉も果実もナワシログミに比べると小さい。一つ果実を食べてみると苦くてまずいのですぐに吐き出してしまった。


ナワシログミの果実は長楕円形だがアキグミの果実は丸い。


アキグミの葉の裏面と葉柄には白色の鱗片が密生している。



ナワシログミ

つい先日家の近くで見かけたナワシログミはちょうど花が咲いていた。ナワシログミの葉はふちが波うち、裏面は星状毛が多く銀白色で点々と褐色の鱗片がある。花期は10~11月。果実は長楕円形で翌年の5月頃赤く熟す。グミの花には花弁はなく筒状の萼の先端が4裂する。