せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

アレチハナガサとシロバナシナガワハギ

2011-07-14 | 日記
アレチハナガサ

メマツヨグサのすぐ近くで小さな紫色の花が目に止まった。クマツヅラ科ヤナギハナガサととても似ているが花の付き方がまばらなのでこれは何だろう?

 
調べてみると南アメリカ原産の帰化植物アレチハナガサだった。花筒が短く萼に隠れている点、上部の茎葉が茎をまったく抱かない点でヤナギハナガサと見わけられるらしい。

 
この荒れ地で生育できるのだから生命力はたいしたものだ。茎の断面は四角で、茎には毛がほとんどない。



シロバナシナガワハギ

さらにアレチハナガサのすぐ横には白い蝶形花を密につけたマメ科シロバナシナガワハギが群生していた。


3出複葉で葉腋から長さ10㎝ほどの総状花序を出している。

 
中央アジア原産の帰化植物。花は小さいけれども蝶形花を確認。

メマツヨイグサとブチヒゲカメムシ

2011-07-14 | 日記

昨日も今日も猛暑。朝、市役所から海に向かってタワーの近くで車を止めた。じりじりと日差しがまるで熱地獄のように攻めてくる。雑草に覆われた人工的な砂山をよじ上る。頂上は平らでメマツヨイグサがちょうど花を咲かせていた。遠くの水平線に目をやると工場地帯が両側には広がっている。


ブチヒゲカメムシがメマツヨイグサの葉にとまっている。

 
カメムシはシャイだからすぐに隠れようとする。正面から撮ろうとしたがなかなかこちらを向いてくれない。


穏やかな海と青くて広い空がどこまでも続く。それを見降ろすように黄色い花を咲かせるメマツヨイグサの姿は均整がとれて単純に美しい。