ゼンマイ
2011-05-08 | 日記
ある老婦人が御主人の認知症が進行していることを説明してくれた。ある朝起きてきて昨日ゴルフでホールインワンをした、と上機嫌で話をしたという。生涯初の快挙で嬉しくて仕方がないらしい。でももう歩くのもやっとで外出もできないのだから夢をみたのだろう。夢と現実を混同している。その夢の日からまもなく肺炎になり入院した。現在、認知症は進行して周りの人の認識もできなくなり、点滴や経管栄養の管を抜いてしまうので両手をベッドに縛られていて可哀そうな状態にある。ところが婦人が面会に行って例のホールインワンをしたことを話すととっても嬉しそうに笑うそうだ。現実ではない夢のホールインワンが今の彼の唯一の過去のうれしい思い出になっている。本当にあの夢をみてくれてよかったと婦人は夢に感謝した。
ゼンマイ
林縁に朝日を背にして美しいシルエットを見せているゼンマイ科ゼンマイ。本当に鳥が羽を広げた様な羽状複葉。
別の場所では大きく展開した葉の近くに茶色の胞子体が見事な形を作っていた。
ゼンマイ
林縁に朝日を背にして美しいシルエットを見せているゼンマイ科ゼンマイ。本当に鳥が羽を広げた様な羽状複葉。
別の場所では大きく展開した葉の近くに茶色の胞子体が見事な形を作っていた。