せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ビワ

2010-12-19 | 日記

昨年、ビワの種をプランターの土に埋めておいたらすぐに芽が出てきて育ってきたのに今年の暑さで全滅してしまった。家の庭にビワを植えたら病人がでるという迷信があるから、駄目でもよかったかな、などと都合よく考えた。ビワは確かに裏庭の暗い所に勝手に生えているイメージがある。


大学の中庭にもビワの木が何本かあって学生時代5-6月頃採って食べたことを思い出す。

 
バラ科で花期は11~2月、白い地味な花をつける。花弁は5枚。葯には毛が密に生えている。自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつける。果実は花たくが肥厚した偽果。

ノボタン・リトルエンジェル

2010-12-19 | 日記

立木の花はサザンカ、カンツバキばかりが目立つ季節だが、今朝は民家の庭先に白~ピンク~紫のさまざまな色の花が咲き乱れる美しい立木を見つけた。すぐにノボタンであると分かったが見慣れた濃い紫のノボタンとはまた違って明るく楽しい気分にさせる色相だった。


ノボタン・リトルエンジェルは熱帯地方などに自生する常緑低木で、ノボタンの園芸品種。リトルエンジェルは直径6cm程の花を咲かせ、咲き始めの時期は中心部が白く外側が紫色の花だが、やがて全体がピンクになりさらに赤紫色へと変化する。


同時に色の異なる花をつけるので三色野牡丹(サンショクノボタン)の別名がある。

ユリオプスデージー

2010-12-19 | 日記

先日12/16外勤途中、大学下を流れる川縁に誰か近所の人が植えたと思われるキクが目にとまった。花の少ないこの季節にマーガレットの様な花で車を止めてみるとユリオプスデージーだった。


葉は深い切れ込みがあって細長く、軟毛が生え銀白色をしている。

 
開花期間は長く12月頃から5月まで花を咲かせるから冬には貴重なキクだ。宿根草というよりも常緑低木のキク科植物。

カンツバキ「勘次郎」?

2010-12-19 | 日記

最近昼の時間が短いと感じる。朝は7時過ぎまで暗いし、夕方は4時半になるともう真っ暗。12/22が冬至だった。この茶色と灰色の冬の季節に、カンツバキの真っ赤な花を見ると暗闇に火がついた時のようにほっとする。

 
職場近くの公園のサザンカは今や満開。4-5mはありそうで今頃咲くのだからカンツバキ「勘次郎」だろうか。「勘次郎」はサザンカとツバキの交雑種で、立寒椿ともいわれるらしい。交雑種といっても一枚一枚の花びらがバラバラと散る、子房、新芽、葉、茎に微毛がある、小型で艶が無く、葉には鋸歯があるなどサザンカの特徴を持っていてサザンカの仲間に入れられているようだ。