せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

スズメバチの巣

2010-02-07 | 日記
スダジイの枝の下に20㎝くらいのスズメバチの巣を発見。あまりの美しさに見とれてしまう。斜面にあるため滑り落ちそうになった。まだハチがいるのか不安だったがあとで調べてみると、秋になると空になり翌年再利用されることはないらしい。このようにボール状の巣をつくるのはコガタスズメバチかキイロスズメバチのどちらかのようだ。外皮の模様はいずれも貝殻状。キイロスズメバチは、軒下や屋根裏に大きな巣を造ることが多くしかも攻撃性が強い。コガタスズメバチの場合、樹の枝や家屋の軒下などに大きくてもバレーボールくらいの巣をつくり攻撃性は弱い。今日遭遇したのはおそらくコガタスズメバチの巣だろう。

巣の側面に開いた丸い穴が出入り口。

キササゲ

2010-02-07 | 日記
職場の近くに、ちょっと変わった高木を最近見つけた。たくさんの髪の毛が吊り下げられているようで薄気味悪い感じもする。夕方見上げるとちょっと不気味。これはノウゼンカズラ科のキササゲ。真夏にはちょうどキリの花の薄紫を淡い黄色にした感じでやさしい円錐花序の花をつける。キリはその大木が威風堂々で花は高貴なのに対して、キササゲもまた大空にはばたく様な優雅さとエキゾティックな花と果実が魅力的だ。キササゲのことを中国では梓(し、あずさ)と呼び、皇太子殿下浩宮様のお印となっているという。ちなみに雅子様のお印はハマナスの花。

果実がたくさん残っている。その鞘が20cm以上もありこの中の種子は風に乗って飛んでいく。

キリの花の薄紫に対してキササゲの花は薄い黄色。これは2009/8/3撮影。

キルタンサス

2010-02-07 | 日記
街角でこの花をときどき見かける。薄いピンクの細長い花びらがその重みで垂れているようだ。ヒガンバナの仲間だなあとは思っていたけど最近キルタンサスの名前を知った。赤や黄色など派手な色もあるらしいが、何といってもこの色が最高。気品とやさしさを感じる。2010/1/9撮影。

マンサク

2010-02-07 | 日記
今日は日曜日だが、またも当直明けで睡眠不足。風が強くて畑の土埃がひどくてときどき眼も開けられないほどだ。帰途上の某リハセンターの植木に待ちに待ったマンサクの花がついに開花。明るい日差しに映る黄色と中心部の赤い花弁がカールして手を広げ、燃える松明をモチーフにした芸術作品のようだ。疾風もマンサクの開花も春の到来を告げていて何かうきうきする期待と希望を感じてしまう。

花弁もがくも4枚。

花弁は広がるまでつぼみの中に巻きテープのようにしまいこまれている。