キササゲ
2010-02-07 | 日記
職場の近くに、ちょっと変わった高木を最近見つけた。たくさんの髪の毛が吊り下げられているようで薄気味悪い感じもする。夕方見上げるとちょっと不気味。これはノウゼンカズラ科のキササゲ。真夏にはちょうどキリの花の薄紫を淡い黄色にした感じでやさしい円錐花序の花をつける。キリはその大木が威風堂々で花は高貴なのに対して、キササゲもまた大空にはばたく様な優雅さとエキゾティックな花と果実が魅力的だ。キササゲのことを中国では梓(し、あずさ)と呼び、皇太子殿下浩宮様のお印となっているという。ちなみに雅子様のお印はハマナスの花。
果実がたくさん残っている。その鞘が20cm以上もありこの中の種子は風に乗って飛んでいく。
キリの花の薄紫に対してキササゲの花は薄い黄色。これは2009/8/3撮影。
果実がたくさん残っている。その鞘が20cm以上もありこの中の種子は風に乗って飛んでいく。
キリの花の薄紫に対してキササゲの花は薄い黄色。これは2009/8/3撮影。