ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

タンクを洗って。

2013-11-20 04:17:40 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト

↑クリックで詳細がでてきます。

配送先は 
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島
 までお願いします。

発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

No522
みなさん今から遠出しますので、明日はブログお休みさせて頂きます。

帰還困難区域の牧場で松ちゃんの最後の仕事は、リッチ塩を設置して水を与える事だった。


ご支援頂いたジャガイモを与えて帰って来る松ちゃん。

しょっちゅう喧嘩する中だとある人に言われるが、それはそれで本当の事だから仕方がないが、今回牧場に行って彼の働く姿見て、僕もがんばろうと思った。


ジャガイモを与えた時に使ったプラBOXを、柵のポールにひもで固定してリッチ塩を入れた松ちゃん。

もう4時になる頃、寒さを感じた僕の目の前で、彼は一握りの藁を手に持ちやって来た。
何をするのか?と思ったら、そのわらをたわし代わりに井戸水を少し汲み、牛が水を飲むタンクを洗い出した。


水は冷たかったはず。
肌寒さを感じていた僕は、炊事用の薄手のゴム手袋をはめたいと思った。

彼は、タンクの縁まできれいに洗った。
いつもの無骨な彼の姿からは全く想像できないような光景だった。


このタンクに水を入れて洗った後、汚れた水を捨てるのに重くなったポリタンクを傾けるのにも腕力を使う。
僕には絶対に出来ない。

「こんなにきれいにしたって、すぐに泥だらけの足入れっちまうのになぁ~」と笑いながら彼は言った。

被災地の今の彼を見ていると伝わって来るものがある。
それは動物たちへの思いだ。

イノブタがめちゃくちゃ強烈な菌を撒き散らすこの牧場で、牛たちが歩くその4本の足にあいつらの糞が付いてるかも知れない。

だから、常にこの水タンクを注視している松ちゃんだった。


きれいになったタンクに水が注入された。

イノブタ被害に遭っているのにイノブタを殺さないし、牧場の中では牛たちが間違って食べないよう注意してごみ拾っていた。

どうにか元の体力に戻してやろうという気持ちが良く分かる。
僕はたわしを持って行ってあげようと思う。

今の問題は牛の餌が無い事。
松ちゃんに、あんまり書くなって言われたけど、僕はみなさんのお力をお借りしたいと思います。

どうかみなさん、これからもご支援下さいますようお願い申し上げます。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帰還困難区域に | トップ | 迷惑かけて。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事