ときぶーの時間

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ボスが脱走?

2012-03-14 08:14:02 | 日記
NO-99
昨日、松村直登から昼の1時半頃に電話が入った。その時に彼は、隣町の大熊町のダチョウ園にいた。

インターネットでも流れたダチョウの捕獲シーン。あの時に捕獲されたダチョウたちは、元の棲家である大熊町のダチョウ園に入れられた。

今まで彼は、ダチョウがちゃんと餌を食べているか?水を飲んでいるだろうか?と心配して時々見に行っているのだが、柵の中にいたはずのあのボスダチョウがいないのだ。

 松村から餌をもらう駅前のボスダチョウ。去年の11月アントニオ氏撮影。

今まで6羽いたのが昨日見た時に、5羽しかいないのに気付いて僕に電話をくれたのだが、餌も水もたっぷりとあり、間違いなく死んでいないと彼は確信していたが、それなら何処に行ったのだろうか?

僕はその場所で死んでいないのなら、ボスダチョウが柵から脱走して松村と勝負をするために出て行ったのではないか?と思った。(NO-47/48/49話)

それを彼に言ったら「いつでも受けてやるぜ!」と松村が返し、二人で笑ってしまった。今年のお正月の富岡駅前でのバトルは、読者のみなさんもお分かりだと思うが、本当に脱走したのならいいのだが少し心配だ。

 彼の家に居ついてしまい松村に保護されているメスのダチョウ。

昨日、驚いたのは彼が持っている線量計が、ダチョウ園のある大熊町のその場所の空間線量が高い数値を示したことだ。

空間線量で9マイクロシーベルトだから、年間の線量が80ミリシーベルトで国の基準20ミリシーベルトをはるかに超える高い汚染度を示した。

空間線量でこんなに高いなら、地上の線量はとんでもなく高いことになる。僕は松村に、「癌になるからいつまでもいないでそこを離れてくれ!」と言った。

松村も「うん、危ねえから避難するよ。この泥はすげえ数値なんだべなぁ~」と靴に着いた泥を取り払い、トラックに乗り「今から、買ってきた牛の餌を牛に与えに行く」と言って電話を切った。

ダチョウたちも富岡にいた頃は、放射能汚染が低い場所にいられたのに、大熊のような高い場所に保護されて気の毒に思った僕がいた。

 雑誌フライデーから、ボスダチョウに餌をあげる松村直登。アントニオ氏撮影。

彼らは完全に被曝してしまうだろう。もっと線量の低いところで保護すればいいのになぁとつくづく思う。・・・・それでも、あのボスダチョウが松村の前に立ち、勝負を挑んで来たならボスにOK牧場!って言ってあげる。かなり古いか(笑い)





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2 コメント

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300kgのもみ殻と米ぬか2.5トン (カウ)
2012-03-14 11:49:44
http://ameblo.jp/fukushimakachikusos/  に、善弘寺(〒 964-0063 福島県二本松市才木山183番地(宗)善弘寺内
『宗教法人 福島被災家畜を守る会』)に、
上記の支援物資が届いているとありました。

もうすでにご存知かもしれませんが・・・。
松村さんが面倒を見ておられる牛たちのところに届けてくれる方がおられるといいのですが。
返信する
ダチョウ (けた)
2012-03-16 12:04:32
15日に夜の森に一時帰宅した友達がダチョウに遭遇して写真を撮ってきました。
今も夜の森か富岡のどこかにいるんじゃないでしょうか?
返信する

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