ときぶーの時間

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7年後。

2014-01-16 06:13:56 | 日記
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NO564
今回の帰省で新たなニュースは、常磐高速道路の富岡インターが今年2月末に再開通されることだった。


もう一年以上前になるだろうか?富岡は負けん!の文字。
何気なくこれが目に入り嬉しくなったのを思い出した。
再開通で富岡に少し早く帰れるなって思っていたら、そこへ甥っ子の一言。

前日にイノブタに壊された納屋の修理で富岡の実家に行った甥っ子は、家々の除染や田畑の除染が本格的に始まっていない富岡町で、道路の除染を先にしていることに憤慨していたからか?

「これってどれだけ意味あるの?」と言ってきた。
僕は「原発の復旧作業にあたる人たちの通勤ラッシュの軽減にはなるだろう。」と答えたが「たった、それだけ?」と、少しがっかりした言葉が返って来た。

もっといい答えを期待していたかのような感じだったが、甥っ子もこの原発事故の事で色々思うことがあるようだ。


雪かきをした雪が解けて夜になってまた凍るから、道路は一面氷でツルツルになりとても危ない。
地元ではこの状態を「たっぺ」と言います。
だからこんな状態がある時は「たっぺのとこあっから、気を付けて行って」と言われる。

続けて「道路の除染って一番最後にやるべきだよね!」と言って来たので、僕もその現場を見た時そう思ったので「うん、ほんとにおかしいよな。」と彼を慰めた。

もうすぐ3年を経過するのだが、甥っ子は義兄と共に避難先で家を建てることになった。
甥っ子の子供2人はまだ小学生だから、富岡に帰ることを早くから諦めていた。


常磐高速道を走り小野町を通過したあたりから、雪が積もった風景を見た。

今回は、行く先々で「富岡の復興は早くて10年かかっぺ~」と言われて帰って来たのだが、除染にしても上下水道の復旧を考えたら、そのくらいかかるのだろうなぁ~。

あれからそろそろ3年で、あと7年もかかるのか?と思うと、とても長い時間に思える。
7年後の予想なんてとても出来ない。
松ちゃんとよく話すのだが、一ヶ月先のことだって予定が建てられない事があるのに、7年って長いでしょ。

会った友人の全員が家を買ったり、建てている人ばかりで正直考えさせられたかな。
「まだ決めてないの?」と言われたり「何してるの?」って言われて帰って来たけど、今回は散々な帰省でした。















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