松ちゃんが行く。

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NO763
昨日、松ちゃんの所にはスイスの映画撮影クルーが来ている。
ドキュメンタリー映画だって松ちゃんは言っていた。

また保健所の人が来て牛の検査があるので、撮影大丈夫？と聞いたら「ドキュメンタリー映画だからこちらの意のままに動くよから大丈夫だ」と。


只今写真展開催中の千代田画廊様の写真。

昨日の夜、松ちゃんから今日、静岡の写真展に行くと電話をもらった。
3月7日の今日、松ちゃんは千代田画廊に来てくれます。
到着は午後になるかも知れませんがみなさん宜しくお願いします。
時間を調整してくれ、悪いなぁ～と思いながらも嬉しかった。

一昨日、松ちゃんは午前中に隣町の楢葉へ行きある農家さんの所から帰って来た。


帰って来るなり部屋で待っていた僕に「下の牛に餌やってくっから」と慌てて「僕も行くよ」とついて行った時の写真。

今までは牛に気ままに食べさせていたけど、一昨日は「調教してんだ」と言い、子牛が食べれるようにずっと餌箱に付いて餌やりをしていた。

体の大きな牛が子牛を払いのけて餌を取ってしまうから、子牛が食べられないことが多く業を煮やした松ちゃんは、大きな牛が来ると片手鍋を振り回し追い払っていた。

この場所に近づくと怒られるのを覚えさせないといけない訳で、これはこれでとても大変な作業だ。


トラックからわらを運び餌やり開始。

体の小さな子牛4頭は、松ちゃんに守られて落ち着いて食べていた。
「全く畜生だから言う事聞いてくんねぇ～」とぼやきながら作業する松ちゃんに笑ってしまった。

風が吹き少し寒かったけど、黙って付き合った僕だが松ちゃんは、やはり大変だよなと思った。
今、特別柵の中に入った子牛は今までで一番小さい。


特別柵入りした小さな子牛。
同じ時期に生まれた子牛はこの3倍～4倍は大きいのに。。。

お腹が空いていたのか腕を伸ばし手を出したら、僕の手に鼻を付けクンクン臭いを嗅いで逃げなかった。
可愛いかった。

松ちゃんは「この牛は100ｋｇ位にしかならないかもな」と言ったので、赤ちゃん産めるの？と聞いた。

「それは出来るべな。でも妊娠したら死ぬべ。帝王切開しなきゃ産めねぇ」と。
まぁ、今では去勢されたオス牛しかいないから心配ご無用なのだが、100ｋｇの体重なら完全にペットだよな？

大きくなっても150ｋｇ位だそうだ。
餌を食べてる時に大きな牛に一度ガツンと角で追い払われ恐怖症になってから、ずっと遠くにいて食べるのを怖がって餌箱に寄りつかない子だったから、特別柵でたくさん食べて元気になって欲しい。


このわらは風が強い富岡で飛ばされないからとても作業が楽だと言っていた。
みなさんが支援下さる高級品のチモシーは風がない時に与えているそうです。

今日、松ちゃんが千代田画廊に行きます。
松ちゃんの話は面白いと思いますので、時間のある方是非、生の声を聞いて下さい。

静岡市葵区の千代田画廊で写真展開催中です。

東日本大震災　福島第一原発事故から4年
タイトル　福島をみつめて



期間　2015年3月5日～3月11日
　　　　　　11時～18時（最終日のみ16時まで）

場所　千代田画廊　入場無料
　　　静岡市葵区鷹匠3-20-8　アークヴァリュ-2F
　　　　　　　　　　　　　　TEL　054-271-8800

主催　NPOがんばる福島　ラディアンテ静岡

お問い合わせ　teamfukushima0311＠gmail.com

みなさまのお越しをお待ちいたしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。