ヨーロッパの事。

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NO595
一昨日、松ちゃんと電話で話して、そろそろヨーロッパの事発表しようという事になり、今日書きます。


餌の準備でふすま（麦の粉）をバケツに入れる松ちゃん。
私も餌やりに連れてって～と、まとわりつくシロ。

今回、松ちゃんはヨーロッパの環境団体や反原発団体ATLASTRADUCTION、グリーンピースなどみなさんの協力を得て3か国に招待されるのですが、彼の友人が一緒に行ってくれるので凄く良かったと思ってます。

パリ市長や政治家に行政関係者をはじめ、欧州議会の方や緑の党のメンバーなど、多くの方に会うみたいです。

聞いたところ、フランスの使用済み核燃料の最終処分場視察やフェルトキルチの太陽光発電所視察。
放射能の後遺症や健康被害の実態を知るため、チェルノブイリの子供たちの現在の暮らしを視察。
3月11日には、メーンの欧州議事堂で行われる２つの会合に参加するなど、目白押しのスケジュールです。

ドイツ・フランス・スイス3か国ですから行き来もあるけど、その他にもスケジュールが入ってたようだから、今回は二人にとって超ハードな遠征になるのではと思ってます。


配合飼料を軽トラックに積み込んで牛たちの餌やりに。

もっとも一緒に同行してくれる友人が、あちこちの団体の人に会ったり本場のシェルターを見に行ったりと、色々活動したいっていう人だから当然忙しくなる。

松ちゃんは僕に「その他にもいろいろあるかもしんねぇ～。だから、2週間が3週間滞在になるかもしんねぇから。」って、言ってた。


3週間もいなかったら、シロも寂しいだろうな？

今回の事で力を貸してくれたイタリア人ジャーナリストのアントニオさんにも感謝します。

二人には是非、今の福島を伝えてほしい。

原発事故のひどい状況を伝えて欲しいと思ってます。

今日のニュースでも政府は、エネルギー基本政策に変更はないと原発再稼働の準備を進めると発表したが・・・。
何がベースロード電源だよって思ってます。
事故を起した福島の被害・数十年元に戻らない大地・廃炉にかかる膨大な費用・原発復旧に被曝の危険にさらされている作業員のことなどを考えたら、再稼働ってないだろう。

ドイツみたいに脱原発を国のトップが決めてくれれば何も言わないんだけどね。
原発はいらない。
ほんとにそう思う僕だった。