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 堤未果の注目すべき「デジタルの罠」(デジタルファッシズム)

2021年12月22日 | 未分類
 堤未果は、かなり前から、新自由主義によるグローバリズムが、究極の弱肉強食システムを招き、最後に生き残る、ごく少数の国際金融資本が、世界独占資本となり、地球の支配者となると指摘してきた。
 その新しい世界の帝国こそ、ダボス陰謀団、ビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵らの「世界経済フォーラム」である。

 彼らは、世界の古い秩序による、あらゆる無駄を省き、すべての情報をデジタル化して一括管理し、個人の自由な思念、行動を絶対に認めない、人類総コントロール(人類総囚人化)を目指し、その新しいシステムを「グレートリセット」と呼んで、世界に強要しようとしている。


【総集編】報道されないデジタル化の罠…アメリカが狙う次なる“日本の宝“とは|堤未果×三橋貴明×高家望愛 2021/12/11
  https://www.youtube.com/watch?v=UOjpYsBgG_g

 https://www.youtube.com/watch?v=WSS6XtPp_iQ


① 新自由主義がデジタルテクノロジーと組み合わさることで「最終ステージ」に入る。
 日本はスマホ決済も進んでない「デジタル後進国」と決めつけて、国を挙げてデジタル化に取り組むべきだと日本国民を追い立てているが、実は便利に見えるデジタル化には、もの凄いデメリットがある。
使い方を間違えると「デストピア」まっしぐらに転落してゆく。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2

 日本は「デジタル庁が発足して、ユートピアに向かうかデストピアに向かうかの分かれ道にいる。

 ② 中国は政治と経済が一体化した国であり、支配者(中国共産党)の意思が抵抗なく行き渡るので、デジタル化のような官製システムは、巨大な効果を生む。
 デジタル化は、国による規制が緩いほど、早く進化する。データが集まるほど精度が高くなる。
 デジタル化が国家規模で進めば、行き着く先は中国共産党、完全支配体制である。

 ③ そのとき、グローバルスタンダート=新自由主義はどうなるか? といえば、新自由主義が進化した行き先はファッシズムである。
 すなわち、中国共産党による上からのデジタル化強要も、国際金融資本のグローバルスタンダードによる弱肉強食淘汰がもたらす超独裁も、まったく同じ意味を持つ。
 それは、囚人管理社会である。地球はデジタルによる巨大な牢獄と化す。

 ④ 新自由主義は、政府の介入を抑制し、政府を小さくし、市場原理だけで社会に選ばせることで生き残らせればよい、という考え方だが、それをやれば、必ず、能力の高いもの、資金の大きいものなど「強い者が弱い立場の者を食い荒らす」弱肉強食の社会に変化してゆく。
 強い者は、自分たちに都合よく、社会のあらゆるシステムを変えていってしまい、強者による独裁政治=ファッシズムが成立するようになる。

 強いもの、大きいものだけが生き残る社会が新自由主義であり、強者独裁体制になる。しかも、グローバルスタンダードは無国籍であり、国家の枠を撤廃し、地球規模での独占資本が成立するようになる。
 ここにデジタルがドッキングすると、恐ろしい社会がやってくる。

 ⑤ スマートシティ・スーパーシティとは?
 都市における、すべての情報をデジタル通信で、コントロールセンターが掌握できれば、確かに渋滞も減るし、とてもスムーズな社会ができあがる。
 中国では、実際に北京郊外の雄安新区で大規模な実験社会が進行中である。
 https://www.youtube.com/watch?v=Ms7SYpS8Tgc

 こうしたデジタル化都市では、我々の行動もすべてコンピュータで管理され、予測される。ありとあらゆる個人情報が当局に筒抜けになり、管理マニュアルからはみ出した行動、たとえば、風俗店で買春したいとか、誰かと浮気したいとか、変態的行動をしてみたいとかの、「道に外れた欲求」が、管理され処罰されるようになる。
 個人の情報を集めて行動を予測し、次に商品を供給し、独占的に金儲けするというのがGAFAMなど国際金融資本業者の本当の狙いである。

 中国共産党管理体制では、すべての個人に評価を付与し、スコアの低いものには、公共交通機関を利用させない、
 https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/
 ワクチンパスポートも同じ発想で実行されている。管理者の指示に従わない者は、社会から排除する。基本的人権も蹂躙されるということになる。

⑥ 「 ワクチンパスポート」はおかしい。
現在、新型コロナワクチンには、感染を阻止する意味がないことが知られている。残る効能は「重症化を防ぐ」というだけだが、その程度で、人々をワクチン接種の有無で選別し、施設への入場を制限したり、交通機関への搭乗を制限したりしているが、これは非常におかしな強制力の使い方だ。

 ワクチンを接種しても感染を阻止できないにもかかわらず、ワクチンを打ってない人の基本的人権を制限しようとしている。
 これは、まさしく、権力者の意図に従わない人々の人権を破壊する強権的暴力行為に他ならない。これこそ、新自由主義のもたらす究極の独裁社会ではないか?
 一度このような人権侵害と引き換えのデバイスを持ってしまい、常態化すると、あらゆる基本的人権の侵害がデバイスに紐付けられて、社会的に受け入れられてゆくことになる。

⑦ マイナンバーなど、情報を集約化すれば、行政手続き上、便利にはなるが情報漏洩の堅牢性という意味では、逆に悪化し、弱体化してゆく。
 スマートシティなどの中央集権的管理システムでは、わずか一カ所の弱点から情報が漏洩すると、すべてのシステムが一瞬にして崩壊し、情報も抜き取られる。
 まさに、デジタル犯罪者の思うつぼになる。

⑦ 教育のデジタル化とは?
 デジタルファッシズムが成立すると、最大の標的が「教育」になる。
 国際金融資本は、子供を最大の標的にしている。子供時代に洗脳された食生活や生活様式は、大人になっても簡単に変えられず、一種のソウルフードになったりする。
 したがって、国際資本が、子供たちに加工食品の消費を洗脳すれば、いつまでも同じ商品を売りつけることができる。

 日本が敗戦して、進駐軍は、子供たちの給食にパン食を押しつけた。これで日本の食生活の基本が米からパンにシフトさせられた。これはアメリカの小麦を売りつけるための陰謀だった。
 学校は、食生活や日用品のパイが極めて大きいが、商業的に簡単に入れないバリアに囲まれていた。
 ここをデジタル化すれば、国際金融資本にとってぼろ儲けの狩り場になる。

 ⑧ 教育という分野は、地に着いた現場主義ではなく、仮想空間である分野が大きい。
 新型コロナ禍で、教師による直接のアナログ教育体制が居場所を失い、代わって「オンライン教育」が大きくのさばるようになった。
 ダボス陰謀団や息のかかった国連は、これ幸いと、全世界的にオンライン教育体制に切り替えようとしている。

 国際金融資本GAFAMは、学校教育の巨大な利権を狙って、デジタル化=オンライン化を利用して、利権を手中にしようとしている。
 オンライン化することで、直接GAFAが子供たちに商品を売りつけられるようになる。

 ⑨ 「マイナンバーと学校の成績を紐付ける」
 つまり、マイナンバーを、個人総合番号にして、あらゆる資産、課税のみならず、その人生の成績まで一択管理しようとした。
https://www.bengo4.com/c_23/n_12206/

 文科省の説明では、「マイナンバーとマイナンバーカードは違う」と言っているが、誰も信用しない。一人の行政情報のなかに、その人のあらゆる成績や健康情報を記録し、行政が利用できるようにするという、まさにダボス陰謀団の核心的方針であり、グレートリセットの正体をあからさまにさらけ出すものだ。

 ⑩ 学校教育は、単に、教員と生徒が知識を得るための場ではない。基本的には子供どうしのコミニュケーションを作る場であって、子供の優しさを育てる場である。
 だが、GAFAMやダボス会議のオンライン教育路線では、子供には知識を与えるが、友情は与えない。知識を与えるだけならAIロボットで十分ということになる。

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 詳細は、リンク先の動画をご覧いただきたい。
 私は、人間が心から解放されて喜びの人生を送るため必要なことは、決してデジタル情報ではなく、過疎の田舎の大自然のなかで、たくさんの動物とともに生きて、地球の仕組みを学びながら、人々や自然界への愛を育てることだと考えている。

 国際金融資本 GAFAM ダボス会議の考えていることは、ユダヤ教タルムードにおける「ゴイムの管理思想」だけだ。
 自分たち支配階級(ユダヤ教徒)以外のすべての人をゴイム=家畜として、生涯、檻の中に閉じ込めて管理し、必要なら内臓を抜き取って売り飛ばすという中国共産党と同じ思想である。

 これから、子供たちをアルプスのハイジのように大自然に包まれた伸びやかなライフスタイルを用意してやるのか、ダボス会議が仕組んでいるグレートリセットで、恐ろしいデジタル化社会に投げ込むのかが問われている。

 本日、12月22日冬至が、その二極化分岐点だと、多くの未来を見抜く人々が指摘している。


ネバダ核実験場の被曝者たち

2021年12月21日 | 未分類
 これは、まだNHKに良心が残っていた時代のコンテンツ。今なら、被曝問題を取り上げた瞬間に、「原発運営に影響がある」と、自民党政権に任命されたNHK上層部がいきり立って、ディレクター関係者を追放するにちがいない。
NHKは昔のNHKではない。良心を失った廃墟なのだ。

 ネバダ大気圏核実験は、1951~1963年まで、約千回行われた。
 ほとんど放射能防御のない、むき出しの大気圏核実験により、ほぼアメリカ全土、あるいは地球規模で莫大な放射能汚染を起こし、ネバダ周辺住民の大半にダウン症など遺伝障害、心筋梗塞死の激発、出生時の知的停滞、癌死激発などの苦悩が襲いかかった。

 ネバダ核実験は、新鮮なウラン235・プルトニウム239の核分裂実験であり、チェルノブイリや福島の巨大原発事故と同等の、膨大な短寿命・長寿命核種を放出した。
 したがって、ネバダで起きた健康被害と同じ結果が、チェルノブイリで起き、福島第一原発被曝地(東日本全域)で起きるのである。

 ネバダ核実験場 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%80%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%A0%B4

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  ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE   2014 年 3 月 18 日
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/828.html

ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE
http://www.at-douga.com/?p=11055

 2014年3月15日に放送された、NHK・ドキュメンタリーWAVE「ダウンウィンダーズ アメリカ・被ばく者の闘い」を紹介します。
(所要時間:約49分)

核大国アメリカが「フクシマ・ショック」に揺れている。
(※2014年)1月27日、米国である集会が開催された。「ダウンウィンダーズ(風下の人びと)記念集会」。

 福島原発事故の直後に連邦議会が制定した記念日だ。参加するのはネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくした米市民。
 フクシマ報道に接した住民たちは、被災者を自分に重ね合わせた。自分たちも政府から十分な情報を与えられないまま、被ばくしてしまったからだ。

 被ばくの影響と疑われる症状に苦しみながら、補償されないまま亡くなる住民も多数いる。
 フクシマを契機に「真実を知りたい」と声を上げる米市民の姿を追いながら、アメリカに残された「知られざる核被害」の傷あとをみつめる。

引用元:ドキュメンタリーWAVE
http://www.nhk.or.jp/documentary/aired/140315.html
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 引用以上

 世界は、「言うことを聞かないと殴り倒す」と恫喝する、優しさのない国が大半を占めている。
 その代表が、アメリカやロシア、中国という超大国だ。国家権力を絶対視する理由が、その暴力性への信仰なのだ。
 国が大きければ大きいほど、権力者は権力に固執し、武力でそれを維持しようとする。そして国家を運営する官僚たちは「自分たちは絶対に間違いを犯さない」と思い込みたがる。たとえ間違ったとしても、黒を白といいくるめてしまうのだ。

 権力者たちは、一様に「他国に秀でた武器・武力」を持ちたがる。その最たるものが核兵器だが、核武装さえしていれば、自分たちは人類無敵であると安心できるらしい。
 だから、それが放射能汚染をもたらし、被曝者に極絶の苛酷な苦悩を与えることが分かっていても「国の安全のためなら仕方ない」と屁理屈をつけて、核武装・核実験を押し通そうとする。

 原子力発電も、「科学技術の成果が人々の生活を豊かにする」というデマを流して、「人々の幸福な生活のため」と、ウソをいいながら、実は、核武装の準備のために導入された。
 正力松太郎が60年前に導入した、国内最初の東海原発は、当時すでに発電用の効率が高い軽水炉が実働していたにもかかわらず、非効率な黒鉛炭酸ガス炉になった。

 理由は、核武装のためのプルトニウム239を製造することが容易だったからだ。
 原子力発電を核兵器開発のために利用するという発想は、もんじゅや六ヶ所村再処理工場の運営にはっきりと現れている。
 もんじゅも、再処理工場もプルトニウム核ミサイルを作ろうとしていないなければ無用の長物どころか、子々孫々にまで放射能の害毒と人類滅亡の恐怖をもたらすだけの愚かな虚構だからだ。

 我々は本質を見抜かなければならない。
 一人の人間としての価値観と、国家の価値観が異なっている現実は、大きな間違いである。国家であろうと、一人の人間であろうと、全人類の幸福のために生きねばならないのだ。

 なぜ、国家が、国家としての利権を核武装と武力恫喝によって頑なに守ろうとするのか?
 それは、国家を運営する者たちが、自分の資産、権力を国家を利用して確保しようとしてきたエゴイズム、私利私欲に侵されているからだ。

 もしも、全人類の幸福を本気で願っているとしたなら、「いつでも、おまえたちを皆殺しにできる」と核兵器を振りかざして、相手を恫喝するような姿勢になるはずがない。
 結局、核兵器を持ちたい者たちは、それがもたらす利権を自分に利用したいだけなのだ。
 核兵器というのは、人間のエゴイズム・強欲にだけ根ざしたものであり、愛と正反対のものであり、旧約聖書に描かれた、「戒律を守らない者の命を奪え」というルシファーの発想なのだ。 

上のリンクにあるネバダから風下、1000キロ圏の住民の癌多発は、福島第一原発事故でも、まったく同じことが起きる。
 フクイチ事故後、大量の放射能が、太平洋と、内陸の北西方面(秋田方面)に流れた。東京や神奈川、千葉でも激しい汚染が起きた。
 この動画を良く見るがいい。我々もまた同じ運命に晒されるのだから。

nebada1.jpg


 現代ビジネスの面白いコンテンツを紹介します モラハラ

2021年12月20日 | 未分類
 2021.05.03 「あなたは殺人者と一緒」人格否定、朝まで説教…ヤバすぎるモラハラ夫の言動一部始終 【前編】
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82690

  突然の豹変、朝まで説教、人格否定...。

 「夫といるとどうしてこんなに苦しいんだろう...」

 言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

 「モラル・ハラスメント」はまず自覚すること、と話す榎本さん。当たり前のように受けてきたハラスメントに、被害者たちはどのようにして気づき、どのように逃げ出したのだろうか――。

moranige1.jpg

 「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」
 私がモラル・ハラスメントという言葉を知ったのは数年前のことでした。

 その言葉を知った直後に、ふと立ち寄ったスーパーで、買い物をしている高齢のご夫婦がいました。男性はずっと奥さんに向かって「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」と言い続けていました。奥さんは無表情のまま、黙って横に立っていました。

 そしてその帰り道、また奥さんと思われる女性に向かって「とろいんだよ、いい加減にしろ!」と怒鳴りつけている男性を見ました。女性は俯いて、じっと地面を見ていました。

 その時「あ、そうか。これがモラル・ハラスメントなんだ」と頭を殴られたようでした。
 私には今までその風景が見えていなかった。もしくは少し嫌な気持ちになるけれど、ありふれた出来事だと思って生きてきました。
 けれどモラル・ハラスメントという言葉を知ってから、これは当たり前のことではない。不当で、許しがたい行為であり、苦しんで生きている人たちがきっとたくさんいるのだと、胸を突かれたような気持になったのです。

 モラル・ハラスメントに遭っている被害者の心理は複雑です。長年「お前が悪い」と言われ続け、自尊心を傷つけられ、一種の洗脳のような状態になっています。周囲が指摘しても「私が悪い、彼は私を教育してくれている」と言って拒絶したり、そうしていないと夫の機嫌が悪くなるのでさも夫に愛情のあるように振る舞っていたりします。

話し合って解決できる問題じゃない

 そしてモラル・ハラスメントは未だに「夫婦喧嘩の延長」「二人で話し合えば解決できること」だと言う人も多く、やっと勇気を出して相談した被害者が「男はそんなもの。子どもだと思って手のひらで転がす位がいい」「彼は愛情があるからそんな仕打ちをする」といったアドバイスを受けてさらに孤独に追い込まれることもあります。
 逃げられない。そしてその辛さすら認めてもらえない。それは想像を絶する苦しみです。

moranege2.jpg


 傍から見ると夫の言動が異常だと分かるのだが… 『モラニゲ』より
そんな苦しさに沈んでいる人が多くいます。自分の置かれている状況が「モラル・ハラスメント」だと気づいていない人もいます。

 言葉を知ることで可視化される世界がある。であればこの言葉をもっと多くの人に正しく知ってほしいと思っています。

人として価値がないと言われ続けて

 榎本さんは、著書にてモラハラ被害にあった女性9名の実例を記録している。本記事では、そのうちの一つ、モエさんのケースを紹介する。
 「何が何だかわからないけどずっと苦しい」――人として価値がないと言われ続けて

 振り返ってみれば、結婚前から人前で「こいつはバカ」と言われたり、束縛がひどかったりと、モラハラの兆候があったというモエさん。しかしそれがモラハラだと長い間気が付かなったと言う。結婚後、6年ものあいだ、夫はモエさんに「人として価値がない」と言い続け、最初は反論していたモエさんも、だんだん怒りや考える力がなくなっていった。

 気に入らないことがあると説教が始まり、朝まで続くことも。そうすると「俺がこのまま一睡もしないで車で会社に行って途中で人を轢いたら、あなたは殺人者だね」「あなたは人を殺していないだけでやっていることは一緒だからね」と言い募り、モエさんを追い詰めていった――。

 モエさんが自覚したのは、友人の「それは旦那さんがおかしいんじゃない?」という一言だった。役所に相談に行ったところ、モラハラの本を勧められ、読んでいるうちに自分がされていることってこれかも? と思い始めたそうだ。

 しかし、モエさんが夫から逃れるには、そこから2年くらいかかったのだと言う。いったい何があったのだろうか――。

2021.05.03夜行バスでモラハラ夫から逃げ出した妻に届いた、恐ろしすぎる「メール」の中身

  言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。
 なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

 記事前編では、6年ものあいだ、モラハラ夫に「人として価値がない」と言われ続けたモエさんのケースを紹介した。彼女は、自分が受けているのが「モラル・ハラスメント」だと自覚してから、実際に夫から逃れるまでに2年の月日を要している。いったい何があったのだろうか――。

 最後まで迷っていた

 モエさんの夫は会社員で日中は家にいない。ライターを生業とするモエさんは、その間は一人で過ごせるので我慢し続けていた。けれども死にたいという気持ちはどんどん強くなる。次第に身体も動かなくなって、自分でお金も稼げなくなってしまった。
 そんなとき、夫が出会い系サイトで女性と連絡を取っている記録を発見。この人とやっていくのは無理だ逃げようと決意する。

 moranige3.jpg

 『モラニゲ』より

 それからは逃げる日を決めて少しずつ荷物を実家に送ることに。前に耐え切れず家出したときに、夫に荷物は全て捨てると言われていたのだ。最後のほうはほとんど荷物がなくなり、夫に「なんか部屋すっきりしてない?」と聞かれても、最近片づけにハマってると言ってごまかした。

決行の日、でも…
いよいよ逃げ出す日が迫っていた。しかしモエさんは、直前まで逃げようかやめようか決められなかったと言う。貯金も尽きかけていた。けれどそのとき友人が仕事を依頼してくれて突発的にまとまったお金が手元に入ったのだ。

「これがあれば逃げられる」

それから夜行バスのチケットを予約して夫には黙って家を出た。しかしいざバスのロータリーまで行ったところで、夫からメールが届いた――。

moranige4.jpg



「今どこですか?」
「実はカギをなくして家に入れなくなってしまっている」

 そのメールを見てモエさんは「早く帰らなきゃ」とパニックを起こしてしまった。でもそこで一応近隣に住む友人に電話をした。
 夫が家に入れないみたいだから今日は逃げるのをやめようか、と。すると友人は「落ち着いて あなたのマンションの部屋 電気がついているわよ」と教えてくれたのだ。

 鍵をなくしたというのは嘘だった。それを聞いたとき、モエさんは心底ゾッとしたという。
 それからモエさんは夫とは一切会わず、離婚調停を始めた。35歳で結婚、41歳のときに逃げ出し、結局6年を費やすこととなったのだった――。
*********************************************************************
 引用以上

「夫婦」は他人であるといわれるが、それぞれ育った風土のなかで異なる価値観を作り出して成人している。ひとたび「心の甲羅」に閉じこもる頑なな習性を身につけた人たちにとって、融和し、妥協を求められる共同生活は心の負荷が大きすぎる。

 「引くことを知らない」で「相手を踏み倒す」ことしかできない人は、古よりの封建的価値観を洗脳され、引き継いだ人のなかに、たくさんいる。
 戦前の男社会では、女性の人権は奴隷のように踏み潰されるのが普通だった。
 https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2021/04/13/17452
 「民主主義」を標榜する戦後社会のなかですら、女性は人格を尊重されない男のための奴隷にすぎないと思い込んでいる人が普通にいる。
 
 日本社会の「保守」と呼ばれる人たちは、そんな価値観の土台の上に生きてきた。現代において保守を代表する自民党が政権を維持しているということは、女性蔑視の価値観が支持されていると言い換えることさえできる。

 だが、そんな価値観を信奉する人たちとの共同生活は、いわば「隷属」に他ならないのだ。自分独自の価値観は、死ぬまで周囲の誰も認めてくれない。奴隷としての人生しか残らない。
 それは解放された人間の姿ではない。

 男系氏族社会=男の権力社会だった日本では、少なくとも、男性権力が成立した奈良時代~現代に至るまで、女性は男のための子供を産む道具にすぎなかった。
 女性が独自の価値観を持てるようになったのは、私の記憶では、おそらく1990年代以降のように思う。たぶん、敗戦によって、アメリカナイズされた生活のなかで、アメリカの価値観が持ち込まれたせいだろう。

 女性軽視・蔑視の価値観は孔子が作り出した封建秩序である。孔子は、「序列=身分」という秩序を社会の根底に置こうとした。
 人には生まれながらに持った「徳」という虚構があるという理屈で、人間には生まれながらの序列があるというわけだ。
 そんな儒教観念をすり込まれた人たちによって、幼い子供まで「さま」付けするような馬鹿げた身分制度である天皇制が支持されている。

 人間社会の根底には、「女よりも男の序列が高い、だから女は男のための奴隷(子を産むための道具)にすぎない」という虚構の秩序を強要しようとした。
 それが2500年間、東アジアに連綿と伝えられ、儒教本国の中国、韓国、日本、ベトナムなどで女性軽視・蔑視の価値観が伝えられてきた。

 冒頭に描かれた、妻に対するモラハラを行って逃げられた男たちもまた、そんな儒教的価値観を幼いうちから洗脳され、女性蔑視の甲羅に閉じこもって、絶対にその誤りを理解できない人たちなのだ。
 冒頭の文内にあるように、「話し合って解決できる」問題ではない。
 心の根底にすり込まれた、「男優位」の封建的価値観から来ている問題であって、もしも男性側が問題の本質に気づくことができれば、男尊女卑の思想を捨てることになるのだが、そんなことは、ほぼ絶対に起きない。

 もしも、問題解決の方法があるとすれば、それは男女20名程度の集団結婚という共同体生活のなかで、男性側の横暴で傲慢な姿勢、思想が物理的に許されないような生活空間を作るしかない。
 現在の男女関係の傾向(離婚率)を見る限り、日本では必然的に一夫一婦制が崩壊してゆくしかないだろう。

 高知県の離婚率は、2021年現在で、約50%に近づいている。
 https://master-jack.net/2021/03/17/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E3%81%AE%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E7%8E%87%E3%81%8C%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B3%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF/

 女性は、生涯で二人の男性と結婚するのだが、かなり多くが、最終的に一人暮らしになるともいわれる。
 この条件では、「運命の赤い糸」なんて幻想は通用しない。街を歩けば、すべての人が赤い糸を引きずっているからだ。
 結局、やがて集団結婚=共同体への道が拓かれてゆくことだろう。

 我々は、何よりも儒教から解放され、すべての人を平等に扱う、人間関係の価値観を獲得するしかない。
 やがて、男系社会の封建的価値観である天皇制とともに、女性蔑視・軽視のモラルハラスメントも、この世から消え去ってゆくにちがいない。
 


 あの東京電力から送り込まれた、県民健康調査検討委座長=星北斗が自民党から参院選に立候補

2021年12月19日 | 未分類
 福島県の東電原発事故前=2010年度までの小児甲状腺癌の発症率は、100万人あたり0.5人(世界標準)だったといわれる。
 だが、東電巨大放射能事故後、県下18歳以下、30万人の子供たちの甲状腺を直接検査したところ、約300名の甲状腺癌患者が発見された。
 うち、表に出ただけで219名が甲状腺癌切除手術を受けている。

 (2015年度国立がんセンターの統計では、日本全国の19歳以下の甲状腺がんの発生率は10万人中0.367人 100万人では3.7名だが、これはフクイチ事故後の福島県を含めた発症例である)

 2021/07/23  福島の小児甲状腺がん287人〜事故10年で1万人に6人手術
 https://www.ourplanet-tv.org/40600/

 100万人のうち0.5人しか起きない小児甲状腺癌が、30万人で300名、100万人あたりにすれば、実に世界標準の2000倍の発症率である。
 ところが、福島県の設けた「県民健康調査会議」では、座長である星北斗が、
「原発事故とは何の関係もない。たまたま検査機器の性能が上がったことで、発見する必要のない甲状腺癌まで発見しただけで、放置しても何の問題もない」
 という信じがたい強弁を続けて、原発事故との因果関係を否定している。

 福島の甲状腺がん「放射線影響考えにくい」 国際研究会 2014年2月24日
 https://www.nikkei.com/article/DGXNZO67281080T20C14A2CR8000/

 東京電力福島第1原発事故の健康影響を議論する環境省や福島県立医大などが主催の国際研究会が23日、都内で3日間の日程を終え、これまで福島県で見つかった33人の甲状腺がんについて「放射線の影響は考えにくい」との結論をまとめた。

 研究会では、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故では4~5年後から周辺の子供たちの甲状腺がんが増加し、事故時0~4歳の小さい子供ほどがんになるリスクが高かったと報告された。

 福島の甲状腺がんは事故後3年以内の発見で、乳幼児のがん患者もいないことなどから、高性能の機器を使ったことで、これまでは見つけられなかった症状の無い患者を見つけた可能性が高いとした。

福島県が事故後、県内の18歳以下を対象に実施している検査で、33人の甲状腺がんが見つかっている。〔共同〕
****************************************************************
 引用以上

 国連WHOやIAEAには、アレバ社(フランス電力)など国際原子力村から委員が送り込まれていることが知られているが、彼らは原発の利権を守るため、原発放射能が無害であるとの詭弁を宣伝するのに必死である。
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021030901138&g=int

 彼ら(世界原発村)の主張は、
 【甲状腺がんに関して「子供や胎児を含めあらゆる年代で、被ばくによるがんの増加が確認されることは考えにくい」と指摘。診断例が増えているのは「高精度のスクリーニングにより、甲状腺の病変が従来考えられていたより多いこと」が判明したため】

 だが、「高精度の検査機器によるスクーリングによって、いきなり2000倍もの甲状腺癌が発見された」とする彼らの主張は、実に滑稽である。それなら、原発事故以前のスクーリングは、江戸時代製の器材でも使っていたのか?
  
 がん専門医が語る福島の真実 2020/03/12 中川 恵一 東京大学医学部附属病院放射線治療部門長
 https://ieei.or.jp/2020/03/special201706034/

【福島では、もともと子供たちが持っていた「無害な」甲状腺がんを、精密な検査によって発見しているにすぎません。がんが「増加」しているのではなく、「発見」が増えているのです。
 県民健康調査検討委員会の評価部会も「小児甲状腺の多発と放射線被ばくとの関連は認められない」とする中間報告を公表しています。国際原子力機関や国連科学委員会といった国際機関も同様の報告を行っています。

 小児甲状腺がんの検査は東京で行っても、福島と同じ割合で患者が見つかります。そもそも、すべてのがんが、放置すればどんどん大きくなって命を奪う病気というわけではありません。とくに甲状腺がんは、微小なものまで含めると、ほとんどの高齢者が持っているといわれます。

 お隣の韓国では、甲状腺がんの検診が拡がってしまい、20年間で発見数が15倍に増えました。しかし、死亡数は減りません。もともと、このがんで命を落とすことが極めてまれだからです。
 一方、がんと告知されれば、精神的ダメージもありますし、甲状腺の全摘手術を受ければ、一生甲状腺ホルモンを飲むことにもなりますから、マイナスの方が大きくなるでしょう。甲状腺がんの検診は「無駄」というより、「してはいけない」と言えるでしょう。】
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 引用以上
 まさに、後世、原子力産業に買収された御用学者=詭弁の代表例として残るのが、上の屁理屈である。東京大学は東電から、年間30億円を超える研究費の援助を受け続けている。それは原発事故後も変わっていない。

「発見してはならない甲状腺癌」と中川恵一がこの上なく陳腐な屁理屈を述べているにもかかわらず、県民会議の専門家、鈴木眞一は、発見された甲状腺癌確定者の8割以上について手術が必要だった述べた。(後に、鈴木眞一は、県民会議を追放された)
 https://www.ourplanet-tv.org/40015/

 理由は、集団検査で発見され、診断の確定したた大半の甲状腺癌に、肺やリンパ節への転移が認められたからというもので、甲状腺癌は「発見してはならない」どころか、放置すれば死に至る恐ろしい現状だった。
 
そして、福島県における18歳以下、30万人の一斉検査で、そのときは発見できず、数年後に、癌が確定した患者は、増える一方だ。

 2015/02/11 - 07:22  2年前「異常なし」の8人が甲状腺がん〜福島県全体で117人
 https://www.ourplanet-tv.org/39309/

以上の、原発巨大事故を引き起こした東京電力の利権に寄り添って、甲状腺癌多発を隠蔽し、「甲状腺検診は必要なかった=原発事故放射能汚染は、甲状腺癌と無関係」と決めつけてみせたのが、福島県健康調査検討委員会、座長の星北斗である。

 その星北斗が、東電とがっちりタッグを組んで、原発事故被害を隠蔽、歪曲、否定してきた自民党福島県連から来季参院選に出馬すると報告された。

 【参院選2022】県民健康調査検討委座長が自民県連の出馬要請を受諾 揺らぐ検討委の中立性 2021/12/19
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-611.html

 来夏の参議院議員選挙に向け、自由民主党福島県支部連合会(県連)が福島県医師会副会長で県民健康調査検討委員会の星北斗座長(星総合病院理事長)に出馬を要請。
 星氏は18日午後、郡山市内で受諾を伝えた。

 県連会長の根本匠代議士が「即戦力だ」と絶賛するあたり、星座長の委員会運営が、原発事故後の被曝リスクに関する政府自民党の意向に沿ったものであったかが良く分かる。
 委員会の中立性も揺らぎかねない。県連は週明けに党本部に公認を申請。年内にも出馬会見を開く予定という。一方、立憲民主党は女性の擁立を視野に新人擁立の準備を進めている。

 【「評価うれしかった」】
 郡山市内のホテルで行われた「第26回参議院議員通常選挙福島選挙区における出馬要請式」に出席した星氏。県連幹部たちに三顧の礼で迎えられた。

 県連幹事長の西山尚利県議に「星北斗様には一週間にわたりまして時間をとっていただきまして誠にありがとうございます。先週土曜日、11日に第26回参議院議員通常選挙福島選挙区における自由民主党公認の最適任者として強い決意をもって星北斗さんに出馬を要請致しました。
 本日改めて出馬を要請致します。ご回答をお願い致します」と振られる形で、次のような表現で受諾を伝えた。

 「本日はありがとうございます。先週要請をいただき、熟考してまいりました。私にできることをしっかりさせていただく。福島県の役に立つ。それをここに誓って出馬を受け入れたいと思います。よろしくお願い致します」
 セレモニーは4分足らずで終了。続いて行われた囲み取材で、改めて出馬を決めた理由を語った。

 「要請を受けた時にも申し上げましたが、震災以降、一生懸命やってきたことを評価されて、そして『お前にできることがあるはずだ』と言っていただいたことを、本当にうれしく思ったという表現を使わせていただきましたが、本当にそう思いました。そしてわたしまだ57ですので、これから精一杯です、この力を福島県のためにという想いに立って、そして出馬をさせていただく…非常に重い決断であることは分かっていますが、そういう決断をさせていただきました」

 テレビ局記者から具体的な公約について問われたが、星氏は「具体的な公約を公表する段にはありませんが、先ほど来おっしゃっていただいているように、県民の健康、特に子どもたちの健康の問題。そして街の様々な資源を活かした街づくり。人口が増えるような、そんな県土。そういうものをつくっていきたいというのが基本的な考え方です」と答えるにとどまった。

 自民党県連幹部に三顧の礼で迎えられ、出馬要請受諾を伝えた星北斗氏。県連会長の根本匠代議士は「即戦力だ」と絶賛した=郡山ビューホテルアネックス「山桜」

 【座長職「関係者と相談」】
 参院選には捲土重来を目指す岩城光英氏(元法務大臣、2016年7月の参院選で落選)も出馬を模索しているが、西山幹事長は「県連としては星さんを選んだということ」としたうえで、「ちょっと生意気だけど、最初からわれわれは、福島県のために複数期にわたって活躍できる人材を育てるんだ、育成するんだと。それが大原則だった。それに復興創生もまだこれからですし、県民の健康とか子どもたちの健康もこれからも守っていってもらいたい。
 やっぱり福島に愛着がないと駄目。そういった観点から、どちらかというと医療の色が強いが、われわれが最適任だと福島のなかから選定させてもらった」と星氏擁立の理由を語った。

 県連会長を務める根本匠代議士は、受諾を受けて「即戦力だ」述べた。
 「非常に熱い想いで決断していただきました。受諾をしていただきました。心から御礼を申し上げます。なぜ星さんを擁立したいと考えたのか。2点申し上げたい。1つは東日本大震災以降、福島県民の命を預かり、健康を管理してきた。星北斗さんが中心となって県をはじめ行政当局と、そして医療関係者を束ねてしっかりと制度を作り上げた。

 そして分かりやすい納得のできる説明責任を果たしていただいた。そしてコロナ対応。行政当局と医師会を中心に関係団体と中心になって協力して引っ張ってきた。この医療提供体制、福島県は非常に優れた医療提供体制を作り上げていただいたと思っています。その意味でこの間の星北斗さんのリーダーシップ、そして制度を作り実現をする政策調整能力、政策実現能力、これがまさに参院候補として即戦力だと思っております」

 星氏は福島県医師会副会長を務めるとともに、医師会から推薦される形で県民健康調査検討委員、そして委員の互選で座長を務めている。筆者は囲み取材で質したが、星氏は「すぐにここで辞めるとか辞めないとかではないと思いますので、関係者ときちんと話をしたうえで然るべき対応をとりたいと思います。具体的な様々な役職につきましても皆さんと相談したうえで適切に対応したいと思います」と答えるにとどまった。

 星座長の運営を巡っては委員会内外からの批判も根強い。委員会後の記者会見ではリュックを抱えたまま臨み、終了と同時に会場を飛び出したことも

【10月に再任されたばかり】
 実は、星氏は10月15日に開催された第43回委員会で座長(任期2年)に再任されたばかり。「もうこりごりだ、という想いが全く無いと言えば嘘になるかもしれない」、「非常に大変で疲れる仕事」と筆者に語ったこともあるが、2013年から山下俊一氏から引き継いで4期8年にわたって座長を務めてきた。

 今回が5期目となるが、出馬となれば「医師会副会長も含めて辞めなければならない」(県連幹部)。ではなぜ10月の委員会で座長就任を断らなかったのか。水面下での打診があったはずだ。
 星氏は「そんなことを言われてもその時には全くこの話はなかったわけだから。もうちょっと早く言ってくれれば対応の仕方もあったのに」と筆者に苦笑交じりに答えただけだった。

 「『県民健康調査』検討委員会設置要綱」では「座長に事故があるとき又は座長が欠けたときは、座長代行が、その職務を代理する」と定められている。筆者は、座長代行を務める稲葉俊哉委員(広島大学原爆放射線医科学研究所教授)への相談や報告についても問うたが、星氏は「相談したのは家族だけ」と回答。他の委員への報告に関しても「その義務があるのかないのか分からないけど、県と相談します」と答えた。

 星氏の出馬について、県民健康調査検討委員会をウォッチし続けている医療関係者は「熟慮した結果、出馬要請を受諾したというような形になっているが、周到に準備されたものでしょう。福島県医師会報の12月号では旧民主党政権を批判しています。まるで立候補表明のような特別寄稿です。検討委で環境省の言いなりになっていたのも選挙のためでしょう。自民党支部の会計担当もしていたようですし…」と検討委の中立性について疑問を呈している。

 参院選まで半年以上あるが、いち早く名乗りを挙げた自民党。一方の立憲民主党は女性を軸に新人候補の擁立を模索しているという。共産党関係者は「野党共闘を前提に準備を進めている」と話しており、元職の岩城氏が非公認で出馬すれば参院選は星氏、岩城氏、野党共闘候補、現職の増子輝彦氏(無所属、自民系会派に所属)による争いになりそうだ。
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 引用以上

 これで、星北斗が、原発事故を受けた県民健康調査会議で、一貫して原発事故と、事故前の2000倍にも上る甲状腺癌多発の因果関係を徹底的に否定し、検査機器のスクーリング精度のせいと決めつけてきた、本当の理由が、自民党と東電の友好関係にあったことがあからさまに暴露された。

 星北斗の参院選立候補の選挙運動資金には何の心配もいらない。バックに東京電力がついて、数十億円の単位で資金援助し、運動員も東電社員が動員されることが確実になったからだ。

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 追記
 12月16~18日、全国的な規模で、とりわけ日本海側中心に、空間放射線量のスパイクピークが現れた。
 https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/

 以下は、東大阪観測点のもの


senryou01.jpg

  
原子力規制委員会のモニタリングデータは、操作され改竄されている可能性があるので信用できず、さまざまなデータを確認したが、結局、スパイク状ピークしか確認できなかった。
 もし、原発由来の放射能漏洩であるなら、継続的なカーテン状の異常線量が確認できるはずだ。
 それで、結論として、冬型気圧配置で、流れ込んできた寒冷気団にラドン(ビスマス214)などが雪雲に溶け込んで降下したものと考えた。

 ラドン222の半減期は4日以下で、ビスマス214に壊変し20分程度で消えてしまう。上空に、ラドンが滞留すると数日間は、ビスマス214が生成され、雨水に溶け込んで、609Kの強いガンマ線を出し続ける。
 降雨時に、一時的なガンマ線スパイクピークが出る原因になっている。

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 追追記

 先ほど送られてきた写真 モンゴルの人が本日、東京から大阪にバス移動したときに車窓から撮影

20211219jisinkumo.jpg

 私は45年間地震雲の観測を続けてきたが、こんなすさまじいのは初めて見た
 数日中にM9クラスがおきる可能性があるかもしれない

 追ってきた写真 薄いが帯雲が写っている
 202112192jsin.jpg


多忙につき、本日は桜井ジャーナルから引用します

2021年12月18日 | 未分類
 VAERSへ報告されたCOVID-19ワクチン接種後に死亡した人の数は2万人を突破  2021.12.18
 https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112170000/

 「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は12月10日現在、前の週より358名増え、2万0244名に達した。

 以下の図表は、ワクチンを打った約100万人に現れた症例。
 死亡が2万超、恒久的障害を負った人が、約15万人など。

  covid01.jpg

この数値はアメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)​への自主的な報告に基づいているのだが、過去の例から実際の1%未満あるいは10%程度にすぎない言われている。実際はこの10倍から100倍、つまり20万人から200万人に達すると見られている。

 接種が始まる前から「ワクチン」がADE(抗体依存性感染増強)を引き起こすと予想されていたが、接種が始まると帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が発症、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害も指摘されている。4月から問題になっているのは年少者の心筋炎や心膜炎だ。

 中長期的にどのような副作用が現れるかは不明だが、「mRNAワクチン」で使われている有害なLNP(脂質ナノ粒子)は肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されているので、卵子に影響して不妊につながる可能性もある。

 こうした医療利権にとって好ましくない情報をインターネットで大きな影響力を持っているシリコンバレーのハイテク企業が検閲し、排除している。こうしたハイテク企業が情報機関と協力関係にあることは有名だが、薬品会社はそれ以上に長く情報機関と関係してきた。

【アマ註=グーグルは、新型コロナワクチンの否定的情報をネット上から排除すると宣言している。
 グーグル検索は新型コロナワクチンの健康被害情報を隠ぺいしている ほかの検索エンジンを使おう http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/516.html】
 http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/273.html

 第2次世界大戦後、アメリカでは軍や情報機関が心理操作を目的とするプロジェクトを進めている。1950年には「ブルーバード」を開始、その翌年にCIAのチームは東京でソ連とのつながりが疑われた4名の日本人を尋問、その際にいくつかの薬物を試している。結局、ソ連との関係を白状し、4名は射殺されて東京湾に沈められた。
 1953年に始められた「MKウルトラ」は有名だ。(Stephen Kinzer, “Poisoner in Chief,” Henry Holt, 2019)

 尋問に使われていた幻覚剤のLSDを製造するのは、言うまでもなく、薬品会社だが、毒薬の開発も進められた。日本で1995年に使われたサリンをCIAは1970年代に暗殺のために使っていたと言われている。

 1948年1月26日に東京都豊島区の帝国銀行椎名町支店で12名の行員が殺された「帝銀事件」では遅効性の青酸化合物が使われたが、こうした薬物を入手、使用できるのは生物化学兵器部隊の元隊員だろうと警察の捜査官が考えたのは当然だ。

 日本における生物化学兵器の開発は軍医学校、東京帝国大学医学部、京都帝国大学医学部が中心になって行われていた。
 毒物や病原体の効果を調べる目的で生体実験が行われたが、そのために中国で部隊を編成している。「関東軍防疫部(731部隊)」、「関東軍軍馬防疫廠(100部隊)」、「南方軍9420部隊」、「北支那方面軍1855部隊」、「南支那派遣軍8604部隊」などだ。特に有名なのは「731部隊」だろう。

 この部隊の隊長を1936年から42年、そして45年3月から敗戦まで務めたのは石井四郎中将。日本の敗北が不可避になると石井たちは日本へ逃げ帰り、1946年にはアメリカ軍の対諜報部隊CICの尋問を受けていることになるが、これは厳しいものではなかった。

 その過程で石井はGHQ/SCAPの情報部門G2の部長を務めていたチャールズ・ウィロビー少将と親しくなり、日本側の資料や研究員はアメリカにおける生物化学兵器の研究開発で中心的な存在であるキャンプ・デトリック(55年からフォート・デトリックに格上げされた)へ運ばれている。

 アメリカでも生物化学兵器の研究は行われていた。1943年にUSBWL(陸軍生物兵器研究所)がキャンプ・デトリックに創設されているが、研究開発が本格化するのは第2次世界大戦の後。日本やドイツから生物化学兵器に関する資料がアメリカへ引き渡され、日独の研究員が合流してからだ。
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 引用以上

 岡田晴恵教授の告発と731部隊 2020年03月02日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1048.html

 石井四郎731部隊長は、敗戦直前に、本土に逃げ帰った。戦後の取り調べにおいても、最初から米軍やCIA(当時は軍中央情報局)とツーカーであり、岸信介の口添え(巨額の麻薬売上金を上納してA級戦犯指定を解除させた)によって自由の身になった。

 最初の住居は、故郷、成田市芝山加茂ではなく、新宿区若松町だった。そこから徒歩五分で戸山の国立予防衛生研(感染研)に出勤することができた。
 石井は、若松町で旅館を経営していたといわれるが、厚生省感染研との関係は定かでない。

 だが、戸山の予防研の敷地は、戦前、731部隊日本本部が使用していた。そして、1989年、この土地で大量の人骨が発掘された。
 人骨の多くに、拷問を受けた痕跡があり、731部隊が生体実験を行い、捕虜を殺害し、地下に埋めたものが明るみに出たのだ。
 https://jinkotsu731.web.fc2.com/

 京都大学と石井四郎 2021年02月22日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1412.html

 新型コロナウイルスに関係する利権は、厚労省が大半を握っていて、731部隊後裔の厚生省医官たちの伝統を受け継いだものだ。
 私は、ワクチン接種が、731部隊による中国数十万人の生体実験犠牲者と強く関係しているように思えてならない。