何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ベスト・完成

2015年07月09日 07時05分57秒 | Weblog
10年以上前に、千日連続ライヴをやろうと決めて、その間に売るCDとして、一発録りの弾き語りアルバムとして、ほんの2~3日で録音からミックスまでやってのけた。ミックス技術はど素人だったから、高音がぎすぎすした、ザラザラの音だったが、みなさんにご祝儀として買ってもらっていた。が納得のいかない音質だから、それでもいいと言ってくれる人にだけ売っていた。

だが今回、ミックスのノウハウも少しわかって、イメージを越える音質を演出出来るようになって驚いた事がある。
高橋忠史のギターテクニックの凄さだ。一曲目の「影」イントロはまるで数本のギターを使って演奏しているようだし、2曲目3曲目の「忘れないで欲しい」「摩天楼の夢」では、高橋忠史以外、世界中のどのミュージシャンも、アコースティックギター一本の弾き語りで、ここまで切れのいいハードロックを演奏を出来る奴はいない。
自画自賛かも知れない、いや病気になる前の高橋忠史はほんとに凄い。
15曲入りのベストだが、頭の3曲でぶっ飛んでしまうぜ。

ミックスにのめり込んでしまって、どうやら風邪をひいてしまったみたいだ。熱が出てきたようで、ミックスの仕上げをしながら、なんども布団に潜り込んでちょびちょび眠ってます。

昨日の朝これを書いていましたが、半端でなく身体が重くなって、起き上がれなくなりました。昨日からご飯もたべれません。

このしんどさは、生まれて初めての経験かも。

立ち上がるのに超時間がかかります。