死ぬまで作り続ける

先日の日曜日、富山県から松原さんがやって来て、車椅子で僕をじゃぶじゃぶ池公園に連れて行ってくれました。
その時、歩行器も運んでくれてじゃぶじゃぶ池を１周しました。
そんな時松原さんが撮ってくれた写真をフェイス・ブックに投稿したら、いいねを６０人以上の人から頂きました。
みなさんとつながっていると、確認できて嬉しかったですありがとう。

昨日の朝、テレビを見ていて釘付けになってしまった。
１０代でガンができ余命半年と宣言されても入院と手術を繰り返し結婚までした２５で亡くなった女性のドキュメントだった。
最後の最後まで、死の恐怖は誰にも見せなく明るく振舞っていた、が。
最後にガンが転移して子供を産めない身体になった時、彼女の目から涙がこぼれた。

２５歳で亡くなった彼女と６５歳を過ぎても生きている僕とでは比べようがないけど、死と向き合って生きている共通項がある。
身につまされて見ていた。
みんな、繋ぐ事に必死なんだ。
命と意識を、さ。

僕は男だから命は繋げないけど、意識は繋げる。
生きている限り唄い続けたい。
そんな思いは変わるものではありません。
でも、話すのが大変になってきました、と同時に唄うのも。
１１月３日のライブでは、まだ何曲か唄えるでしょうがその後となると自信がありません、情けない話ですが。
だから、諦めるとは言いません、どうなるか分からないけど続けます。
小脳は縮んでしまっても大脳は健常に生き続けます。
話す事が出来なくなっても、夢は描けます。
先日、わざわざ富山県から逢いに来てくれた松原さんが言ってくれたように、皆さんの力を借りて続けます。
表現方法は形を変えてやっていけるとして肝心の表現者が何を訴えてゆくのか？。
それは新作作りしかありません。
死ぬまで作り続ける。
言葉を絵筆にして今日も多くの人に伝わるように、言葉を選んで描いています。

　　　めぐり逢い

迷い続けるこの旅で
どれだけの人と出会うだろう
明日を夢見て突進め
がむしゃらに突き進め

何が起こるか分からない
落とし穴だらけの道だけど
明日を夢見て突進む
よそ見しないでまっすぐに

たどり着けないゴールはない
あふれる奇跡をすくいとり
まさかの夢を叶えてみせる
諦めない限り　諦めない限り

別れゆく人も居る
二度と会えない人もいる
悲しみ苦しみ　越えるたび
君はきっと強くなる

迷い続けるこの旅で
どれだけ出会いがあるだろう
明日を夢見て突進め
がむしゃらに突き進め


　　　　道

明日へ続くこの道を　突進め
阿弥陀くじのように　さまよう迷路
楽して歩ける道など何処にも　見つけられないさ
乗り越えつかみ取るんだ　夢と希望を

君の吹きかけた息で　動きはじめた
この世はくるくるまわる風車（かざぐるま）
いろんな色を　一つに溶かして
乗り越えつかみ取るんだ　夢と希望を

＊（繰り返し）
　　行く手をはばむ　いばらの道も　落とし穴も
　　なぎ倒して　這い上がれ　あきらめないで
　　乗り越えた　頂（いただき）の　向こう側には　
　　希望って奴が　輝き　待っている


明日へ続くこの道を　思いのままに
必ずたどり着けると　信じているんだ
楽して歩ける道など何処にも　見つけられないさ
乗り越えつかみ取るんだ　夢と希望を

＊（繰り返し）
　　行く手をはばむ　いばらの道も　落とし穴も
　　なぎ倒して　這い上がれ　あきらめないで
　　乗り越えた　頂（いただき）の　向こう側には　
　　希望って奴が　必ず　待っている




……………………………………………………………………………

高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート　自宅アパート
1870004　東京都小平市天神町2-15-2-203

(西武新宿線　小平駅　南口下車徒歩１０分）
車で来られるかたはアパート内の駐車場、車止めが白いペンキで塗られている所に止めてください。

11月 3日１４時００分～
料金　無料
（カンパ　おひねり　受け付けます）
サポートミュージシャン　ギター・日高靖志
　　　　　　　　パーカッション・神山大輔

　……………………………………………………………………………

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これからの病気との闘いを助けてください。
余裕のある方だけ、もしよければブログの購読料として、みなさんの支援（カンパ）お願いできたら有難いです。
決して無理せず余裕のある方だけ、お願いします。
可能な限り今まで通り、ブログ書き続けますので読み続けて下さい。
読んでくれてる人が居てくれるだけで僕の生きる力になります。


セブン銀行　　カーネーション支店
普通預金口座　　0513518
高橋忠史

セブンイレブンでなくても銀行、郵貯、信用金庫、ネットバンクから振り込めます。
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1870004
東京都小平市天神町2-15-2-203
　　高橋忠史

高橋忠史のフェイスブック
https://www.facebook.com/tadashi.takahashi.7902

メールアドレス
　　singsong@nippon.email.ne.jp
電話　　０９０－８８４９－０９０７

出会って良かった

　　　めぐり逢い

迷い続けるこの旅に
めぐり逢いが続く旅
明日を夢見て突進め
がむしゃらに突き進め

何が起こるか分からない
落とし穴だらけの道を
明日を夢見て突進む
よそ見しないでまっすぐに

たどり着けないゴールまで
通り過ぎても気が付かず
まさかの夢を叶えてみせる
がむしゃらに突き進め

別れゆく人も居る
二度と会えない人もいる
悲しみひとつ　乗り越えるたび
君はきっと強くなれる

迷い続けるこの旅に
めぐり逢いが続く旅
明日を夢見て突進め
がむしゃらに突き進め

アメリカ映画トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の邦画タイトル「めぐり逢えたら」が下敷きだ。
単純なラブ・ストーリーものだが、僕は好きだ。
人性は出会いと別れの連続だ、自転車ツアー、ウォーキング・ツアー、１０００日連続ツアー、沢山のお宅に泊めてもらった。
その度に出会いがあり別れがあった。
長い付き合いになるかも知れないと思っても、それっきりで二度と出会いのない人も居れば。
この人とは付き合いきれないと思っても、忘れた頃に出会ってそれから一生の付き合いになる人も居る。
出会いは様々だし、別れも様々だ。。
立場が違えば反発するし、その逆の立場になれば、引き合う事もある。
励まされたり励ましたり、バネにされたりしてみたり、出会いが人の人性を大きく左右するものなら。
僕との出会いが、人性の悲しい出来事にならないように。
僕と出会って良かったと言ってもらえる生き方を選びたい。


　　バリア・フリー

みんな違ってていいよ　誰もが笑ってる
行って見たいねそんな国　まぼろしか
足りない所を　おぎない合って
誰もが一緒に　生きてゆく
　みんな違ってていいよ　笑顔のあふれ出す
　そんな時代を　作ってゆくのさ　力合わせて

みんな違ってていいよ　笑顔のあふれだす
そんな素敵な国を作ろう　夢から始めて
凸凹だらけの　荒れた大地を
ならしてゆくんだ　力を合わせて
　みんな違ってていいよ　たいらな道を
　歩いてゆくのさ　作ってゆくのさ　肩組み合って


みんな違ってていいよ　いつも一緒だね
得意のパーツを組み合わせあって　凸と凹でさ
足りない所を　おぎない合って
誰もが一緒に　生きてゆく
　みんな違ってていいよ　誰もが笑ってる
　そんな時代を　作ってゆくのさ　力合わせて

みんなで一緒に歩き出す　違いを認めあい
誰もがそれぞれ違うゴールで　テープを切るのさ
瞬発力なら負けるけど
持久力なら負けないさ
　みんな違ってていいよ　誰もが一等賞
　そんな時代を　作ってゆくのさ　力合わせて



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高橋さんは唄えなくてもいい

　 マイ・ホームタウン

　オーオー　マイ・ホームタウン
　背伸びするのは止めよう
　無駄が宝の夢家（や）　ただのホッとする場所や


ふらふら歩いて歩き続けて　ここまで来たが
これからどちらに向かえばいいのか分からず　立ちすくむだけ
外に出れば　闘いつかれて　自分を見失い
濡れた子犬のように 逃げ出したくても　震えているだけ

　オーオー　マイ・ホームタウン
　疲れたなら帰ろう
　無駄が宝の夢家（や）　ただのホッとする場所や
　オーオー　マイ・ホームタウン
　背伸びするのは止めよう
　無駄が宝の夢家（や）　そしてホッとする場所や


自分を殺してマニュアル通りに生きてみたけど
教科書通りの笑顔じゃとうてい　誰も救えない
他人の評価を　気にしすぎて　自分を見失い
個性をなくした　代用品に　成り下がってゆく

　オーオー　マイ・ホームタウン
　疲れたなら帰ろう
　無駄が宝の夢家（や）　ただのホッとする場所や
　オーオー　マイ・ホームタウン
　背伸びするのは止めよう
　無駄が宝の夢家（や）　そしてホッとする場所や

夏の暑い盛り、病院に入院している時作った詩が、唄になって僕の頭の中では響いてる。
唄としてイメージは出来ているものの、唄えるかどうかは分からない。だから出来ないというんじゃなく、１１月３日うたう努力をします。
いい唄になりました、伝えたいと思います。

昨日、松原さんが富山県からやってきてくれた。
ライブの日に来れないからと、僕に逢う為だけにやってきてくれた。
今は介護の仕事をしているからと言って。
僕を外に連れ出してくれた。
嬉しかった。
室内で使っている歩行器も一緒にもって出てくれて、じゃぶじゃぶ池を１周回った。
秋晴れのいい天気、車椅子で公園まで運んでくれて、思いもよらぬ歩行をさせてくれた。
昔から書いていたと言う、習字を絵文字にした立派な額縁の人性句と写真を置いて、次のライブは参加したいと言って、帰っていった。
・・・「高橋さんは唄えなくてもいい、詩を書いて歌を作り続けるなら、それを私が字に起こして展覧会をすればいい、そこに高橋さんが居ればいい、そして唄えればもっといい。」・・・そう言い残して。

　　　この道

君と歩いた　この道を
築き続けた　この道を
夕陽の赤が　染めてゆく
二度と戻れぬ　この道を

苦しみを　分かち合い
悲しみを　越えてゆく　
ぬぐった汗と　流した涙　
かけがえの無い　宝物

　雨上がり　水溜り
　水面に映る　浮かぶ雲
　凸凹だらけの　この道に
　いつか虹が　掛かるまで
＊　君と歩いた　この道を
　　築き続けた　この道を
　　振り返えるたび　立ち止り
　　そして明日へ歩き出す


君と歩いた　この道を
築き続けた　この道を
夕陽の赤が　染めてゆく
二度と戻れぬ　この道を

先の見えない　明日へと
曲がりくねった　この道を
ひたすらにただ　突進む
二つの影が　融けるまで

　雨上がり　水溜り
　水面に映る　浮かぶ雲
　泥にまみれた　この道に
　いつか虹が　掛かるまで
＊（繰り返し）


　命の華

七色の虹で
作った夢よ
どこまでも
舞い上がれ

息を吹きかけて
生まれた命
この宇宙へ
舞い上がれ

＊この世に　産まれ
　そして　この世で　育ち
　この世に　生きて
　そして　この世で　消えても　消えても
　　七色の虹で
　　作った夢よ
　　どこまでも
　　舞い上がれ


命の華を
咲かせてみよう
この宇宙へ
舞い上がれ

＊（繰り返し）


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常に次のステップ

フェイス・ブックに沢山の友達申請いただいてますが、これまでに沢山の人に出会っているので忘れてしまっている事もあります。
ただ申請されても受け付けにくいので僕に対する思いをメッセージ下さい。
メッセージ頂ければ、順次受付させて頂きます、よろしくお願いします。

言葉を絵筆に変えて、詩を書いてみた。
「風を起こして」・・・どんなものだろう。
病気を知ってから３年毎日ブログを書いて来た。
もうライブは出来ないと、皆さんとつながれる唯一の手段として、そして次に何が出来るか分からないがその為の、文章力の向上を目指して、ブログを書き続けている。
健常な頃、詩を書くのが大変だった。
何を訴えていいのか分からなく、だから言葉も出てこなかった。

詩から唄になるように言葉を選んでいる。
この作業も毎度の事だ。
死ぬまで作り続ける、これも自分にかしたテーマだ、やり続ける。
唄と言う作品は、自分の口から吐き出された瞬間聞いている人のものになる。
作者にとって作品作りは永遠のものである。
受ける受けない人の評価は様々だが、年齢によって作品の形は変わってくる。
だから、作る人間は作り続けなきゃいけないんだ。
聞く人が立ち止っても。

　　　風を起こして

すべてのものを　えぐり取るように
吹きすさぶ　嵐の中を
若さを武器に　怖いもの知らずで
がむしゃらに　突進んできた

やがて誰もが　いつか歳を取り
激しい嵐も　おさまって
漂う様に　命をころがし
落ちてゆく夕陽を　眺めているだけ

＊　終わってしまったのか
　　遣り残した事はないのかと
　　問いかけながら　振り返る日々

　　はかない命
　　砕けちまってもいいのさ
　　しょせんは消えて　亡くなるものを
　　もう一度風を
　　起こせないものか
　　もう一度風を
　　起こしてみようか


おだやかに幕を　閉じるも良し
ガキンチョのまま　生きるも良し
立ち止れば　風は止むだろう
動き始めれば　風は吹くだろう

＊（繰り返し）

おかしな話だが、歳を取って言葉のボキャブラリーが増え　、難病を患ったおかげで、伝えたいことがハッキリし、テーマさえあれば表現方法に困ることなく、次から次に雨が降るように出てくるようになった。

これも、国をだまし刑務所にまで入った、音楽事務所の社長の言葉のおかげだ。
それはこんな言葉だ。
・・・今出来ている事もいつかは出来なくなる、その時の事を考えて常に次のステップを踏む準備をしておかなきゃならない・・・

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何気無い一瞬が、人性を左右

　　　風を起こして


えぐり取るように
吹きすさぶ　嵐の中を
若さを武器に　怖いもの知らずで
がむしゃらに　突進んできた

誰もが歳を取り
立ち向かう　力も無くし
漂う様に　命をころがし
落ちてゆく夕陽を　眺めて暮らしている

＊もう終わってしまったのか
　遣り残した事はないのかと
　問いかけながら　振り返る日々
　もう一度風を
　起こせないものか

　　恥を恐れずに
　　砕けちまってもいい
　　しょせん消えて　亡くなる命
　　もう一度風を
　　起こせないものか


おだやかに幕を　閉じるも良し
ガキンチョのまま　生きるも良し
立ち止れば　風は止み
動き始めれば　風は吹く

＊（繰り返し）


今日か明日、松原さんが富山県からやってくる。
身体が動いていた頃、松原さんのお宅で唄わせてもらったようだが覚えていない。
だが松原さんと黒部渓谷に行った事は覚えてる。
だがあいにくの悪天候で何も見れなかった。
当時松原さんは富山県の青年団の会長をしていたような気がする、て強引な僕を仕方なく受け入れてくれたのだろう。
ウォーキング・ライブ・ツアーのはじまりは富山県からだった。
レコードも廃盤になり、音楽事務所からも見捨てられ家族を養う為にダスキンの新聞広告で就職して働いていた。
その頃、鷹の台駅近くの上水新町のアパートに住んでいたのだが、たまたま隣に住んでいた安念さんと食事する事になった。
そこで歩き旅の話をしたらお兄さんが富山県砺波市の助役である事を知り、すぐさま連絡した。
安念さんのお兄さんは若い頃青年団をやっていてその当時の知り合いが日本青年館で理事長をやっていると情報をもらった。
早速次の日、あいに出掛け全国につながりのある青年団とつながりをもつ事が出来た。
おかげで僕は全国の青年達から、沢山の事を教わってウォーキング・ライブ・ツアーも成功させる事が出来た。

上水新町のアパートに安念さんが居なかったら、その時点で歌う場所もなくしていただろう。
そういう意味で富山県は、僕にとって、何の係わりもない、大切な場所なのだ。
何気無い一瞬が、人性を左右しかねない、とっても大切な瞬間になることもある。
何気無い一日をあなどってはいけない。



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助け合って、補い合って、生かされている

僕の経験の中では、最高の音楽を作りあげた。
時間も場所もまったく違う録音状況を、まるで同じように聞かせるのに膨大な時間が掛かったが、１５年以上掛けたミックス・ダウンが終わった。
最高に心地よい音が作れた。
世界一の音が出来たと、僕は思っている。
あくまでも自己満足の世界だけど。

残り３曲はギター一本と唄だけの、いわゆる弾き語り。
目指していた音作りだ。
たった一本のギターとは思えない音に仕上がった、まさしくオーケストラだ。

「まつりばやし」
実際にはありえない、空間のゆれを演出しました。
「輩」
一本のギターを左右に振って幅を持たせ、弾き語りの醍醐味を、深めました。
「天流」
窓際に置いたマイクが鳥（鳴き始めた鶯）と、コラボした勝坂ならではの録音です。

どんな生き方も優劣はない。
それぞれがそれぞれに役割を果たして生きている。
その役割にも大小はない。
競い合って生きてる訳じゃない。

助け合って、補い合って、生かされているんだ。
僕にもきっと生きる意味がある。
ボロボロになりながら生きてやる。

子供の頃に夢見た、演奏から音作りまで全部一人でやりきる。
その夢が６６歳を越えてやっと実現できた。
録音でしか出来ない一人の世界。
音作りを終えてやっと出来ました。
「熟成」。
ギターしか弾けない男が色んな楽器に挑戦しました。
諦めない限り夢は実現するを、実践しました。



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人と人がなかなか分かり合え無い

僕の人性、困った時助け舟を出してくれる人が必ず居る。
金には恵まれないが、人には恵まれている。

江間さんには色んな場面で助けてもらった。
１０００日連続ライブが途切れそうになったとき、多くの人に助けてもらったが江間さんもその一人だ。
東北の地震災害があった後、ソング・ライターとして現地を生で見ておくべきと、みずからやっている観光会社の江間観光企画のツアーに無料で連れて行ってくれたり。
もう録音は出来なくなってしまったがそこで生まれた歌もある。
「融和」はほんの３０分で作った曲だが、曲作りにいたるまでの過程が、江間さんとの出会いから始まっている。
そしていまだに彼のことを理解できていないなさけない僕がいる。

人と人がなかなか分かり合え無い事を、唄った、人は人にわかってもらいたいと思っているのに、他人の気持ちを理解しようとしない、それは夫婦間でも同じだ、他人の気持ちが分からないからこそそれを分かろうとするから人性は、楽しくも苦しくもある。

それを物語っているのが「勝坂」だ。
自然界の弱肉強食が、理不尽な事だが、安定を則す。
美しさも醜さも、喜びも悲しみも自然界の弱肉強食がもたらしてくれる。
それを物語っているのが「勝坂」だ。

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民間アパートの４．５畳

「七重の甍」の録音場所は、一番長く住んだ小平市たかの台の民間アパートの４．５畳の居間だ。
結婚して、東京の麻布に住み、子供を育てる為に小平市に住み。
それ以来ずーっと(病気が発覚する直前６ヶ月ほど足立区に居たが）小平市に住んでいる。
家賃が払えなくなってアパートを出なくなった時、典子さんの涙を見た、結婚した後どんなに苦しくても涙を見せた事が無かった典子さんが、初めて見せた涙こぼした涙だった。
そんなアパートで最後に録音した曲だから、思い入れも深い。

磐田青年会議所の人達の思いと、高橋一良さんのふるさとの思い、それに僕の曲がのかって出来た唄だ。
「七重の甍」是非賞味あれ。

そして８曲目は「融和」タイトルは磐田市の江間さんがつけた。
アメリカの大統領、ブッシュ親子の親ブッシュが起こした湾岸戦争。
その日僕は埼玉県川越市でコンサートだった。
その日、戦争の起こった日に平和を願った思いがこの曲を作らせた。

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高橋忠史

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1870004
東京都小平市天神町2-15-2-203
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電話　　０９０－８８４９－０９０７

国分寺まつり

ミックス・ダウンが止まらない。
全体に更に薄くリバーブを掛けサラウンドのコンプをかけた。
一体感が出て、音が丸く伸びやかになった。
これで終わりにしよう。

7曲目は「七重の甍」作詩は高橋一良さん。国会議員の秘書もやり、（静岡県磐田市）市議会議員としての仕事をしながらも音楽好きで僕と昔から関わってくれていた。
春野町に居た頃、僕にとっては突然のメールで高橋さんから送られてきた。
一良さんとの出会いは磐田市にある、おけがや沼を自然破壊から守ろうと言う運動から生まれた「トンボ・カントリーソング」のレコーディングを前に所属していた才谷音楽出版から依頼されてからだった。

それ以来顔を合わすことも話す事もあまりなかったが長い付き合いだ。
その彼からメールが来た、むげに断る事もできず、その当時詩の意味も理解しないで適当に作った。
適当だったから自由な発想で曲作りできたのか僕には珍しいマカロニ・ウエスタン調の曲に仕上がり、いまだに磐田市の一部の人達に愛されていて、毎年開催されている「国分寺まつり」の会場内では流され続けているようだ。

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高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート　自宅アパート
1870004　東京都小平市天神町2-15-2-203

(西武新宿線　小平駅　南口下車徒歩１０分）
車で来られるかたはアパート内の駐車場、車止めが白いペンキで塗られている所に止めてください。

11月 3日１４時００分～
料金　無料
（カンパ　おひねり　受け付けます）
サポートミュージシャン　ギター・日高靖志
　　　　　　　　パーカッション・神山大輔

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手づくりアルバム「熟成」の曲紹介

更に音の良くなった手づくりアルバム「熟成」の曲紹介です。
色んな出来事が起こるので、なかなか一気に紹介できませんが、だれも期待してないでしょうからぼちぼちと行きます。
５曲目の「風をおこして」は、今は静岡県の県議会議員をされている江間さん、当時ＪＣ、磐田青年会議所の会長をしていた時に磐田の歴史をモチーフにしたアニメ映画の主題歌が欲しいと言って台本を渡され作った曲だ。
カントリー・アンド・ウエスタンのオブリガードギター奏法を屈指した演奏方法で子供の頃からあこがれていた。
これも教えてくれる人は居なかったのでこの曲作りで４０年掛かってやっと出来るようになった。
曲としてはその１０年後に作ったこのアルバム１曲目の「壊れかけたギター」（１０００日連続ライブのイメージ）や、３曲目の「君住む町まで」（歩き旅のイメージ）でも、この奏法を屈指している。

次の曲「雪渡り」、も、静岡県春野町の山の中で作った曲だが、頼まれたのは、宮城県鳴子町今の大崎市の親子ほど歳の違う高橋佳弘君だ。
僕が歩き旅をしていた頃一緒に歩いてくれた。
ちなみに「雪渡り」と言うタイトルは彼の作ったお酒の名だ。

この曲はカッティングギターが中心の演奏法だが、さりげなく難しいカッティングだ、僕は簡単に弾いているが、唄いながら弾くのはかなり難しい。
世界でこのカッティングを使っているのは僕だけかもしれない。
そういう意味でもこのアルバム、アコースティックファンにとっては貴重なものかもしれない。

明日に続く。

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