ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

白骨温泉へ

2012-11-27 00:00:01 | 出張
この処・・・長野では天候不良が続いており、撮影出来る日が少ない。

因って、天気の良い日を選んで撮影する事に・・・。


世間は連休だと言うのに・・・仕方が無いので、撮影に出かけた。


今回の現場は、かの有名な白骨温泉のまだ上・・・。

どちらかと言うと、上高地に近い。


要は・・・殆ど山の頂上なのだ。


そこは当然、標高が高いのである。


多分、1400m以上はあるだろうか?

先日降ったと思われる雪が所々に残っていて、日陰は既にアイスバーン。

そこは既に、下界とは別世界が広がっていた。


夏ならいざ知らず、この時期は標高が高いイコール寒い・・・と言う事になるのだが、
今日は冬型の気圧配置で下界でも一段と寒かった。

それを、山に登って来たのだから寒さも際立っていた。



歩くこともままならない様な、超危険な現場の撮影作業は無事終わり、逃げるように
直ぐに麓へ向かって降りてきた。


そんな冷蔵庫の様な所に、流石に何時までもいる訳には行かないのである。


途中・・・道路工事で交互通行になっていたので、信号待ちをしていると、何かいる?ではないか。


良く見ると・・・カモシカだった。




どうやら、擁壁の横で日向ぼっこをしているようだ。


そこで・・・声を掛けてみた。


カモシカも呼ばれて?かどうかは知らないが、こちらをじっと見ている。

しかし、逃げる様子は全くない。



良く見ると・・・鼻水が垂れている?ではないか。


流石のカモシカも、今日の寒さには少しこたえたのだろう。

しかし、これからもっと寒くなる。

その姿を見て、自然界で生きていくことは・・・如何に大変かと言う事をしみじみと思った。


HDMI変換アダプターが好調

2012-11-26 00:00:01 | マテリアル
この処・・・マルチコプターとして開発した0.5Wタイプのビデオトランスミッターと共に、
オプションで販売しているHDMI変換アダプターが良く売れている。

このジャンルの空撮では、コンデジやミラーレスの1眼レフが、如何に多く使われているかと
言う事の証明では無いだろうか?


そこで・・・気を良くして増産した。


ここに、生産したその一部を紹介したいと思う。



実際の商品は・・・軽量化の為に、厚手のヒシチューブ仕上げである。

見た目は・・・些かチープの感は否めないが、その性能は侮れない。


興味のある方は・・・一度試してみて欲しい。

アンチノイズ電磁式シャッタースイッチ

2012-11-24 13:59:38 | マテリアル
過日・・・あるユーザーから、聞いた事も無いカメラにシャッタースイッチを取り付けられないか?との、
問い合わせを受けた。

どの様なカメラか?と尋ねると・・・どうも、オリンパスのミラーレス1眼レフカメラらしい。

私は、お恥ずかしいことに、そのカメラに付いて何も知識を持ち合わせてはいなかったのである・・・
と言うか、その存在すら知らなかったのである。


通常、弊社で使用しているカメラは、他のメーカー製が殆どなので、眼中になかった。


そこで、空撮用途ではチョットマイナーな(失礼)カメラ故、取り敢えずチャレンジしてみるので
送って欲しいと言う事になった。


勿論・・・初めて行う事なので、出来なかったらゴメンネ!と、一応、逃げ道は作っておいたのは
言うまでもない。

その事はユーザーも了解済みだが・・・仮にも、弊社を信用して預けて頂いたのだ。
ダメもとで・・・と、言っては頂いたが、多分期待をして頂いている事だろうと思う。

弊社でも今回に限らず、常々受けた以上は何とかしてあげたいと考えている。


数日後、基板から新規に起こして・・・・ワンオフと言う事で、それは形になった。


これが今回特別に製作した、オリンパスOM-D専用の、リモートシャッタースイッチである。



このリモートシャッタースイッチ・・・レシーバーの空きチャンネルにその先端のコネクターを差し込み、
プロポ側でリバース設定を行うだけで、タイムラグの無いシャッター操作がプロポ側で行えるのである。

JR及び双葉製のプロポであれば、特に難しい調整は必要ないので、そのまま使用出来る
スグレモノなのだ。

申し訳ないがサンワ製のプロポでは、極性の違いや動作確認が出来ていない機種があるので、
その動作の保証はないが、極性だけ合わせて頂ければ、多分正常に動作するだろう。


それから、今回は特別にカメラが2台同時にシャッターが切れる様に2接点とした。


これは・・・後々、弊社のアルチメーターをご使用頂く際に、スーパーインポーズでディスプレイ画面に
シャッター枚数を表示できる様にする為である。

実際にそのユーザーが・・・弊社のアルチメーターをご使用頂く予定が有るのか?は、定かではないが、
淡い期待を抱いてその仕様にさせて頂いた。

S設計さん・・・アルチメーターTKF-A2000を宜しくお願い致します・・・なんちゃって。


このカメラ・・・後日返却予定なのだが・・・ユーザーの喜ぶ顔が目に浮かぶ・・・。




木枯らし・・・吹き荒れる

2012-11-19 20:57:07 | 出張
先週末から天気が悪い。

今日も現場は・・・木枯らしが吹き荒れていた。


東京では、昨日木枯らし1号が吹いた・・・と、ニュースで報じていたが・・・
こちらでは、そんなモノは、とうの昔に吹いてしまい?・・・既に何号なのかも判らない。


紅葉で落ち切れなかった、木々の枯葉は・・・風で真横になったり、空中に高く
舞い上がったりしている様な状況だ。

枯葉散る夕暮れは~♪などと言う様な、生易しい状況ではない。(チョット古いが・・・判るかな~)



それは見るからに・・・寒かった。



その上、今日の風は乱流・・・機体は、その風で翻弄された。

先ほど、その撮影から無事帰ったが、明日の撮影の為に、これから機体の点検を行う。


因って・・・今日は、写真の掲載は有りません・・・悪しからず。


これからの時期の撮影・・・気が重くなる今日この頃である。

テレビ番組の収録

2012-11-18 10:32:32 | 出張
先日、某テレビ番組の収録にお邪魔した。

勿論・・・撮影自体は順調に進み、無事に終了した。

それは乱流の中での撮影であったが・・・後日、良い評価を頂いている。


弊社の撮影業務を、ハイクオリティー且つ、安全に遂行する事は勿論なのだが・・・
私の関心事は、実は別の処にあった。

それは・・・カメラマンの動きについてである。


流石に・・・プロのカメラマンの動きは、理にかなっていて全く無駄が無いのである。

常に後の作業の事を考えながら、撮影をしていると言う事で有ろうか?


下の写真は、離陸準備を行っている時にタマタマヘリに搭載したカメラから撮影したものである。



多分、せせらぎの様子を撮影していたのだと思われるが・・・本題の目的とする撮影とは違っていた。

何故・・・その様な撮影が必要なのだろうか?


良かったら・・・皆さんも考えてみて欲しい。