ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

予報は曇りの筈だったが・・・

2016-11-09 09:14:50 | 撮影
この日は・・・撮影後の長距離移動が控えていた為、早めに現場入りした。



この付近の天気予報は・・・曇り後、夕方から雨との事だったので、
態々リスクを冒して、この日に撮影する事となっていたのである。

処が・・・朝から良い天気・・・さしずめ小春日和であって、曇ってくる気配は微塵もなかった。

現場南側にはビルが建っており、その影が現場を半分以上も覆っていたので、
綺麗に仕上げられた現場をこのまま撮影するのは・・・流石に忍びなかった。

そこで・・・雲待ちと、相成った。

予報では・・・西から天気が崩れてくる。

西側の空を恨めしそうに眺めて・・・数時間。

遂に・・・その時が来た。



雲が遮光する一瞬を捉えて・・・ドンピシャのタイミングで撮影する事が出来た。

これには現場の先生も・・・歓喜の声を上げて喜んでいた。

先生曰く・・・空撮でこんなに感動したことはなかった・・・と。

撮影者冥利に尽きますね~・・・弊社も、お役にたてて嬉しいですね。



強風で雀も・・・

2015-02-14 06:37:48 | 撮影
毎度の事だが・・・この時期の撮影は強風続きで、まったく嫌になる。

この日も、強風警報が発令されている中での撮影となった。

何でも・・・最強の寒気団が南下して来ているそうな。

天気図をみると、その寒気団の縁の辺りに現場は位置していた。


その為、雲の動きも慌ただしく、露出がコロコロ変わる。

昨今のデジタルカメラなら、然程問題とならないような状況下でも、
完全マニュアルのSW/CEでは大問題なのだ。


地上でも・・・時折突風が吹き、体が持っていかれそうになる。
上空を見上げると・・・当然のことながら、飛んでいる鳥など一羽もいない。

多分、気流の乱れが著しくて飛べないのだろう。


ふと近くの電線に目をやると、沢山の小鳥が電線に停まっているのが
見える・・・雀だろうか?


しかし・・・何んだか様子がおかしい。

鳥が停まっている電線は一部だけで、他の電線には停まっていないのだ。

不思議に思って、近づいてみた。


近づくにつれ、増々おかしい・・・鳥・・・じゃない?


小鳥の正体は・・・こんなハリボテだった。


こんなものが、世の中に存在するなんて・・・ビックリ。

強風時に、今まで鳥だと思っていたのは・・・もしかしたら、これだったのか?


その後、撮影は無事終了。

その帰り道、天気は急速に回復し、現場近くの有名な山もクッキリと見えた。

どうせ回復するなら、もっと早く回復してくれればいいのに・・・。

じぇじぇじぇ・・・な一日

2014-02-08 08:45:36 | 撮影
元来・・・多分、この地方には「じぇじぇじぇ」などと言う方言はない。

勿論・・・私が居を構える長野県にも、そんな言葉はないのである。

それなのに、何故そんな方言が口をついて出てしまうのだろうか?


その理由は・・・私自身、なかなか「アマロス」から抜け出せないでいる
からだろう。

毎年年末に発表されるこれらの流行語だが、往々にして
時間の経過とともに、人々の記憶から消し去られてゆくのが常。

ただ・・・この「じぇ」と言う方言は、他の流行語とは違って、
意図して作られた言葉ではない事に加え、その地方では実際に
毎日使われている日常的な言葉と言う事なので、もしかしたら
廃れる事などないのかもしれない・・・などと、勝手に屁理屈を
こねているのだが、これ程、強烈な印象を与える方言は他にない
のではないか?と、私は考えるのだが、皆さんは如何お感じだろうか?


・・・少し話の趣旨がずれたので、ここで修正して本題に入ろうと思う。

この日の撮影現場までの移動途中、前日から吹雪に見舞われた事は
前回の投稿でもご報告した処であるが・・・その作業当日・・・
現場に到着してみると、朝から暴風が吹き荒れていた。

その上、顔に何か固いものが容赦なく叩きつけてくるではないか?

強風で巻き上げられた砂塵か?・・・どうもそうではないらしい。

恐らく・・・非常に細かな霙であろうと思われた。

思われた・・・と言うのは、顔に当たった瞬間に溶けてしまうのか?
それを確認する事が出来なかった為で、あくまでも推測ではある。

それはあたかも、以前エジプトで遭遇した砂嵐の様でもあった。


そんな状況にも係わらず・・・現場では数十人の方々が、着々と
撮影準備を進めていた。

マサカ・・・普通は作業中止でしょ・・・と、そんな言葉が
思わず口をついて出てしまったが、その状況から現場の
「ヤルゾ」言う、気迫に近い本気度が伺えた。

現場の作業員さん達も、ほんと大変なのである。


しかしそれらを考慮しても、安全上撮影出来るかどうかは・・・
別問題なのである。


けれど、撮影を中止出来る様な雰囲気では無い事が、
ひしひしと伝わってきた。


そんな状況から後には引けず、いやいや機体を車外に引きずり出した。


でも・・・そんな現場の事情や感情に流されてはマズイのである。
リスクが高い状況に変わりはないのだから・・・。

そこで現場の担当者には、これ以上天候が悪化した場合には、即時
作業を中止する旨を伝え、了解を取り付けた上で作業を開始した。

その時点で風速は平均で8m~・・・時折、10m以上の突風が吹いていた。

離陸時、スロットルスティックを上げ始めると・・・メインローターの
回転が上がりきらないうちに、勝手に機体がヨタヨタと離陸しようとする。

こんな時は、通常よりも転移揚力の影響が大きいので、
機体を離陸させるだけでも細心の注意を払う必要がある。


その後・・・強風の中、慎重かつスピーディーの内に無事作業終了。

あたかも、機体が着陸したのを見届けた様に、天候が急変。


いきなり・・・大粒の雪が襲ってきたのである。


片付けも早々に、機体を車の中に押し込む。

自分も車に逃げ込んで、外の状況を撮影した。



ここでお断りしておきたい事がある。
上記は・・・あくまでも、撮影終了後の天候状態である。

この様な状況下で撮影する事は、危険が伴うので
決して実施してはならないと考えているので、
くれぐれもお間違いなき様お願いしたい。


その後・・・逃げるように現場を後にした。

処が、高速の入り口には一部区間通行止めの表示が・・・
厄介なことになった。

その状況から渋滞する国道を回避して、山道を迂回するハメに・・・。

処が・・・その山道が、また~困った事になっていたから
さあ大変。



地元の車が・・・ノーマルタイヤでこんな道を、平気で?
行き交っているから始末に悪い。


ノーマルタイヤで坂道を登れなくなったトラックや、
スピンして対向車線に飛び込んだり法面にぶつかっている車が一杯・・・
果たして、この人たちの気は確かなのだろうか?

既に登れなくなっているのに・・・まだアクセルを踏んでいる者さえいる始末・・・。
当然・・・後ろは大渋滞。


迷惑なのを通り越して、危険極まりない状況だったが、この様な状況にも係わらず、
現場で外に出て交通整理をしていた警察官はただ一人・・・多分地元の駐在さんだろうか?

こんな時ほど、もっと警官が外に出て街頭指導を行うべきではないのだろうか?



これでは・・・何のために態々遠回りして迂回して来たのか判らなかった。

こんな状況で、30km程の距離を3時間ほど掛けて通過した。


苦労して、予約している宿泊先に到着したのは、どっぷりと日が暮れてからだった。

その時・・・明日は本当に帰れるのだろうか・・?と、一抹の不安がよぎった。


一晩あけて・・・予感は見事?に的中。
この島から・・・何処へも出る事が出来ないでいる。

そんな訳で今日一日・・・宿泊先で愚痴をこぼすはめとなった。








新年のご挨拶が遅くなりました。

2014-01-12 10:45:00 | 撮影
皆様・・・新年あけましておめでとうございます。

今回の年末年始休暇は、大体9連休の方が多かった様ですね。

弊社でも、世間様に足並みを合わせる形で、表向きは9連休を頂きました。

しかし9連休もしてしまうと・・・休み明けから目が回る様な状態に陥ってしまう事に・・・。

そんな訳で、本ブログでのご挨拶が遅れました事、お詫びすると共に、本年も宜しくお願い申し上げます。



上記の写真は・・・昨年末世界遺産に登録された美保の松原から富士山を望んでみました。

久しぶりにいい天気

2013-12-04 13:20:42 | 撮影
久しぶりに良い天候に恵まれ、撮影作業もスムーズに終了した。

この日のターゲットは・・・過去にオ○○○ック会場にも使用された、この施設である。



そのイベントから、既にかなりの時間が経過している訳だが・・・、私は初めてここを訪れたのである。

ジモピーのくせに、と言われそうで・・・何だか恥ずかしい。