ウフフ・・・パート２

前回のブログで、弊社が製作した、変なジンバルをご紹介した。

その後の動作テストを、Ｇ君に代行して貰った。

私は・・・他の野暮用の為、そちらに手を取られてしまったからだ。

Ｇ君・・・何だか、最初は手こずっていた様だったが・・・
その内、予想に反して実に巧く動作する・・・と言いながら
私の所に見せに来た。

そこで・・・２人で調整を繰り返しながら、その動作状況を観察した。

その後、調整を重ねるにつれ・・・新たな問題点が露呈してしまった事から、
まだまだ改善の余地が有る事が判った。


しかし・・・この状況は想定内で、別に落胆する様な事ではない。

そんな事は、至極当たり前の事なのだ・・・何故なら、このクラスのこの手の雲台は、
世界中で多くのメーカーが、しのぎを削って開発を行っている真っ最中で、何れもなかなか
モノにならない曲者なのだ。

それに・・・予約を受け付けているメーカーは有るが、まだ何処のメーカーからも販売すら
されていない品物である。


それを私が・・・チョロチョロっと加工して形にしただけで、最初から全てが巧く行っては、
それらのメーカーに失礼と言うモノ。


それに、それ程簡単に仕上がる事は無い筈だとも・・・最初から割り切っていたし、
私には胸の内に秘めた、次なる改善策を当初から準備していたのである。

それなら・・・何故最初から対策を行わなかったのか？と、ツッコミを入れられそうだが、
その理由は・・・大嫌いなフライス加工を施さなければならなかったからに他ならない。

現状・・・何時でも加工する事は出来るので、必要に応じて追い加工を施せば良いとの
考えだったが・・・それが現実のモノになってしまったのである。


そこで・・・その対策を行うべく、これから大嫌いなフライス加工を行う。

だけど・・・フライス使うの嫌だな～・・・要は、気が乗らないのである。


もしもこれから施す対策で、巧く事が運ぶ様な事があったとしたら・・・次は、
ミラーレス１眼専用雲台を作るハメになる。

そうかと言って・・・今取り組んでいる雲台を早く完成させたいジレンマもある。


そんな私の心境を察してか？更にプレッシャーを掛けるが如く・・・Ｇ君は、
既にその雲台用のモーター他のパーツを用意して、手ぐすねを引いているのである。




その事を考えると・・・益々気が乗らないのである。

いっそ・・・今日はこのまま、ビールでも飲んじゃおうかな～？

ウフフ・・・

今日は・・・天気が悪い。

暇で特段する事も無いので・・・思い立って新しい雲台を作った。

勿論、その主要部はキットや市販品では無く、予てから温めていた
頭の中の青写真を、形にしたものだ。

しかし、今回は短時間で仕上げたので、FreeFly製３軸ジンバルのパーツを流用した。
と言っても・・・実際に使用したのは、パイプとクランプ位だが。


そして・・・これが出来上がった訳だが、その性能は如何に？



このカメラを搭載した状態で・・・ウエイトは３ｋｇジャスト。


この雲台・・・果たして巧く作動するのだろうか？

取り敢えず、これから制御系をつないで・・・作動させてみるつもりだ。

もしも巧く作動したら・・・機体に搭載して実際にテストを行う。


もしも・・・目が点になる様な高品質な画像が撮れてしまったらどうしよう・・・？

市販する・・・・？

ヤッパ・・・自分だけでつかおっ～と・・・。

気になる結果・・・その３

今回は、グローエンジンとガソリンエンジンの振動の違いに付いて検証する・・・
と言う事で、その関連記事をブログに掲載し始めたのだが、肝心のインプレッションが
なかなか始まらないので、皆さんを多分ヤキモキさせているに違いないだろう。

そこで、あまり焦らせてもいけないので・・・ここで結論を先に言おうと思う。

ＧＴ１５ＨＺの振動に付いては・・・想像した通り、非常に少ないモノであった。

今回のテストだけで判断するのは勿論早計だが、ガソリンエンジンだって、
巷で悪く言われる程、振動が多いなどと言う事は、ヤハリ無さそうだ。

しかし私の話だけでは、皆さんには俄かに信用して頂けないだろうから、
何れ機会をみて、ＹｏｕＴｕｂｅにでも動画を載せたいと思っている処だが、
取り敢えずフライト中の写真をアップで撮ったので判断して欲しい。



この写真を良く見て欲しい・・・少しは、振動の少なさが伝わったのではないだろうか？

もしも、巷で悪く言われる様な振動が本当に有るとすれば、マフラーに装着した
排気エルボーや尾翼等がブレるので、その部分が太く写ったり、薄く映ったりしている筈だが、
少なくてもこの写真からは、それらは窺い知る事は出来ない。

疑い深い人は、もしかしたら高速シャッターで撮影したのだろう・・・
などと思うのだろうが、実際にはコンデを使用してフルオートで撮影したので、
シャッタースピードがどの位なのかも判らない。


少なくても、私がこの機体を飛ばした限りでは、エンジンを換装する前と
後では、明らかに後（ＧＴ１５ＨＺ）の方が振動が少ない。

これは・・・オーナーでもあるＳさんも同意見であった。

この機体・・・まだまだ慣らしの途中で、時々ブツブツ言いながらの
（別に文句を言っている訳では無い）フライトではある。

少し燃調も濃いめの様だが確実に調子を上げていて、
本格的なフライト調整が出来る日も近い事だろう。



次回は、ＧＴ１５ＨＺのキャブ調整に付いてご報告する。

気になる結果・・・その２

今回は、ＧＴ１５ＨＺの話題の続編である。

前回のブログで、そのエンジンを搭載したエアースキッパーの
初飛行に成功した事は、既にお伝えしている。


早速、そのフライトインプレッションをお伝えしたい処だが、
今回は、そのユーザーであるＳさんの、飛行後の表情から
結果を感じとって頂きたいと思う。



Ｓさん・・・果たして、満足して頂けたのだろうか・・・？

気になる結果は・・・

前回は・・・９たろうの話題をお伝えした。

方々から、あのネズミはどうなったの？・・・と、
よく聞かれるので、近況をお知らせした訳だが、
ご報告した通り既に野生に戻したので、今後は
話題に上る事も無いと思う。

９たろう・・・元気に暮らしてくれれば良いのだが・・・。


と、言う訳で・・・皆さんが、多分気になっていると思われる、
ＧＴ１５ＨＺの話題には、１回インターバルを入れさせて頂いた。


その話題だが・・・前回のブログが、尻切れトンボの様な終わり方をしたせいか？
実際に飛んだのか？・・・と、聞かれる事が多い。

その内容から・・・おそらく、巧く飛ばなかったのだろう・・・と、
思われていたらしいのだ。


何か・・・皆さんの期待を裏切る様で恐縮だが・・・それは、いたって普通に飛んだ。



そのＧＴ１５ＨＺエンジンを実際に使用してみて感じた、インプレッションやフライトフィーリングについて、
もう少しお伝えしたかったのだが、今晩、一杯やる約束をしていた友人が、１５分も前にホテルの
ロービーに着いたと連絡をしてきた・・・ほんのいましがた前の事である。

そこで今回は・・・時間の関係で、フライトインプレッションを止む無く次回に持ち越す事とする。