ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

出航のセレモニーに驚かされる

2014-11-28 18:12:02 | 出張
悪天候に阻まれ・・・なかなか作業できる日がなかった
かの島の撮影作業だったが、ラストスパートの末、Gさんのサポートもあり、
何とか無事終了した。

全く気の抜けない作業工程で、滞在中は胃の痛い毎日だったが、
取りあえずこれで緊張から解放される。


そして東京へ向け・・・いよいよ出航の時を迎えた。

フェリーの上から地上を見回すと、大勢の島民の方々が
見送りに来てくれていた。

その中には、お世話になったペンションCBの旦那の姿も見える。


暫くすると・・・勇壮な太鼓の音も聞こえてきた。


これが毎回の事なのか?私には判らないが、とにかく
盛大な見送りだったと思ったのも束の間・・・出航後には、
更なる感動的な見送りセレモニーが待っていた。




この人達は、港からフェリーが出る所まで、何キロも送ってくれたのである。

これには流石に感動したが・・・何時から、こんなセレモニーが行われているのだろうか?

少なくとも以前私が訪れた15年前には、こんな盛大なセレモニーは行われていなかった様に記憶しているのだが・・・加齢とともに忘れてしまっただけ?

○○○スペシャル・・・?

2014-11-27 20:00:00 | 出張
過日終了したある島の調査で、撮影に使用した機体は何んなんだと・・・
仲間内から度々尋ねられていた。

その時は、その内ブログにでも掲載するよ・・・などと言っておきながら、
戻った翌日からまた出張に出てしまった為、そんな事を言った事すら
忘れていた。

勿論・・・現在も出張したままだが、珍しく今日の作業で大凡の目途がついて
ホテルにEarly check in 出来た事から、何か忘れている事に気付き、
久々にブログを投稿する気になった。


仲間内が気にしている問題の機体は、これだ・・・。



・・・とは言っても、皆さんには一見普通の機体と
別段変わったところが無いように見えると思う。

しかしこの機体・・・業務用にフレームを専用設計しているのと、
制御系をロジカルにインストールできる様にしている。

またフレーム剛性を高め、全体的に耐久性を向上させているのだ。


実はこの機体、以前フレーム他をワンオフで制作したままに
なっていたのである。

理由は・・・構っている暇がなかったからに他ならないが、
時間が出来た時にでも制御系を搭載して、そのうち業務で使おう
・・・なんて考えから、そのままになっていた機体である。
(2013.5月に掲載した、ブログも見てね~)

因って、キャビンも塗装すらしていない状態で、
何だか・・・殺風景でしようがないが・・・最後まで仕上げないのは、
弊社の悪い癖ではある。
しかし、調子が良い機体が他に何機もあったので、さして緊急性も
無かった訳だ。

皆さんには、青いフレームが見えるだろうか?
多軸のマシニングでもあれば簡単にできて良いのだが、
勿論弊社には、そんな高価で便利な代物はない。

因ってジュラ板から、フレームを1枚1枚加工するのだから、
とにかく時間が掛かってしょうがない。

ワンオフの主な理由は・・・そこにあって、
要は・・・時間が掛かるので面倒なのだ。

因って、必然的に制作コストも掛かる訳だが、それでも物好きな
2社にほぼ同様のフレームを御購入頂いて、調子よく使って頂いている様で
感謝したい。



それを弊社のG君が、急遽決まった今回の調査の為に
ハンガーから引ぱり出してきて、私の出張中に、
Z15を移植して急造した機体であった。

私はそれを一度も飛行させる事無く、かの島へ持参したのであった。

その訳とは・・・かの島へ赴く前にも出張続きで、その出張から
会社に戻ったのが、出発日の前日夜遅く。

その時すでに、機体を含む機材一式は、トランスポーターに
格納されていた。

一抹の不安を抱えつつも、それを横目でみて、翌日の早朝には
東京のフェリーターミナルに出発したという訳だ。


果たして・・・結果は如何に・・・?

同行したG氏からは・・・そんな暴挙に出て大丈夫?とも言わしめたが・・・
気になる結果は、皆様のご想像にお任せするとしよう。



上記は、そのヘリから撮影したH島の二見港である。

現在この島では、この港周辺に、240人程の島民が
寄り添う様に生活をしていると言う。

当然私たちも、2泊だけこの一角にあるペンションにお世話になった。

土砂災害警報発令

2014-11-11 12:30:00 | 出張
台風20号はとっくの昔に通り過ぎたというのに・・・
毎日嵐の様な気象条件が続いている。

毎日・・・雨・強風で日照時間ゼロの日が続いている始末。


連日の雨の影響で、総雨量が規定量を上回ったのか?
先程、某道路が通行止めになった旨の村内放送があった。


これはリアルタイムの情報である。


その2時間前には・・・既に土砂災害警報が発令されており、
避難所を設けた旨の放送も流れている。


当然・・・弊社の作業もままならず、恨めしく空模様を眺めるばかり。

それでもと思い、現場へ向かう道すがら・・・いつもは無いはずの所に、
幾筋もの滝を発見。



正に、幻の滝である・・・が、そんな呑気な事を言っていられる状況はとうに過ぎた。

天気が・・・最悪

2014-11-04 20:40:46 | 出張
通常11月ともなれば、流石に台風など発生しないと、タカをくくって
25時間半も船に揺られてやっとの事で南の島に辿りついた。



処が・・・奴はしぶとくも、再び発生した。

振り返れば・・・18号・19号と、河川の氾濫状況の撮影依頼があり、
避難勧告が出ているのにも係わらず、夜中から増水した河川の堤防を
徘徊していた。

因って台風など・・・金輪際御免こうむりたいと思っていた矢先、
またまた遭遇してしまった。

何という悲劇、運の無さ・・・ほとほと呆れるばかりである。



当然・・・撮影作業の進捗状況はかなり悪い。

この分だと・・・明日は、多分大荒れになるだろう。

このフラストレーションのはけ口は・・・何処に向ければいいのだろうか?