ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

警備会社が・・・ドローン侵入を検知???

2015-05-23 00:00:00 | ドローン
昨今巷では・・・ドローンは無限の可能性を秘めているなどと・・・
嘘か誠か?はたまた妄想か・・・とも思える様な情報が
飛び交っている。

はたしてその実態は・・・如何なのだろう。

そんな中、一昨日の報道で・・・ある警備会社が、ドローンが
工場等への侵入を企てた場合を想定して、予め設置したセンサーで
最大半径150m程度で飛行しているドローン(マルチコプタ)の
プロペラ音を感知して、データベースから機種や使用者(操縦者)の
特定を行える技術を開発したとの事。

ニュースの映像では、至近距離でホバーリングしている
ファントムから発せられるプロペラ音から検証を行っていた様だった。

マルチコプターが登場してからと言うもの、色々な企業・個人が、
色々な切り口で、新しい事業を構築しようとして切磋琢磨している・・・
と言うか、蠢いている実態がある。

何故・・・大手企業までが、その様な事にまで十分な見識を持たずに
手を出すのか?

多分その理由は・・・たとえその事が用をなさなかったとしても、
企業イメージとして、最先端技術を持っているかの様なアピールを
する狙いがあると考えるが、少なくても私には、荒唐無稽な
取り組みにしか思えないのである。


勿論弊社でも・・・20数年前から、ラジヘリの利用拡大について
様々な角度から模索・検討する中で、ラジコンヘリコプターの
有効かつ安全な運用方法について、安全性や作業効率等について
検証を重ねてきた。

この中には・・・一見出来そうだけれども、実際には技術的に
難しかったり、たとえ技術的には可能と思われても、社会通念上の
常識やモラルから一脱するので敢えて断念した技術が多々あった。


しかし、昨今マルチコプターが出現してからと言うもの、
そんな事は一切お構いなしに、思いついた事を手当たり次第実行する
様な風潮にあり、運用上のリスクが急上昇していると言わざるを得ない。

 その状況は、さしづめ無法状態の様相を呈しているが・・・
その人達曰く、法整備が進まぬ中、法的にはグレーゾーンとのたまうが、
その程度の認識で、全てをを推し進めようとしている様に、私には
思えてならない。
 しかしそこには、多くの危険が潜んでいる事を理解して欲しいと
願うばかりである。

どんなに進化した機械でも、壊れる時は壊れるし・・・壊れれば、
墜落もするのである。


更に・・・マルチコプターが市場に氾濫する昨今では、一部の
モラルを持ち合わせない運用者の、非常識極まりない様々な問題が
噴出していて、ラジヘリを取り巻く状況が一変してしまった。

その証拠に・・・あわやと思われる、重大事故に発展しそうな
動画が、YouTube等にも溢れているが・・・それとて
氷山の一角であろう。

それどころか・・・そんな危険な状況を楽しんでいるかの様な
振る舞いも目立つ。


この現状は・・・一般市民にとっても脅威であり、
我々としても嘆かわしくもあり、極めて遺憾である。

我々、古くから無線誘導による空撮業を営んできた者達が、
ラジヘリを運用する際には、其々がしっかりとした見識を
持ち合わせる中で、その運用について、其々の場面で、
その都度的確に判断し、安全に運用してきた事実を、
無にしないで欲しいのである。

少々話が脱線したが・・・報道があったその警備会社の取り組みについて、
どの程度有効性があるのか?私なりに、次回で検証したいと思う。


自然現象・・・香川にも現る。

2015-05-22 21:17:12 | 出張
本日、出張先の香川県は丸亀市で、何だか珍しい自然現象に出くわした。

その自然現象をバックに、取引先のお嬢様に弊社のラジヘリを撮影して頂いたので、
予定を変更して急遽移動中に投稿した。


何だか・・・スマートニュースに載っていた都内で撮影した写真より、
こちらの方が美しく撮影出来ている・・・気がする。

この自然現象・・・一見虹の様だが実際は虹とは異なり、上空にある雲の中の
氷の粒が太陽光を屈折させて、恰も虹の様に見える現象との事でした。

ドローンを取り巻く環境は・・・日々悪化中

2015-05-22 09:00:00 | ドローン
最近になっても・・・依然としてドローン(マルチコプタ)を
取り巻く環境は厳しく、毎日の様に何処かのテレビ局が取り上げている。

先日は、湘南マラソンの撮影中にドローンを墜落させ、スタッフに怪我を
負わせた50代の男が、違法無線局使用で書類送検された。

各報道によると・・・ドローンを使ってマラソンの様子を空撮した際に、
5.8GHz帯の電波を使用する画像伝送用の送信機を取り付けたとして、
空撮会社「フライトエディット」(東京都武蔵村山市)と、同社の男性役員
(51)を書類送検した・・・とある。

また報道では・・・無免許では使用できない周波数帯の電波の送信機を
取り付けたとして、神奈川県警大磯署は20日、電波法違反(不法開設)の
疑いで摘発したとの事。 
電波法を所管する総務省によると、ドローンを無線局の不法開設場所とした
摘発は全国で初めて・・・との報道だった。

しかし・・・そもそも、5.8GHz帯の画像伝送機器で、空中で業務使用できる
免許など、本当にあるのだろうか?

弊社の認識では、5.8GHzの無線機器を空中で使用した場合には、国の無線設備に
影響を与える可能性があるので業務用としては基本的に使用出来ない・・・との
見解だが、このことは、もう一度少し調べてみる必要があろうと考えるが、果たして
本当のところは如何なのか?後日調査結果を投稿したい。

それとは別に、一部のマニアの間では、『アマチュア無線』の実験局を取得して
使用している実態がある様だが、それらの免許は『アマチュアの通信実験』に
使用するため発行されている無線免許で、業務にも使用できるなどと言う事は
間違っても無いので、安易な使用には注意が必要だろう。

『アマチュア無線』は・・・あくまでもアマチュア用であって、勝手な解釈で
業務転用など出来ないという事を認識すべきだと思う。


また昨日は、各地で問題行動を度々引き起こした、神奈川のドローン少年が
遂に逮捕されるなど、国側の対応も一段と厳しさを増している。

当然・・・その事は、我々空撮業者への影響も計りきれないものがあり、
避けては通れない問題だと考えるし、事実撮影計画自体がスムーズに進まなく
なっている現状がある。

ドローン(マルチコプタ)を心無い輩が、勝手な解釈で使用した挙句に引き起こした
様々な問題行動によって、日々真面目にその事に取り組んでいる、全てのドローン
運用者にとっては、非常に頭の痛い問題である。

そのことを鑑み・・・先日、無人ヘリテレ推進協議会として、弊社が作成した
文書を国の担当部署へ『要望書』として提出した。

また、国からも実際にアクションがあった。

現在・・・国は『ドローン』の規制を行う一環として、運用ルールを策定中
との事。

我々が提出した『要望書』が、実効性のあるルール作りに寄与出来る事を
願って止まない。



千葉のA社の社長様から・・・

2015-05-02 09:22:02 | グルメ
一昨日の事である。

同業でもあるA社の社長様から連絡があり・・・サザエを送るとの連絡を頂いた。

四方八方を山に囲まれた長野県では、滅多に口にできない食材なので、
その連絡に嬉しくなって、おもわず小躍りしてしまった。

翌日、待望の食材が届いたので、梱包を開けてみると、夥しいサザエが笹の葉に
美しく包まれているではないか!

その量の多さに暫し思案した結果、急遽サザエパーティーと相成った。



香ばしいその香りとその味は・・・期待に違わず美味であった。

A社長・・・いつもありがとうございます。

社員みんなで、とてもおいしく頂きました。