ラジヘリ空撮

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プロペラガードは必要?

2012-11-16 20:57:11 | マテリアル
最近巷では、マルチコプターなる新種の飛行物体が大流行している。


トラディッショナルなラジコンヘリコプターと比べると、飛行時にはやや甲高い音がして、
飛行姿勢も何処となくコミカルな印象を受ける。


しかし・・・ご存知の通りこの飛行物体には、機種に因ってその枚数こそ異なるが、
固定ピッチのプロペラが複数装着されており、それらが高回転しながら飛行している。

飛行時にプ~ンと言う様な、比較的甲高い音がするのは・・・その為である。


また姿勢制御は、回転制御で・・・個々のプロペラの回転を調整しながら
機体の姿勢を調整したり推進力を得ているので、異様なハーモニーを奏でている。


一見コミカルで、見方に因れば可愛くも見えるマルチコプターなのだが・・・取り扱いを誤ると、
意外に危険だと言う事を、一体どれ位の人が理解しているのだろうか?


この事は全てに共通していると思われるが、馴染みの深い処で・・・車を例にとって考えてみよう。

公道で車を運転する為には、必ず運転免許証が必要な事は勿論だが、チャンと教育を受けて
法規を守って真面目に運転していれば・・・これほど便利なモノは無い。

処が、使い方や運転を誤れば・・・立派な凶器となってしまう。

マルチコプターもこれと同じだと、私は考えるのである。


要は・・・どんなに便利で性能が良くても、間違った使い方をすればリスクは増大するのだ。


従って・・・弊社では、TPOに合わせて機体を使い分けている。



写真を良く見ると・・・プロペラガードが付いているのが、お判り頂けると思う。


今や・・・市場に溢れかえってているマルチコプターだが、実際の業務では状況に応じた
リスクマネージメントが益々求められている。


マルチコプターを使用して業務で撮影されている皆さん・・・今こそ安全な運行管理が、
必要不可欠なのではないだろうか?