おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、立春の三溪園で観梅を楽しむの続きです。
さて、旧矢箆原家住宅前には蠟梅がひっそりと咲いていた。ここから少し歩くと「横笛庵(よこぶえあん)」がある。以前建物の中に「横笛の像」が安置されていたことが名前の由来だが、戦争の時に失われてしまったそうだ。
横笛庵を過ぎると 「旧燈明寺本堂」(きゅうとうみょうじほんどう)だ。三渓園にある三重塔と一緒に京都の燈明寺にあった建物で、1988年から5年がかりで京都から移築され、中世の密教寺院の姿が復元されている。旧燈明寺本堂も、国の「重要文化財」に指定されている。
ここを通り「観心橋」前に出る。朱色に塗られたこの橋は、大池の中州に架かっている橋で、撮影にはもってこいの場所である。この橋のたもとに紅梅が咲いていて、ほぼ満開状態だった。
三溪園の外苑を急ぎまわった観梅もいよいよ最後。大池を一周する形で、元の正門前に着いた。4時35分ごろで、夕陽も林の陰に隠れてしまったが、池に浮かぶ船が夕陽のシルエットになって、もの寂しげに映る。
観梅には、早かったが久しぶりの三溪園を楽しめた。満開のころには、今日のようなわけにはいかず、人込みでゆっくり撮影もできないのではないだろうか。三溪園は桜でも有名な場所だ。今度は桜を撮りにきてみたい。
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